おばさんの料理教室

家庭菜園の野菜を使い皆で料理を楽しもう

おばさんの料理教室レポート No.5 料理の基本「さしすせそ」

2009年10月05日 | 日記
}味付けの基本「さしすせそ」  
美味しい料理を作るのには、欠かせないものとして、調味料がある。その中でも味付けの基本調味料と言われる砂糖・塩・酢・醤油・味噌(さ・し・す・せ・そ)があるが、味付けにはこの順序で入れていくと云われている。
 *醤油は昔の仮名使いで「せいゆ」と表記、「そ」は味噌のそとか。
 料理の出来上がりでは全部間混ぜるのだから何故順序があるのかは、これは調味料の分子構造の違いで、砂糖は分子量が大きく、甘みはなかなか食材に浸透しにくい、但し材料が柔らかくなってから入れること。塩を先に入れると塩の分子は構造が砂糖より小さいので、塩が先に浸みこみ、素材への引き締め作用で砂糖が浸透しにくくなり、後で砂糖を入れてもなか甘くならない。砂糖と塩を入れても同じで、醤油を先に入れても同じ事になる。
 次に塩で味付けをするが、一度に全部を入れないこと、少しずつ入れて、最後のほうで味を調える。
 次に酢を入れるが、酢は火にかけると酸味が飛んでしまうから一度に全部入れない方が良い、料理の種類によるが少し残しておき火を止める寸前に残りを入れる。
 醤油は風味を残す事が大切で、仕上げに数回に分けて加える。味噌汁の場合、火を止めてから入れると風味が最大限生かせる。
 煮物には、基本調味料の他に、みりんと酒がありますが、この場合砂糖・酒(酒のさ)・みりん→塩の順序になります。
ソースは最後の「そ」に分類。
炒め物は、炒める途中、塩・胡椒と・・・。
「さしすせそ」が絶対と云う訳ではありません、家庭の味はそれぞれに違います、【美味しい】と感じる料理の作り方が本当の「さしすせそ」なのかも。
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