三連休、「段取り八分」がブームだった。
実家を建て直す前、屋根の上にある太陽熱のパネルが水漏れを起こしていると母が父に告げたのだそうだ。
そしたら父は意気揚々と作業着に着替えて、梯子で屋根へと登った。
「きっと修理してくれるんだろうな」
という母の期待もむなしく、作業着を着用した父はそそくさと屋根から下りて
「うん、わかった」
と言い、梯子を片付けたとのこと。
一連の流れを見て呆気に取られたとは母の談。
「パパはいつも形ばかり」
「何のための作業着なの?」
と私と妹が突っ込むと
「うん。でも、段取り八分っていってね・・・」
と、しれっと言い訳。
そして三連休は事あるごとに「段取り」が大流行した。
妹ともLINEで「dandori」と無意味に送りあって、都度、爆笑した。
父は形から入るのが好きだ。
若かりし頃の彼の夢は、朝の支度でワイシャツを着ながら、ラジオから流れ出る今日一番のニュースを聞いてボタンを留める指を止めて「えぇ!?」と驚く自分に憧れていたとか。
世界のニュースに敏感な俺、みたいな。
朝の身支度をしながらも世界経済に敏感な俺、みたいな。
・・・でもそういうの、分かる!
私は彼の血を半分受け継いでいるのだもの。
そんな楽しい三連休もあっという間に過ぎ去り、今日から仕事。
今日も一日中雨だった。
ちょっと肌寒かったので、カーディガンを羽織って出勤。
午後から頭痛が酷くなってきてつらかった。
目の奥がじんじんと痛む。
退社後、頭痛が酷くかったのでお店で惣菜を買う元気も無く、餃子にした。

昨晩、雀宮から東京に戻ってきたら家がベトナム組に占拠されていた件。
吉熊、いじける。

今回の帰省では、母が吉熊と戯れてくれ(珍しい)、「このクマは表情があるねえ」なんて褒めてくれ、嬉しかった。
母からは「会社の皆さんに」ということで海苔煎餅を預かった。

インターパークにある「お醤油屋さんのおせんべい本舗」で買ってもらった。
私も一枚食べたのだが海苔が贅沢に巻かれていてとても美味しかった。
店内では様々なお煎餅を試食できるので、おすすめ。
昼休みに母が持たせてくれたお煎餅を食べ、仕事をしながら父の「段取り八分」を思い出す。
両親の愛情を背負っていることを実感。
いつもありがとう。
明日には頭痛がおさまっていますように。




実家を建て直す前、屋根の上にある太陽熱のパネルが水漏れを起こしていると母が父に告げたのだそうだ。
そしたら父は意気揚々と作業着に着替えて、梯子で屋根へと登った。
「きっと修理してくれるんだろうな」
という母の期待もむなしく、作業着を着用した父はそそくさと屋根から下りて
「うん、わかった」
と言い、梯子を片付けたとのこと。
一連の流れを見て呆気に取られたとは母の談。
「パパはいつも形ばかり」
「何のための作業着なの?」
と私と妹が突っ込むと
「うん。でも、段取り八分っていってね・・・」
と、しれっと言い訳。
そして三連休は事あるごとに「段取り」が大流行した。
妹ともLINEで「dandori」と無意味に送りあって、都度、爆笑した。
父は形から入るのが好きだ。
若かりし頃の彼の夢は、朝の支度でワイシャツを着ながら、ラジオから流れ出る今日一番のニュースを聞いてボタンを留める指を止めて「えぇ!?」と驚く自分に憧れていたとか。
世界のニュースに敏感な俺、みたいな。
朝の身支度をしながらも世界経済に敏感な俺、みたいな。
・・・でもそういうの、分かる!
私は彼の血を半分受け継いでいるのだもの。
そんな楽しい三連休もあっという間に過ぎ去り、今日から仕事。
今日も一日中雨だった。
ちょっと肌寒かったので、カーディガンを羽織って出勤。
午後から頭痛が酷くなってきてつらかった。
目の奥がじんじんと痛む。
退社後、頭痛が酷くかったのでお店で惣菜を買う元気も無く、餃子にした。

昨晩、雀宮から東京に戻ってきたら家がベトナム組に占拠されていた件。
吉熊、いじける。

今回の帰省では、母が吉熊と戯れてくれ(珍しい)、「このクマは表情があるねえ」なんて褒めてくれ、嬉しかった。
母からは「会社の皆さんに」ということで海苔煎餅を預かった。

インターパークにある「お醤油屋さんのおせんべい本舗」で買ってもらった。
私も一枚食べたのだが海苔が贅沢に巻かれていてとても美味しかった。
店内では様々なお煎餅を試食できるので、おすすめ。
昼休みに母が持たせてくれたお煎餅を食べ、仕事をしながら父の「段取り八分」を思い出す。
両親の愛情を背負っていることを実感。
いつもありがとう。
明日には頭痛がおさまっていますように。



