世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

魅惑の縮毛矯正

2009年11月01日 22時13分21秒 | Weblog
私の髪は、太い・硬い・縮毛…という三重苦を背負っている。朝はあらゆるヘアケア剤を頭にふりかけてブローをして、その後、コテでガンガン伸ばしている。機嫌の悪い朝は、ホント、髪を引きちぎりたくなる。おまけに、ここ数年は腰付近までの長さを保っているので洗髪も大変だ。乾かすのも辛い。

そんな私は半年に一度、縮毛矯正をかけている。Mr.ハビットという名の縮毛矯正である。縮毛矯正の中でもけっこう強力で、かけた部分は永久的に真っ直ぐな状態をキープできる。泣く子も黙るキングオブ縮毛矯正だ。
しかし、根本から生えてくる新しい髪は遺伝子を忠実に遵守し、チリチリうねうねなのである。髪は1ヶ月にだいたい1センチ伸びるという。するってっと、半年では6センチ。根本から6センチの部分は、なるほど、うねうねチリチリだ。このぐらいになると、纏まりも悪くなり、自力ではどうすることもできなくなる。なので半年に一度、Mr.ハビットをかける。
初めてMr.ハビットをかけたのは、新卒のとき。夏のボーナスで小金を得た私は迷わずMr.ハビットをかけた。兼ねてからの夢であったから。
あれから私はMr.ハビットの虜になった。なんせ、髪が劇的につるつるさらさらになるのである。雨ニモ負ケズ、さらさら。従来かけていた普通のストレートパーマには戻れない体になってしまった。

昼下がりに、池袋にある美容院へ。
お世話になったのは、毎度お馴染み、マイミクであるセッキー殿。優しくて素敵なお兄様である。腕も素晴らしい。私が就職してからの付き合いなので、かれこれ10年近く、私はセッキー殿にお世話になっている。転勤しても彼を追っていくストーカーっぷりに自分でも驚いてしまう。

Mr.ハビットは、
1液を塗る、放置、流す、ブロー、2液を塗る、放置、流す…といった過程を辿る。
今日は3時間かかった。セッキー殿にmixiのアプリ「サンシャイン牧場」の素晴らしさを切々と説いたりしていた。あと、アシスタントの男子がうちの弟まーくんに激似でびっくりした。まーくんも地元で美容師をしている。頑張ってるのかな、まーくん。

出していただく雑誌も面白いのだが、今日も書籍を持参した。

★「あしたの虹」(ぱーぷる)
随分前に購入したのに読んでなかった。瀬戸内寂聴先生が「ぱーぷる」というハンドル名で挑んだケータイ小説。源氏物語の一部がモチーフになっている。瀬戸内先生が一生懸命に「今どき」風に書いているのがよく分かる。さぞかし大変だっただろう。ヒカルが継母と関係を持つところまで読んだ。



★「誰も教えてくれなかった『源氏物語』本当の面白さ」(林真理子, 山本淳子)
昨日の講演会のあとに購入。読んでいると昨日の林先生の話が蘇ってくる。光源氏の年収って4億円らしい。Mr.ハビット、何回かけられるんだろ…。



長期戦の最中、セッキー殿に肩を揉んでもらった。涎が出そうなぐらい気持ちが良かった。
枝毛だらけの毛先を少し切って、毛量を調節していただいて終了。

嗚呼、忘れていた…このサラサラな感覚!!!!!!
鏡には、ご機嫌な自分が映っていた。



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