世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

木蓮の朝

2007年03月12日 23時01分17秒 | Weblog
膨らみかけた木蓮を見ながら出勤した。
春らしい明るい青空と木蓮の凛とした白さのコントラストに見入ってしまう。

今日で今の部署に異動して丸6年。
明日から7年目突入する。

「〇〇店から参りました●●亮子です。職種は違いますが、一日も早く新しい業務に慣れるように頑張りますので、よろしくお願い致します」

全体朝礼での挨拶まで、今でも一字一句覚えている。
業務を優しく教えてくださったのは、Sさんだ。
経費の締め方、稟議書の流動システム、捺印の重要さ、制服の管理、株式のこと。
たった三週間しか一緒にいられなかったが、店時代には想像できなかった「優しい女性の先輩」だった。
私の中の常識「女性の先輩=こあい」が崩壊するのを感じた。

そう言えば、ドキドキしながら初めて本社に出勤したあの日の朝も、木蓮が咲いていたっけ…。

初心に戻り、明日からも頑張ろう~♪
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大奥に入場

2007年03月12日 22時57分30秒 | Weblog
久々に18時台にタイムカードを押せた!
寄り道してラテを一杯&一服。
ぷっは~!たまらんね。

今日も慌ただしく去っていった…。
苦手な某部署を後にしてから、どっと疲れが出た。
何が苦手って、あの大奥っぽい雰囲気。
年上女性がワサワサといるんである。
しかし、仕事は仕事。遂行せねば…。

「失礼します!」と、元気よく入場。
いきなり大奥の皆さんから、舐めるような視線で観察される。
超マッハで業務をこなし、「失礼しました!」と明るく去る。これに限る。

「ちょっとお待ち!」と言わんばかりに、大奥総取締役みたいな人に呼び止められる。「これ、持っていってくれな~い?」と言われ、重い荷物の飛脚を命じられる。
しがない町娘の私は満面の笑顔で「いいですよ~」と手を差し出す。
ああ、もう嫌だ。
NOと言えない町娘の自分も。

霹靂しながら帰ろうとする。
「そこの町娘!お待ち!」
というような声が聞こえるではないか。
続いては長老みたいなお姉さんに呼び止られる。
私の巻き髪を指差しながら
「あんたー、その頭、どうしたん?ブリッコね。でもどう見てもあんたがやるとホステスね」
仕方がないので最後の力を振り絞り、
「亮子でぇす!ご指名ありがとーございます!」
と笑顔で答える。

疲れた。

こんなくだらないことに労力を使用してしまった…。
足取りがフラフラだ。
これは重い荷物のせいだけではないだろう。

年に4回といえども、大奥に入場することは辛い。


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