錆鉄人は1989年に当時小2と幼稚園の年長だった娘2人との富士山登山を計画した時に
ボンゴワゴンを買って親子で車中泊して以来
30年近く夫婦で車中泊を行っており(最初の数年間は親子での車中泊でした)
最近の15年以上は年間20日を下回った事はないので、
一応車中泊のベテランと言っても良いかもしれません。
ボンゴワゴンの後は3台20年以上にわたってステップワゴンでの夫婦車中泊ですが、
天女の車をムーブからエブリイに代えてからは車中泊用のベッドを作り、
登山や山間の奥深い秘湯などに行く時を中心にエブリイに乗って夫婦で車中泊することも度々で
会社を1週間休んで北海道に行った時もエブリイで行った事もあります。
このブログでリアルタイム解析というものが出来るようになって
アクセスの多かった記事が表示されるのですが、
ほとんどの場合、「新型ステップワゴン車中泊ベッド再検証」のアクセスがトップになっています。
このページに来るのは検索してくるはずなので、試しにgoogleで検索してみると
この「新型ステップワゴン車中泊ベッド再検証」がトップページに表示されているので
アクセスが多い事に納得しました。
ちなみに、こういう検索をした場合に上位にヒットするページは
ほとんどが車中泊グッズを売るメーカー・販売店であったり、アフェリエイトのページであります。
それらの商品を否定はしませんが、
金無し錆鉄人的には値段が高い割には良いもの・本当に使えるものがないように感じます。
という事で、錆鉄人は新型ステップワゴンでの「安早快(安い早い快適)」な車中泊ベッドの作り方を研究し
実践している訳です。(単にお金がないだけでもありますが・・・)
これに関しては【「安い・早い・快適」車中泊ベッドの作り方】で紹介しているので参考にして下さい。
またまた前置きが長くなりましたが、
本題の「夫婦2人での車中泊用の車を考える」に入ります。
一人だけならワゴンRで車中泊しながら日本一周をした人もいる位なので、
対応出来る車は今売られている車の大部分ではないかと思われる程あります。
しかしながら、夫婦2人となると絶対的な空間の広さが必要となります。
夫婦2人での車中泊を週末に近場(せいぜい片道200~300km)を旅行するだけなら
ちょっと無理をして早朝に出発して深夜に帰宅するほうが良いと考えます。
東京など大都市に住んでいても、このパターンなら渋滞に巻き込まれる事は少ないと思われます。
錆鉄人のように土日の休みだけを利用して
九州や東北まで往復2000km以上走って登山や温泉巡りをするというのは普通の人は無理だと思いますが、
連休や休暇を利用して普通には行けない遠い所まで旅行して、
それを車中泊する事で安く済ませるというのが
車中泊を考える人の一番の目的ではないかと思います。
となると、着替えなどそれなりの物が必要だし、
安く済ませる為に自炊もしようとなって、炊事道具や食料など・・・と増えた装備品の置き場所が必要になります。
つまりベッドスペース以外にも荷物を置けるスペースが必要となります。
キャンピングカーなら夫婦2人だけじゃなく就寝可能な車も多く、
当然装備品を収納する場所もたくさんありますが、
連続で1か月、2ヶ月と旅行するのでない限り、費用対効果がありません。
キャンピングカーの減価償却や燃費の悪さを考えれば、維持費は年間100万円位になりそうです。
軽やライトエースベースのキャンピングカーなどは、はるかに維持費が安くなりますが、
それらは日常の使用には使えないので、全部が車中泊の必要経費になってしまうのです。
(もちろん、通勤やお通夜などもそれで行くという人は別ですが・・・)
という事で、
ここではキャンピングカーではなく、普通の車を日常に使用していて
さらに数日以上の夫婦2人での車中泊に使用出来る車に限定します。
(そういう目的でステップワゴンと4ナンバーのエブリイに乗っているのは別として)
錆鉄人は車については結構詳しいと思っていますが
「車中泊に適した車」というページがあります。
http://syachuhaku.fxtec.info/?%E8%BB%8A%E4%B8%AD%E6%B3%8A%E3%81%AB%E9%81%A9%E3%81%97%E3%81%9F%E8%BB%8A
エブリイを買う前からあったので、買う前にはこのページも参考にしました。
あらゆる車のシートをフラットにした場合の寸法や、荷室の寸法を元に各車をランク付けしています。
惜しむらくは、カタログやメーカーHPに乗せられている情報でしかないという事です。
錆鉄人は軽ワンボックスカーを買おうと思ってHP等で荷室の数値を調べた所
ハイゼット荷室長の数値は190cm以上で、エブリイと比べて10cm位勝っていたので
少しでも広いほうがいいと思ってエブリイよりもハイゼットを空くつもりでした。
しかしながら、それまで一度も試乗などした事のない錆鉄人でしたが、
この時は巻き尺を持ってエブリイとハイゼットの試乗をしてみました。
すると、その数値はシートがペラペラで長時間運転(または同乗)出来るとは思えない安いグレードのもので、
しかもシートをギリギリまで前に出した不自然な運転姿勢で測定したものです。
錆鉄人はアトレーで白骨温泉に行く時にローでしか走行できなかったので
ターボは必須、シートや装備もちゃんとしたグレードでないといけないと考え
ハイゼットクルーズの試乗をしました。
ちゃんとした運転姿勢になるようにシートを合わせて荷室の寸法を測定したら175cm位しかありませんでした。
(シートの厚みで数センチは違うとしても唖然としました。)
つまり、荷室の寸法と言っても規定がある訳ではなく、
メーカーが独自の基準で測定しているにすぎないのです。
エブリイジョインも同じような寸法でしたが、
圧倒的な室内の静かさと、後席の足元の広さ(ハイゼットは拷問でした)、装備の良さなど
ほとんどの評価ポイントでエブリイが上だったのでエブリイを購入した訳でした。
その後、エブリイはモデルチェンジして広さを拡大し、
エンジンをロングストロークの新型にして大幅な軽量化も実施したので、燃費も凄く向上しましたが。
ハイゼットのほうは見捨てられたのかモデルチェンジしないので、今はもっと大きな差があると思われます。
横道にそれたかもしれませんが、カタログ数値では分からない事がたくさんあるので
実車でシートをフラットにするなどして実際に寝て見る事をお勧めします。
錆鉄人はフィットやフリードなどのホンダばかりではなく、ノアやセレナなどでも実際に寝て見ました。
ところで、「車中泊に適した車」というページはほぼカタログ数値のみと述べましたが
実際にシートを倒した状態を撮影し、その長さや高さを測定して公表しているページがあります。
「車中泊スペース」というページで、軽中心ですが、フィットやプリウスαやヴェゼルなどもあり
フラットモードでの座席のでっぱりや荷室の段差などの写真があるので役に立ちます。
https://sites.google.com/site/tantocustom660/seat/arrange#fit3rd
ただし、このページは車中泊を1人でする事を前提で考えているようで
主に助手席を倒した状態での長さで車中泊が可能かどうかを判断しています。
この「車中泊スペース」や「車中泊に適した車」を参考にして
買おうと考える車を決め、実際の車で寝て見るのが良いと思います。
ボンゴワゴンを買って親子で車中泊して以来
30年近く夫婦で車中泊を行っており(最初の数年間は親子での車中泊でした)
最近の15年以上は年間20日を下回った事はないので、
一応車中泊のベテランと言っても良いかもしれません。
ボンゴワゴンの後は3台20年以上にわたってステップワゴンでの夫婦車中泊ですが、
天女の車をムーブからエブリイに代えてからは車中泊用のベッドを作り、
登山や山間の奥深い秘湯などに行く時を中心にエブリイに乗って夫婦で車中泊することも度々で
会社を1週間休んで北海道に行った時もエブリイで行った事もあります。
このブログでリアルタイム解析というものが出来るようになって
アクセスの多かった記事が表示されるのですが、
ほとんどの場合、「新型ステップワゴン車中泊ベッド再検証」のアクセスがトップになっています。
このページに来るのは検索してくるはずなので、試しにgoogleで検索してみると
この「新型ステップワゴン車中泊ベッド再検証」がトップページに表示されているので
アクセスが多い事に納得しました。
ちなみに、こういう検索をした場合に上位にヒットするページは
ほとんどが車中泊グッズを売るメーカー・販売店であったり、アフェリエイトのページであります。
それらの商品を否定はしませんが、
金無し錆鉄人的には値段が高い割には良いもの・本当に使えるものがないように感じます。
という事で、錆鉄人は新型ステップワゴンでの「安早快(安い早い快適)」な車中泊ベッドの作り方を研究し
実践している訳です。(単にお金がないだけでもありますが・・・)
これに関しては【「安い・早い・快適」車中泊ベッドの作り方】で紹介しているので参考にして下さい。
またまた前置きが長くなりましたが、
本題の「夫婦2人での車中泊用の車を考える」に入ります。
一人だけならワゴンRで車中泊しながら日本一周をした人もいる位なので、
対応出来る車は今売られている車の大部分ではないかと思われる程あります。
しかしながら、夫婦2人となると絶対的な空間の広さが必要となります。
夫婦2人での車中泊を週末に近場(せいぜい片道200~300km)を旅行するだけなら
ちょっと無理をして早朝に出発して深夜に帰宅するほうが良いと考えます。
東京など大都市に住んでいても、このパターンなら渋滞に巻き込まれる事は少ないと思われます。
錆鉄人のように土日の休みだけを利用して
九州や東北まで往復2000km以上走って登山や温泉巡りをするというのは普通の人は無理だと思いますが、
連休や休暇を利用して普通には行けない遠い所まで旅行して、
それを車中泊する事で安く済ませるというのが
車中泊を考える人の一番の目的ではないかと思います。
となると、着替えなどそれなりの物が必要だし、
安く済ませる為に自炊もしようとなって、炊事道具や食料など・・・と増えた装備品の置き場所が必要になります。
つまりベッドスペース以外にも荷物を置けるスペースが必要となります。
キャンピングカーなら夫婦2人だけじゃなく就寝可能な車も多く、
当然装備品を収納する場所もたくさんありますが、
連続で1か月、2ヶ月と旅行するのでない限り、費用対効果がありません。
キャンピングカーの減価償却や燃費の悪さを考えれば、維持費は年間100万円位になりそうです。
軽やライトエースベースのキャンピングカーなどは、はるかに維持費が安くなりますが、
それらは日常の使用には使えないので、全部が車中泊の必要経費になってしまうのです。
(もちろん、通勤やお通夜などもそれで行くという人は別ですが・・・)
という事で、
ここではキャンピングカーではなく、普通の車を日常に使用していて
さらに数日以上の夫婦2人での車中泊に使用出来る車に限定します。
(そういう目的でステップワゴンと4ナンバーのエブリイに乗っているのは別として)
錆鉄人は車については結構詳しいと思っていますが
「車中泊に適した車」というページがあります。
http://syachuhaku.fxtec.info/?%E8%BB%8A%E4%B8%AD%E6%B3%8A%E3%81%AB%E9%81%A9%E3%81%97%E3%81%9F%E8%BB%8A
エブリイを買う前からあったので、買う前にはこのページも参考にしました。
あらゆる車のシートをフラットにした場合の寸法や、荷室の寸法を元に各車をランク付けしています。
惜しむらくは、カタログやメーカーHPに乗せられている情報でしかないという事です。
錆鉄人は軽ワンボックスカーを買おうと思ってHP等で荷室の数値を調べた所
ハイゼット荷室長の数値は190cm以上で、エブリイと比べて10cm位勝っていたので
少しでも広いほうがいいと思ってエブリイよりもハイゼットを空くつもりでした。
しかしながら、それまで一度も試乗などした事のない錆鉄人でしたが、
この時は巻き尺を持ってエブリイとハイゼットの試乗をしてみました。
すると、その数値はシートがペラペラで長時間運転(または同乗)出来るとは思えない安いグレードのもので、
しかもシートをギリギリまで前に出した不自然な運転姿勢で測定したものです。
錆鉄人はアトレーで白骨温泉に行く時にローでしか走行できなかったので
ターボは必須、シートや装備もちゃんとしたグレードでないといけないと考え
ハイゼットクルーズの試乗をしました。
ちゃんとした運転姿勢になるようにシートを合わせて荷室の寸法を測定したら175cm位しかありませんでした。
(シートの厚みで数センチは違うとしても唖然としました。)
つまり、荷室の寸法と言っても規定がある訳ではなく、
メーカーが独自の基準で測定しているにすぎないのです。
エブリイジョインも同じような寸法でしたが、
圧倒的な室内の静かさと、後席の足元の広さ(ハイゼットは拷問でした)、装備の良さなど
ほとんどの評価ポイントでエブリイが上だったのでエブリイを購入した訳でした。
その後、エブリイはモデルチェンジして広さを拡大し、
エンジンをロングストロークの新型にして大幅な軽量化も実施したので、燃費も凄く向上しましたが。
ハイゼットのほうは見捨てられたのかモデルチェンジしないので、今はもっと大きな差があると思われます。
横道にそれたかもしれませんが、カタログ数値では分からない事がたくさんあるので
実車でシートをフラットにするなどして実際に寝て見る事をお勧めします。
錆鉄人はフィットやフリードなどのホンダばかりではなく、ノアやセレナなどでも実際に寝て見ました。
ところで、「車中泊に適した車」というページはほぼカタログ数値のみと述べましたが
実際にシートを倒した状態を撮影し、その長さや高さを測定して公表しているページがあります。
「車中泊スペース」というページで、軽中心ですが、フィットやプリウスαやヴェゼルなどもあり
フラットモードでの座席のでっぱりや荷室の段差などの写真があるので役に立ちます。
https://sites.google.com/site/tantocustom660/seat/arrange#fit3rd
ただし、このページは車中泊を1人でする事を前提で考えているようで
主に助手席を倒した状態での長さで車中泊が可能かどうかを判断しています。
この「車中泊スペース」や「車中泊に適した車」を参考にして
買おうと考える車を決め、実際の車で寝て見るのが良いと思います。
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