コケ取りじいさん

幹のほとんどが腐ってなくなり、ほとんど樹皮だけで生きている老梅

毎年、一生懸命に花を咲かせ、小さな実をたくさん付けるのですが、

大きく育てる体力がない為、ほとんどを落果させてしまいます。

実は10年近く前はもっと悲惨な状況だったのですが、

朽ちた幹全面に生えていたコケを取って、倒れないように支えをしてやったら

翌年からよみがえって、新しい枝も伸ばしてたくさんの花を咲かせるようになったのです。

それが、また幹の全面にコケがビッシリはえてきて、いつか取ってやろうとは思っていたのですが･･･

立っているのさえ精一杯の老梅なので、もう「安楽死」させてやってもいいかもとも思っていました。

しかしながら、優しい錆鉄人は、まだまだ頑張ろうとしている姿を見て

リハビリをして若返りをさせてやる事にしました。

強風が吹いたら倒れてもおかしくない状況なので、まずは支柱を追加しました。



続いて

「正直じいさん取ったれば大梅、小梅がザックザクざっくざく･･･」と歌いながらコケ取りです。



手でコケを取った下のほうと比較して下さい。

手で全身のコケを取った後は、タワシでブラッシングし、樹皮の間のコケを取ってやりました。

指先（枝先）まで若返りました！



若々しい肌がよみがえった老梅！



きっと錆鉄人に感謝してたくさんの梅をならせる事でしょう！

朝の新たな任務

朝の庭巡りに新しいお仕事が増えました。

それは･･･

1つ目は巨峰の葉の裏に潜むコガネムシの退治です。

コガネムシを注意深く見つけ、

百均で買った虫取り網（かなりくたびれてきています）を下に置いて枝を軽く揺すり

落ちて網に入ったコガネムシを網ごとコンクリートの上に置いて踏みつぶします。

朝はコガネムシの動きが悪いので下に落ちるのですが、

暖かくなると落ちた瞬間飛び立って網に落ちなくなるので朝が勝負なのです。


続いて、2つ目はミカンの葉っぱにうじゃうじゃいるナメクジ退治



武器は「割りばし」です。

つまんで地面に置いて踏みつぶします。

今朝の戦果は33匹でした。

ナメクジは夜間出没するので夜もねらい目で、10年位前は一晩で400匹以上退治した事がありました。


もう一つは、今年異常発生している「カメムシ」退治



ボケていますが･･･

カメムシは動きが素早い上、捕まえると臭い匂いを発するので退治するのはとても難しいです。

異常発生は雪が降らず暖冬だった為かもしれませんが、家の中にも外にも木々にも･･･

気が早いですが、天女さんちは無農薬なので天女米がまともに実るか心配です。

カメムシはつぼみや伸び出した芽にとりついて樹液を吸っているのでしょうか･･･

またまたボケていますが、つぼみが枯れて黄色くなっています。



つぼみは何百もあるので、ミカンがならないという事はないと思われますが･･･