世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

市橋容疑者逮捕に思うこと

2009年11月10日 | Weblog
だいぶ前、何かの絵本で読んだ一文。
「お母さんは、
 いつも
 あなたがお腹を空かせていないか、
 寒い思いをしていないか、
 ということを考えている」

今後の人生においても、私は人の親になることは絶対にないと思う。
だから、親子の関係を思うとき、私は子供サイドの気持ちにしかなれない。
でも、先述の一文に書かれていることは理解できる。
私もそう育ててもらった(もらっている)から。

私にはファンキーな弟がいる。
「あの子は散々心配を掛けてきた」
と母はため息交じりに言う。
でも、腹を空かせているだろうと、火曜日(弟が実家に来る日)には晩御飯を作って待っている。薄給の弟が普段食べることのできない肉料理が多い。


英国人語学教師の死体遺棄容疑の手配をくぐって逃走を続けていた市橋達也容疑者(30)が逮捕された。

今朝、まだ逮捕される前、市橋容疑者の母親がテレビ番組で以下のように述べた。

「母さんです。父さんと母さんの気持ちを伝えたい。(大阪で)まじめに働いて、メモまでとって仕事を覚えていたと聞いて、ああ達也だと思いました。ありがたいことですが、あちらのご両親(ホーカーさん)のことを考えると、このようなことは許されない。親孝行したいのなら、行徳署に出向いて本当のことを話してください。お願いします」

なんて情に流されやすいのだ、と思われることを承知の上で告白するが、実はそのお母さんの言葉を読んだとき、少し泣きそうになった。
あんな子でも、親にとっては可愛い子なんだなと思った。

殺されたホーカーさんにも親がいる。
大事な娘を殺された苦しみは計り知れない。

加害者の親、
被害者の親、
どちらも悲しい。

沖縄に行くフェリーの待合所で御用となった市橋容疑者。
逃亡を続けるつもりだったのだろうか。
自首してほしかった。

もうすぐ市橋容疑者を乗せた新幹線が東京に到着する。
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