東霧島神社と書いて「つま」霧島神社と呼ぶ。
(霧島東神社もあるので間違えないでください)
錆鉄人が東霧島神社を知ったのは「神話」からでした。
観光地として有名ではないので地図にも載っていない事もあるのですが、
凄い由緒とたくさんの見所(B級グルメ的なものもあったりして・・・)があり
錆鉄人的にはとても興味深い神社でした。
駐車場は舗装されていませんが、観光バスが何十台も駐車可能な広さで
錆鉄人が到着した時は夕方だったせいか駐車していた車は2台のみ
駐車場からは参道に出られるのですが、折角なので正面に戻って大きな鳥居をくぐります。
社務所と土産物屋さんの前を通り過ぎると、左手に「神石」
(以下、東霧島神社のHPからの引用です。)
天地が開け、万物が成長し初めた神代の昔。天地創造の神である、イザナギの尊、イザナミの尊が誕生されました。
夫婦となられた二人の神様は国土・山川草木に至る私たちの生活に必要な種々のものを生成なされました。
あらゆるものを生み成していく中で、私たちの生活に最も大切な『火の神』をお生みになられたことにより、
妻イザナミの尊はこの世を去られたのであります。
夫の神、イザナギの尊はまだまだこの世に残さねばならないことがたくさんあります。
愛しい妻よ、今一度我がもとに帰ってくれよと嘆き、悲しめども亡き人は帰る術もありません。
その愛しい妻イザナミの尊を恋い慕う悲しみの涙で凝り固まったのが、『神石』(神裂石・魔石・雷神石・割裂神石)であるといいます。
そして、夫イザナギの尊が腰に付けていた「十握の剣」で
悲しみの涙で凝り固まった石を今後再びこのような災難に世人が遭わないように・・・と、深き祈りの心を込めて三段に切ったといいます。
『十握の剣』は当神社の神宝であり、厄除け・魔除けの神となり御社殿に鎮め納めております。
鳥居をくぐる前には頭を下げましょう!
見事に「切断」されています。
3つに切ったはずですが、2つしか見当たりませんでした。(右側に沈んでいるものと思われます)
ここで東霧島神社の案内図(参道の途中にあったのですが)
神橋を渡ると正面には怪しい鬼の姿が目につきますが、それは後で・・・
龍王神水
その奥のイザナミ神社にお参り
さらにはB級グルメの頂点が現れました!
ユヤダニの乳水の謂れ
B級とはこれ!
横から見ると・・・
でも、これがリアルだとかなり怪しい気がするので、案外正解かもしれません。
広場の中央には大杉(錆鉄人的には中杉)
ようやく広場の奥のオニに到着
オニにも生活習慣病があるとはしりませんでしたが、これもB級グルメ的な・・・
この鳥居の先の階段が鬼が一夜で作ったという「鬼磐階段」
ですが、階段を上る前に鳥居の左奥に性空上人御霊徳樹「幸招大楠」があります。
木の根の下を潜れるようになっている巨樹です。
(裏側)
という事で、もう一度鳥居に戻って鬼磐階段を上ります。
鬼磐階段は「振り向かずの坂」で、謂れに書いてある通り
錆鉄人と天女は一審に願い事を繰り返し唱えながら、一度も「振り返らずに」鬼磐階段を上りました。
階段の途中にはいくつも神社があるのですが、お参りしても決して振り向かないように注意しましょう。
錆鉄人は上り切った神門の前で振り向いて天女を撮影
なかなか立派な神門
龍の彫刻もオニよりは立派です。(最近吊り下げたような・・)
そして拝殿にお参りしました。
我々ほど神社にお参りしている人間はいないかも?
恐れ多くも拝殿の奥を撮影させてもらいました。
5時に近づいて宮司さん?が仕舞い始めたので戻る事にしました。
すると神門に何か看板が・・・
という事で、撮影
アップにすると
まっ、これもB級グルメですが、不思議と言えば不思議な・・・
超絶パワースポットだから起こったのかも知れません。(と好意的な錆鉄人)
鬼磐階段はデコボコが激しいので迂回路がありますが、楽しそうな鬼磐階段下りを選択。
鬼磐階段でこけたらツキが逃げる訳ではありませんが、ケガをする可能性が高いので注意しましょう。
帰りにお土産物屋さんの7前を通ると、売れ残りのサツマイモ
「これで100円って、さすが鹿児島ね!」
「残念、ここは宮崎県でした。」
安さに感心しましたが、我が家も収穫したばかりなので買いませんでした。
という事で、超絶パワースポット巡りは超絶楽しいスポットでした。
この後は都城ICから高速に乗り、数キロ先の山之口SAで車中泊しました。