「あそこの店の制服(ブラウス)、生地が薄くてさぁ。ブラジャーがスケスケなんだよね。〇〇さん(私)みたいに赤やピンクのブラジャーが似合うスタッフだったらいいんだけど…あはは」
と、昨日の朝、某部署の某さん(年輩殿方)に言われた。
このテの「昭和の香りが漂うレトロなセクハラ発言」を被るのは、本当に久々。
…自分自身、とっくに女子を引退したかと思っていたので、何故か照れてしまう。
「ひどいですぅ。
嫌です、そんな色。
…私のブラジャーは、黒ですよ、黒」
と発言してみた。悪戯心で。
途端にその部署が失笑に包まれた。
と、まあ最近の私は機嫌が良い。
昔だったらセクハラ発言にムキになったり、
「赤やピンクのブラジャーを身に付けなければならないのだろうか」
と怪し気な鬱の方に思考のベクトルが作用していたのだが。
彼の部署から帰ろうとしたときに
「…をまとめておいてよ。お願いだよ。頼むよ」
と彼におねだりされた。
予算は調整の域に到達したのだが、まだまだ忙しい。
一瞬、嫌だと思う。
でも、できなくもない。
二時間でできると見積もる。
「良いですけれど。高くつきますよ?」
と言って承諾した。
席に戻り、吉熊上司にホウレンソウ。…ちゃんとブラジャーの件も。
「そこまでして頼まれたんじゃ、仕方がないね。じゃ、やっておいてよ」
呆れ顔で言う、吉熊上司。
こんな毎日を私は生きている。
誰に見られても恥ずかしくない仕事をすることの大切さを、私は吉熊上司から教わった。
ブラウスに透けるブラジャーを見られるのは嫌だが、でも、仕事は誰に見られても恥ずかしくないものにしたい。
某さんにブラジャーで冷やかされたことよりも、店舗の人に不快な思いをさせてしまった方が恥ずかしいし、申し訳ない。
どうにかせねば。
…って、仕事は溜まる一方だ。
と、昨日の朝、某部署の某さん(年輩殿方)に言われた。
このテの「昭和の香りが漂うレトロなセクハラ発言」を被るのは、本当に久々。
…自分自身、とっくに女子を引退したかと思っていたので、何故か照れてしまう。
「ひどいですぅ。
嫌です、そんな色。
…私のブラジャーは、黒ですよ、黒」
と発言してみた。悪戯心で。
途端にその部署が失笑に包まれた。
と、まあ最近の私は機嫌が良い。
昔だったらセクハラ発言にムキになったり、
「赤やピンクのブラジャーを身に付けなければならないのだろうか」
と怪し気な鬱の方に思考のベクトルが作用していたのだが。
彼の部署から帰ろうとしたときに
「…をまとめておいてよ。お願いだよ。頼むよ」
と彼におねだりされた。
予算は調整の域に到達したのだが、まだまだ忙しい。
一瞬、嫌だと思う。
でも、できなくもない。
二時間でできると見積もる。
「良いですけれど。高くつきますよ?」
と言って承諾した。
席に戻り、吉熊上司にホウレンソウ。…ちゃんとブラジャーの件も。
「そこまでして頼まれたんじゃ、仕方がないね。じゃ、やっておいてよ」
呆れ顔で言う、吉熊上司。
こんな毎日を私は生きている。
誰に見られても恥ずかしくない仕事をすることの大切さを、私は吉熊上司から教わった。
ブラウスに透けるブラジャーを見られるのは嫌だが、でも、仕事は誰に見られても恥ずかしくないものにしたい。
某さんにブラジャーで冷やかされたことよりも、店舗の人に不快な思いをさせてしまった方が恥ずかしいし、申し訳ない。
どうにかせねば。
…って、仕事は溜まる一方だ。