会社に置いてあるブラシは、スイッチを入れると、「ぶぃーぃぃーん…」と音がする。
静電気を抑えて、まとまりやすい髪にしてくれる優秀なブラシである。
商品名は「不思議なヘアブラシ TRUE」
本当に不思議なぐらいサラサラになる。
昼休みに、部内でそのブラシが話題になった。
後輩女子Cちゃんが興味を示した。
「使ってみる?」
と訊いたら頷いたので貸してあげた。
Cちゃんも私同様、長い髪をしている。
ブラシを通した横の髪はさらさらになった。
Cちゃんは感動しているっぽい。
「後ろの髪、解かしてあげようか?」
と言ったら、笑顔で
「え!いいんですか~。お願いします」
と返事されたので、彼女の髪を解かしてあげた。
彼女が甘えてきたのは、これが初めてかもしれない。
かわいい…。
柔らかくて栗色のウェーブがかった彼女の髪は、硬い髪を触ることに慣れている私の指にセンセーショナルな感動をもたらした。
私もこんな髪質に生まれたかった…。
秋の光が仄かに差すフロア。
女子二人が、髪を櫛梳りながら微笑みあっている…。
平安調かつ雅な光景が展開されていた。
静電気を抑えて、まとまりやすい髪にしてくれる優秀なブラシである。
商品名は「不思議なヘアブラシ TRUE」
本当に不思議なぐらいサラサラになる。
昼休みに、部内でそのブラシが話題になった。
後輩女子Cちゃんが興味を示した。
「使ってみる?」
と訊いたら頷いたので貸してあげた。
Cちゃんも私同様、長い髪をしている。
ブラシを通した横の髪はさらさらになった。
Cちゃんは感動しているっぽい。
「後ろの髪、解かしてあげようか?」
と言ったら、笑顔で
「え!いいんですか~。お願いします」
と返事されたので、彼女の髪を解かしてあげた。
彼女が甘えてきたのは、これが初めてかもしれない。
かわいい…。
柔らかくて栗色のウェーブがかった彼女の髪は、硬い髪を触ることに慣れている私の指にセンセーショナルな感動をもたらした。
私もこんな髪質に生まれたかった…。
秋の光が仄かに差すフロア。
女子二人が、髪を櫛梳りながら微笑みあっている…。
平安調かつ雅な光景が展開されていた。