世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

いつもの朝に追いつけ!

2007年03月13日 22時21分52秒 | Weblog
駄目な幕開けであった、今日。

1、前日、着ていく服の確認を怠ったため、今朝になり慌てる。
目星をつけておいたスカートに皺ができていたのである。
クローゼットを漁り、何とかコーディネートを完成させたが、なかなか納得ができない。

2、1で時間をロスしたため、慌てて家を飛び出す。
駅の近で、急にヘアアイロンのコンセントが気になる。
もしかしたら差したまま…いや、スイッチがオンのままかもしれない…火事になっちゃう!
嗚呼、これぞまさしく強迫性障害。
神経伝達物質セロトニンの異常はとどまるところを知らず。
認知行動療法指導をする心療内科医クマ先生の悲しむ顔がちらついたが、気付いたらダッシュで今来た道を引き返していた。
確認したらちゃんとプラグは抜かれていて、苛立ちが襲う。

3、いつもより遅めの電車に飛び乗る。
この電車でも始業時間前には到着できる。
しかし、以前、この電車に乗り、徒歩にて会社に到着したとき、上司に「遅いね。心配したよ」とイヤミともとれる発言をされたことが胸を過ぎった。
会社の最寄り駅に到着した私は泣く泣くタクシーで会社に向かうことにした。
タクシーという、なんとも高級な乗り物に乗ってしまった。
こんなこと、田舎の母に言ったら怒られるに違いない。
罪悪感でいっぱいの私を乗せてタクシーは進んでいった。
他人の目を意識して、会社近くの路地で下ろしてもらう。
料金を支払い猛ダッシュ。
何食わぬ顔でいつもと変わらぬ時間にタイムかードを打刻。
「おはようございます」と上司や同僚に挨拶をする。
上司たちも「おはよー」と普通に挨拶。

やっといつもの朝に追い付いた…。
溜息を吐きながらIDカードを首にぶら下げる。
そして何事もなかったかのように日常業務に溶け込む。

歯車が狂い出すと、途端に全てのリズムが不協和音を奏で始める我が生活。
…今夜は明日の用意をちゃんとしてから寝ようっと。
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