☆~Carefree Life~☆

HPの管理人 Sugaryが、日々の出来事から、趣味や宣伝まで勝手気ままに綴ります。

専門家は専門家でも…

2008-12-05 09:08:25 | ニュースを斬る!?
複数の病院から受け入れ拒否をされた結果、患者さんが亡くなる…というケースが起きていますが、今度は未熟児の身に起きてしまいました。

そういう事故(事件)が起きると、ニュース番組には専門家や実態を研究しているような人が呼ばれ、意見を聞いたりします。
そのひとりが、最近のケースで言っていました。

「都知事は、“かなり稀なケースのようです。かなり稀なことが起きたんですね”と言っていましたが、本当に知っている人が都知事に教えなければいけませんよ。都知事に報告する周りの人が、知らなさ過ぎる」

──と。
これを聞いた時、“あぁ、やっぱり…”と思いました。
何が“やっぱり…”なのか。それは、政治家はなんも分かってないんだな、ということ。
ま、今更なんですけどね

何かあった時、専門家に意見を求めるのは当然で、確かにその意見の重みは大きいと思います。
でも、本当に現場を知っているかどうかは別なような気がするんですよね。

救急隊が電話を掛けても、現場にいる人が感じる“緊急性”を相手が同じくらい感じるかといったら、おそらく無理。
又聞きすれば尚更、緊急性なんか低くなってしまいますよ。
“うちが断っても、他が受け入れるだろう”という考えだって、出てくるのは当然だと思います。

そしてそれ以上に、少子化対策を掲げているにも拘らず、産科・小児科への対応(人員の育成・増加や助成、医師に対する保障など)が遅れていることで、病院の数が減っていったり、満床で受け入れられなかったりするんだと思います。
それに、緊急の電話が来た時に、統括して、受け入れ先を探すシステムがしっかりしてない、という事なんでしょう。

そんな現場を知っている専門家の話をテレビで聞いて、“政治家は、こういう人にこそ意見を求めなきゃダメなんだよなー”と、つくづく思いました。

それにしても、政治家はどうやって専門家を選んでんでしょうねぇ?
コメント
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