錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

緊急事態発生!天女に酸素吸入

2018-05-25 13:52:17 | 旅行
出だしからして弥次喜多道中の予感がしたのですが・・・

すったもんだしましたが、無事に飛行機は羽田空港を離陸。

そうなると待ち遠しいのが機内食!

まずはケ―キ

飲み物は当然ドイツビール!

ウッメ―!

おかあさんも飲んでご覧!

天女は一口飲んで「本当、おいしいわ!」

天女は気をきかせて白ワインを注文

キャビンアテンダントは、なんとコップにいっぱい注いでくれました。

天女は無事に飛行機に乗った安心感からか

赤ワインも一口飲んで「おいしいわ!」と言って

混まないうちにとトイレに行ったのですが、

帰って来るとワインもビールも空になっていました。

「飛行機の中は気圧が低いから、アルコールはすぐに蒸発しちゃうみたいよ‼️」

天女はすこしも驚かず「そうなの!」

やがて食事が運ばれてきました。

錆鉄人はまたまたドイツビールを注文。

「おとうさん何がいい?」

「赤ワインにして」

メグの忠告に従って飛行機代は高くなったけど、

ANA にした甲斐があっておいしい食事に大満足❗

やはり機内なので天女は赤ワインを一口飲んだけでアルコールはすぐに蒸発して

錆鉄人の予備タンク中に収納されてしまいました。

天女はまたも混まないうちにとトイレへ行きましたが

ビール2本にワイン2杯を収納して錆鉄人はいい気持ちでうつらうつら

ふとキャビンアテンダントに呼び起こされました。

「奥様が倒れられたのですぐに来て下さい!」

愛妻家の錆鉄人はびっくりして一瞬目の前が真っ暗になりました。

奥様に何か持病はありますか?

何か飲んでいる薬はありますか?

矢継ぎ早に出される質問に、そんな事はありませんと答えながらついて行くと

トイレへ下りる階段の前の広場に天女が真っ白な顔で横たわって頭を氷で冷やされていました。

おかあさんどうしたの?大丈夫?

大丈夫···と答えますが、とても大丈夫そうに見えません。

倒れた事は覚えていないようで、

キャビンアテンダントに「大丈夫ですか?」

と言われて気が付いたとの事

凄く気持ちが悪くてトイレに行こうとして倒れたようで

手首には血圧計が付けられていたので見ると上が85

最初はもっと低かったとの事でした。

そのうちに血圧が100を超え、

横のキャビンアテンダントの座る椅子に移動したら

キャビンアテンダントのチ―フと思われる人が

酸素ボンベを持って来てくれ、

錆鉄人にマスクを顔に当てるように言うので

鼻と口の両方に当てても大丈夫なのかな?と思いながら

左手で氷を頭に当てたまま右手で酸素マスクを当てたのですが

後で聞くとゴムの匂いがきつくてちっとも気持ちが良くなかったとの事でした。

やがて血圧が115に上がり、天女ももう大丈夫と言うので席に戻りました。

水分をたくさんとったほうが良いと言って1.5リットルのペットボトルを持って来てくれ

さらに30分後にまた血圧を計りに来てくれました。

その後天女がトイレに行く時は愛妻家の錆鉄人が必ずエスコートして行きましたが、

席に座っていてもキャビンアテンダントが横を通るたびに

「大丈夫?」と声をかけてくれるので

「おかあさんはすっかり人気ものだね‼️」

とからかう余裕が出来ました。

原因は渡欧の準備で大変だったので寝不足で疲れていたために

少しのアルコールに酔ってしまったようでした。

「もう私は絶対にお酒は飲まないわ!」

と言うので

「そんな事をしたら人生の楽しみが一つなくなっていまうから、

飲んでも大丈夫なように練習しようよ!」

と言うと「はい」と答える素直な天女でありました。
コメント (2)
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