世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

プライオリティ

2008年10月16日 22時23分40秒 | Weblog
澄みきった空の下、出勤。
雲の輪郭が柔らかくなっているのを見て、秋なんだなあって思う。
そんな優雅な気持ちは前場開始と共に海の藻屑となる。

毎日がまるでジェットコースターのようだ。
…日経平均株価は3日ぶりに反落し、終値は8,458円(▲1,089円)。
下落率は11.41%となり、87年10月20日のブラックマンデー(14.9%)に次ぐ過去2番目の水準となった。
株価をチェックしながら他の仕事も進めるのは大変である。しかし、このような異常事態の方が他の仕事が捗るということを密かに感じている。



他部署のオバサンが、物品購入申請書を10日に出したのにまだ商品が納品になっていない、どういうことか?と電話で尋ねてきた。
私はその商品を発注する担当者である。
物品購入申請書が私の机に届いたのは今朝。
その旨を申したんだが、オバサンは信じていないご様子。

「そんなはずはないわ!だって10日に出したんだもん」
と、のたまわっていた。

うるさいので無視をした。


そんなに急ぐものならば、申請書を出したあとに私に電話を寄越すべきだ。
もしくは私の机に直接届けるとか。

私を信じていないならばそれはそれでかまわない。彼女のことなんて全く興味がない。どうだっていい。


私は私の仕事をしている。

それで良いのだ。

物品購入申請書が届く→注文する。

それで良いのだ。


昔ならば電話の受話器を投げつけるバイオレンスな私だったが、今の今までそのことを忘れていたぐらい「どうでもよいこと」としてスルーできるようになった。
若干疲れるけれど。

今は、市場で繰り広げられているリアルな金の動きの方に、私の意識はプライオリティを置きたがっているらしい。
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