世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

映画「ある天文学者の恋文」

2016年09月25日 | Weblog
今日は昼まで寝た。
二週間ぶりに太陽を見た。
晴れるのは良いけどやはり蒸し暑い。
布団を干そうかと思ったけれども結局、布団でコロコロしたので断念。

夕方有楽町へ。
映画「ある天文学者の恋文」を見た。


あらすじ
天文学者エド(ジェレミー・アイアンズ)と、教え子のエイミー(オルガ・キュリレンコ)は、愛し合っていた。だが、エイミーのもとにエドが亡くなったという知らせが飛び込む。悲しみと混乱の中、死んだはずのエドからのメール、手紙、プレゼントが次々と届く。不思議に思ったエイミーは、その謎を解くためにエドの暮らしていたエディンバラや、二人の思い出の地サン・ジュリオ島などを訪れる。やがて、エドが彼女の秘めた過去を秘密裏に調べていたことがわかり……。


監督はジュゼッペ・トルナトーレ。
私の大好きな映画「マレーナ」を手がけた人である。
音楽もエンニオ・モリコーネでばっちり。
しかも天文学者の恋文っつーんだから、宇宙が好きな自分は行くしかないな、と。



ユーザーレビューはぱっとしないし、色々と酷評されているけれども私は好きだ。
静かで美しい作品だった。


冒頭のラブラブシーンで引きずり込まれた。
そして二人の超弦理論による10次元、超新星爆発などの知的な会話が素敵すぎて字幕を追っているだけで幸せな気持ちになれた。


手紙やスマホやパソコンを駆使しながら、遺していく愛おしい恋人を寂しがらせないようにユーモラスな画策するエドに知的な優しさを感じ、遺される女子大生のエイミーの静かな成長にも感動した。



地球に輝きを届ける頃にはすでに消滅してしまっているかもしれない星に、余命幾ばくも無いであろう自身を重ねるエド。
生前、望遠鏡で7000光年の彼方にある「かに星雲」を見つめていたエドは何を思っていたのだろう。



エイミーの過去と母親との確執が死んだはずのエドのおかげで溶けていくことろ、・・・グッジョブ!
また、エドの娘とエイミー(同じ歳)がカフェで対峙するところにドキドキしてしまった。


ビデオメッセージを録画中に取り乱して泣き出すエドのシーンで落涙。
辛いよね・・・。



星は死を迎える時、超新星爆発を起こして盛大に光る。
エドとエイミーの6年間はまさにそれだったのだろう。

エンニオ・モリコーネのゆったりとした音楽が作品に合っていた。



帰りの電車で、師弟愛っていいよな、と思う。
96年頃の朋ちゃんと小室さんのような師弟愛。
エドとエイミーもそんな感じがした。扱うテーマが天文ということで余計に憧れが募る。

あと個人的に一番共感を持ったのは、オンボロなノートパソコンにイライラして「バン!」と叩くところ。
それ私もよくする!!



ある天文学者の恋文 予告編


秋の入り口にいい作品を観られた。

っつても明日は30度近く上がるらしい。
明日、何着て行こうかな。



水瓶座 オフ会

2016年09月25日 | Weblog
昨日は他部署の先輩K係長と池袋デートを楽しんだ。
まずは池袋防災館へ。


K係長が予約してくださった「防災体験ツアー」を体験。
「おかしも(おさない かけない しゃべらない もどらない)」をモットーに煙の充満する迷路状の部屋を潜り抜ける。
他の客(どこかの会社の団体さん)と一緒のツアーだったのだが、社長さんをはじめ社員同士がフレンドリーで楽しそうだった。

続いて震度7を体験。
揺れが始まったらテーブルの下にもぐりこむんだが、これが凄い揺れで。
テーブルの外に出ないようにテーブルの脚にしがみつくのがやっと。
社長さんは頭だけテーブルの中に隠して体を外に出していて社員から「社長、斬新過ぎる!!」「社長、頭かくして尻隠さず!!」と突っ込まれていた。爆笑。

最後は消火器の実践。
中身は水なんだけど、消火器って重いのな。
シアタールームで震災のビデオを鑑賞。
係員のおじさんに写真を撮ってもらった。


キティちゃんの防災シャーペンをK係長に買ってもらった。カワユス。



続いてサンシャイン。

60階からの展望は夢のように美しかった。




展望台は最近リニューアルされててスマホで面白い写真が撮れるようになっている。





今日のメインイベントプラネタリウム「イルカの星」を鑑賞。


イルカの星


アロマが漂う暗闇で満点の星を堪能。
イルカは一度陸に上がったのだが、再び海に戻った生き物なのだそうだ。

番組中「水にちなんだ星座」を紹介する場面があったのだが、みなみのうお座が紹介されるや否や「次は我々の星座 水瓶座ね」と思う我々水瓶座。
そう、K係長と私は同じ2月4日生まれなのである!!
なので考え方が同じベクトルなので一緒にいて楽しい。

そうそうイルカにちなんだ神話が衝撃的だった。

詩人アリオンがシチリア島や南イタリアの音楽会から故郷に帰る際、彼の持つ報酬に目がくらんだ船員がアリオンを殺害しようとした。アリオンは死ぬ前に琴を弾かせて欲しいと願い、船員たちはこれを許した。
アリオンが弾き始めると、どこからともなくイルカの群れがやってきて、曲を鑑賞した。
アリオンが身を投げると、イルカがその背にアリオンを乗せて故郷に連れ帰った。イルカはその功績が称えられ星座になったとされる。

船員たち、こえ~。
イルカ、良い子~。
イルカって見るからに性格がよさそうだよね。

K係長はグアムでイルカの群れを間近で見たらしい。
私もココス島で見たような記憶がある。

最後は磯丸水産で〆。





12年前ぐらい、K係長とオールしたこと、毎晩飲んでいたことを思い出す。
「若かったよねえ」と。
そんな懐かしい話をしつつ未来の話もした。
女が一人で生きていくためにはどうしたらいいかを彼女はきちんと考えていて刺激になった。
気象予報士の資格を半分パスしているので、きっと将来的にはその道で食べていくのだろう。
かっこいいし、憧れてしまう。
視野を広げて自分の道を切り開くその姿は尊くてまぶしい。
酔っ払いながら、そんなことを思った。

共に自由を愛する水瓶座。
今日見たイルカのように自由に波間を泳ぐ様はやっぱりいいよね、という話に帰結。

時間を決めて飲んだのに、気づけば終電ギリギリ。

とても充実した楽しい一日だった。








コメント (3)

ただいま

2016年09月25日 | Weblog
今日は他部署の先輩K係長と池袋で遊んできた。
先ほど帰還。
今日はもう寝ます。

K係長から可愛いお土産をいただきマンモス。
吉熊、大喜び!!




よかったね、吉熊。