子や孫の為に無農薬の米作りを40年ほど続けてきました。
(70歳を期に今年から田圃を1枚減らし、耕作面積は半分にしました。)
無農薬なので虫食いで黒や茶色になった米が混じるのはしかたがないと思っていましたが、
数年前に田圃周辺(畔や土手など)の草を徹底的に刈っていれば
そういう害虫の住処がなくなるので、
農薬散布をしたのとほぼ同じ成果が得られると知り草刈りの頻度をあげました。
今年はほぼ2週間に1回の草刈りを実施
日照り続きの今年は田圃の水量の調整も毎日行い、順調に生育していたのですが・・・
若狭湾を台風が通過しても山間部の天女さんちはたいして風が吹かないのですが、
何故か台風が朝鮮半島のほうを通過したさいに強風が吹き荒れ、稲が倒伏しました。
田圃の土にくっつくほど倒伏した稲に雨が降って
田圃に溜まった水に長時間浸かっていると「芽出し」をしているのと同じ条件となり
品質が低下してしまうのですが、そこまでは倒伏しませんでした。
しかしながら、強い雨が降ったり、もう一度台風が来ると完全に倒伏する可能性が高く
台風情報や大雨の情報を心配しながら注視してきましたが
17日に天女米の稲刈りをしてくれるという事で一安心!
ところが段取りが変わったという事で、稲刈りが1日遅くなり
天気予報を見ると18日は雨が時々降る予報で、朝方には予報通り雨が降り
稲刈りが出来るか心配しながら、天気予報の雨雲の動きや空の雲を眺めてばかりいました。
(朝露の残る10時ごろまでは稲刈りが出来ず、当然雨が降れば出来ません。)
幸いなことに10時ごろからは晴れてきて稲に降った雨も乾燥して
無事に稲刈りをしてもらえました。
すると夕方、強烈な雷雨が襲来
時間雨量80㎜に達するような大雨でしたが、
稲刈りが終わって良かったねと余裕で眺めていることが出来ました。
今日は脱穀して袋詰めされた新米を貰いに行くのですが、
収穫はどれくらいだったのか・・・
数日前に作業をしている人に聞くと、何処も収量は少なかったとの事でしたが・・・
普通の人の10倍位手間暇をかけて栽培した天女米
ともあれうれしい収穫です。
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