世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

あたたかいお土産

2016年09月19日 | Weblog
両親へのベトナム土産はこちら。
ハス茶、ハスのお菓子、パック、コーヒーなど。
父へは母から頼まれていたグッチの香水。



今朝は10時に起床。
朝御飯は母が作ってくれたオムライス。


両親とテレビを見ながら一服。
ベトナムコーヒーとハスのお菓子。
甘納豆のハスの実バージョン。ほんのりとハスの香りがした。
器は両親がベトナム旅行で購入したもの。



昼過ぎに車で近所の梨屋さんへ。
ここの梨はとても美味しい。



通りにキバナコスモスが咲いていたのでパシャリ。


その足で、近所にある墓へ。
震災直後に行ったきりだったりする。
先日妹に「最近、嫌なことが立て続けにあるんだよね」と述べたところ「墓参りに行くと良いよ」とアドバイスされた。
暫くぶりに行く霊園。
ご先祖様の墓地の場所が分からない・・・。

久々に行く墓地は少し小さく感じられた。
幼い頃はしょっちゅう来ていた墓地。
いつの頃からか遠くなってた。

雨の中、お線香をあげた。
なぜだか気分が安らいだ。




その後、ブックオフに連れて行ってもらった。
大混雑!!雨の日だからかな。
角田光代の作品2冊を購入。


帰ってきて、パッキング。
抜かりない妹・芋子は土曜日のお昼に「551」の豚饅と餃子を手配。



今晩、いただいた。






肉汁がとても甘くて衝撃的だった。
マツコさんが絶賛していたのも頷ける。




母が焼いてくれたマグロのソテー。


刺身用に用意してもらっていたものなのだが私は生ものが苦手なので焼いてもらった。
とても美味しかった。


2ヶ月ぶりの帰省。
心身ともに安らげた。
ありがとう、両親。



さようなら、雀宮。



と、そのとき。


ホームのベンチに腰掛けている私の前を美少女の女児が通り過ぎる。
「美人な子だなあ」と見つめる。
そのお母さんらしき人に目をやると、どう見ても友人ではないか。
「あれ?F野さん?」
と思わず声をかけたら、ドンピシャ!!
「あ~あ~あ~あ~!!」
とF野さんは絶句していた。

F野さんは幼稚園・中学校・高校時代の友達である。
林間学校の夜、TMNの木根さんの物まねをやっていたF野さん。ゲッワイ!!

最後に会ったのは、大学1年の夏休みだから・・・20年ぶり!!
懐かしい!
今日はどうやら母子でディズニーランドに行ってきたもよう。
娘さんは4歳とのこと。
そう、この子ぐらいのときに、我々は同じ「ゆり組」メンバーだったんだ。

幼稚園のお泊り会の日、神経質だった私は安定の不眠で、他の園児の鼾が聞こえる中、絶賛孤独真っ最中だった。
T村先生は鬼瓦に間違って目鼻がついちゃったような怖い人なので「眠れません」なんて言えない。
布団から抜け出し、F野さんのおじいちゃんがこの日のために捕獲してくれた、虫かごの中の蛍の光をこっそりと眺めていたことを思い出した。蛍を見たのは初めてだった。暗闇で点滅する蛍はあまりにも幻想的で、私は息を殺して見た。

あと、大学1年生の夏休みに彼女の実家にお邪魔した際、地下室に畳一畳分の巨大スピーカーが設置されてて驚いたこと。
t.komuroって感じだった。


それらのことを告げたら
「亮子さん、懐かしすぎだから!!」
とF野さん。
その笑顔もショートの髪型も小柄な体型も全然変わらない。


私が乗る電車の到来チャイムがホームに流れる。
もっともっと話したかったけれども10分では話し尽きない。


F野さんと握手して別れた。
柔らかくてあたたかくて小さな手だった。

「じゃあね」
「またね」

走り行く女児を必死で追いかけていくF野さんの小さくて丸い背中は、階段の上のほうに吸い込まれるようにして消えていった。
その背中を見ていたら、嬉しくて、懐かしくて、泣いてしまった。

三連休のあたたかいお土産になった。


東京に到着するまでは、買ったばかりの角田光代の小説を読んだ。
12星座ごとの恋愛小説でオムニバス形式になっている。
当然、水瓶座から読む。
・・・うん、やはりエキセントリックに描かれている。納得。


さて、明日からまた仕事。
ワークフローな、ワークフロー・・・。
衣替え前だから制服の申請書もたくさん来るんだろうなあ。
そういえば一昨日は吉熊上司に怒られる夢を見て跳ね起きた。
ああいうふうにならないよう、気を引き締めて頑張ろう。