錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

熊の痕跡

2019-11-07 11:23:18 | 防獣・防鳥
福井県では勝山市の市街地に連日熊が出没し、周辺部を含めけが人が続出しているのですが、

さらにはその中心街の柿の木に数日間居座るという事態まで発生しています。

その為か、市を通じて県からの「柿の木の処理」に関するチラシを町内に回覧したのですが、

同時に市から「町内の柿の木の本数と熊の痕跡を調査して報告せよ」という通知があり

(職員は何もせずに、無給の区長を働かせるだけのいつもの手段ですが、

 何でもかんでも区長に押し付けて来るので区長は大変です!)

本当は無視するか適当な数字を報告しておこうかと思ったのですが、

根が真面目で正直者の錆鉄人は律義に調査しました。

町内の柿の木は約90本

熊の痕跡調査はTさん宅の柿の木に爪痕があるというので、Tさん宅周辺の数戸の柿の木を調査すると・・・

まずは「熊の足跡」



雨の前はもっとクッキリしていたとの事ですが、大きいです!



Tさんは熊の足跡や柿の木の爪痕を見て、すぐに柿の木にトタンを巻き付けて熊が登れないように対策していました。



中間に針金を巻くと足掛かりになるので、上端と下端のみに針金を巻いているのがミソです。


という事で隣の屋敷に移動すると・・・

ありました!



銀杏を食べた熊の糞です!

そして、柿の木には・・・



お約束の爪痕!

ここにもあちらにも・・・




天女さんちには柿の木が4本あるのですが、

ターミネーター錆鉄人を怖がってか、それとも電気柵で屋敷を囲っている効果か、

今の所、屋敷内への熊の侵入はないみたいで、柿の木にも爪痕はありません。


町内では毎夜、輪番制で火の用心を行っているのですが

区長として早速に

「熊の爪痕や糞発見したので当面火の用心を中止し、夜間や早朝に不用意に戸外に出ないように注意」

等の回覧を作り、回覧に回しました。


市に報告し対策をお願いしたのですが、駆除等に動いてくれる気は全くないようで

日本固有の優雅な行動法則に従って「被害者が出るまで放置」されるようです。


マスコミでは、山のドングリやシイノミが数年ぶりの不作なので住居のある所まで出てきていると伝えていますが

実態は全年や前々年の豊作で子供がたくさん生まれ、個体数が急増している事と

住居地域においしいエサがあるという事を学習した結果であると思われます。


人間が檻の中で暮らさなければならなくなる日は近い!(預言者:錆鉄人)

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