Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

ラミパス ラミパス ルルルルル (”スーパーミラー”の逆読み)

2025年01月28日 | 写真、カメラ

季節の行事シリーズ 節分(1963)

週末に試写をした望遠ズームはきっちりした描写に大満足の結果となった。使っていて唯一、気になったのは直進ズームの操作がスカスカでズームリングが自重で下がってしまうこと。こればかりは経年劣化なので仕方なかった。そこで簡単修理。レンズのゴム腹巻を降ろして鏡胴を抜き出す。果たして滑り抵抗を生むフェルトは痩せてしまっていた。フェルト帯は特に接着もされておらず溝に嵌められただけだった。これを抜き出して代わりに1.5mm厚のモルトプレーンを4.5mm幅に切り出して溝に貼っていく。作業はこれだけ。

筒の内側先端にフェルトが一周

修理部材ストックのモルトプレーンを4.5mm幅に切り出す

分解ついでにゴム腹巻はマジックリンで水洗い。フォーカス繰り出しのヘリコイド部はグリスアップ。これでズーミングとフォーカシング操作はしっとりとした重さが生まれ新品の手応えを取り戻した。整備ついでにリバースリング(BA-2A)を試してみる。これはレンズの前後ろを逆さまにボディーにセットするアダプター。これを使うと簡易マクロ撮影ができる。これもレンズと一緒に新品をリョウさんからいただいたのだ。先日から左門先生は最高級電子ブロック、リョウさんからは美品Eレンズ2本にアダプターを贈られて、これではいただきオッサン、リリちゃんではないか。涙で曇ったファインダーを覗きつつマクロ撮影に挑戦。ピントはカメラを前後して拾う。味わい深い切手の図案を撮影することができた。

レンズの前後を逆向きにボディーに装着してマクロ撮影

フィルター径52mmのレンズをとっかえひっかえ試してみたくなる。この際、マウントの別なくメーカーは問われないのが嬉しい悲鳴。

 


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