おでーかんさまのお目こぼし

「おでーかんさま、どうかお慈悲を･･･」

善良でまじめな村人Ａは必死に祈ったのでありました。

悪代官は長年にわたって「お前もワルじゃのう！」と言いながら

越後屋と結託して天女さんちの大事な食糧を奪っていたのでしたが、

水戸黄門様のご威光に悪を悔い改めたのでした。（ならいいのですが･･･）

　　　空想科学ドキュメンタリーブログ　天女と錆鉄人の感動人生「水戸黄門編」

　　　【配役】悪代官：イノシシ、越後屋：サル、水戸黄門：天女　村人Ａ：錆鉄人　その他村人：劇団近所の衆

　　　　　　　町人：特別出演のＩさん家族

　　　【脚本（ある事ない事を書いて自分をほめる事）】：錆鉄人


先日、奇跡的にタケノコが収穫出来た天女さんちの裏山の竹やぶで

大阪から天女さんちに泊まりに来るＩさんご家族にタケノコ掘りをしてもらえたらいいのに

と思って、善良でまじめな村人Ａは2日の昼過ぎに裏山に登ってみると･･･

何と３ｍほどの距離で2本頭を出しているのを発見！


このままでは夜中に横取りされてしまうのは必定、急いで家に引き返し、電気柵を張りました。



1本目はここ



もう1本はここ



電気柵といっても家にある電気柵の装置から電気を引くと１００ｍ以上になるので電線で囲っただけでしたが･･･

3日の朝、雨が降っていましたが、どうか食べられていませんように･･･と登ってみると無事！

1本目



2本目



雨後のタケノコというのでもっと大きくなっているかと思ったのですが、

周囲を散々に掘りつくしてタケノコを横取りしていたので栄養不足だったのかもしれません。

他にないかなぁと周囲をくまなく歩きまわったら、さらに2本を発見！

1本は太くて長さも30cm以上、夕方までにタケノコ掘りをしてもらえば4本収穫出来るはずです。

問題は裏山の急斜面



しかも天気予報では昼前に雨が上がるはずだったのに2時ごろまで降り続き、

道もない濡れた急斜面を登れるかと心配していたのですが、

登山用のストックも使って小学１年生のＭちゃんも77歳のおばあちゃんもこの通り



まずは記念撮影してタケノコ掘りにかかってもらいました。

やっぱり1本目はお父さん



出来るだけ根元から掘ろうとしても、杉や竹の根が邪魔をしていて手こずりましたが無事に収穫

電気柵は邪魔なので撤収しました。

そして３本目はＭちゃんがチャレンジ！

おばあちゃんが手伝って



ヤッター！



残りの2本も掘って、さらにお兄ちゃんが見つけた1本も掘って合計5本の大収穫でした！



玄関先で記念撮影



すぐにバーベキューハウスでタケノコの処理もしてもらいました。

まずは半分に切って皮を取って･･･



あく抜きに今朝米ふみをして出来たばかりの米ぬかを使って煮ました。

天女さんちでは捨てていた薄皮の部分もおいしいのよとお母さんが切り取ります。



その薄皮で夕食の時に作って下さったのがこれです。



柔らかくてとってもおいしかったです。

（疲れ果てた天女が早く寝たので飲んでいただけで何にもしていない錆鉄人も一緒に寝たのですが、

　4時に目が覚めてしまったのでこんな時間にブログをアップする事になりましたが、

　寒くなったので今から天女の横に潜り込みます。）