Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

華氏1220

2017年12月24日 | 修理・工作・技術
マナスルのサイレントバーナーとストーブの工作。正月休みを待てず加工と試運転をしてみた。バーナー部にはφ1.0の孔を32個2段を開ける。マナスル純正バーナーの燃焼が安定したのを見計らい自作のサイレンサーを被せる。燃焼音は劇的に下がりほぼ無音状態となるも酸素供給が足りず不完全燃焼となる。煤も酷い。燃焼孔の絶対数も足りていないようで生ガスが燃焼筒内部に充満している模様。一旦消火し器具を冷ます。酸素供給の効率化を図るため筒の下部を大胆にカットしてみる。燃焼孔も160個まで増やした。そして再度燃焼実験。それでも尚不完全燃焼は残り青い燃焼炎は確認できず。更に困ったことにアルミのバーナー部が熱変形し始めた。アルミニウムの融点である摂氏660度を超えたようだ。あえなく試作サイレンサー1号機は廃棄となる。サイレントバーナーの工作はなかなかに難しいことを悟る。これだから工作物は面白いのだ。
華氏451
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