来期4月まで仕事の区切りとなり少し時間ができた。そこで少しポタリング。昼から出かけたので近所を散策。以前から課題になっていた鶴川ロケの調査を決行する。移動はクロスバイクを選び青葉台から鶴見川を辿り鶴川駅へ。鶴川街道を北上し鶴川団地を目指す。先ず訪れたのは能ヶ谷きつねくぼ緑地。

今は雑木林の公園だが70年代までは荒れた造成地に未完成のマンションが放置されていた。俗にいう「お化けマンション」のロケ地となる。

制作/著作:東映・毎日放送
特撮ドラマ「仮面ライダー」「ゴレンジャー」「超人バロム1」をはじめ刑事ドラマなど70年代には盛んにこの廃墟マンションがロケ地になっていた。建設を放棄された骨組みだけの高層マンションでのアクションシーンには子供ながらにハラハラしたものだ。このロケの撮影では地主に撮影許可も取らず勝手に立ち入ってロハで撮影していたらしい。時にはセメント袋を仕込んだ発破までやっていた。相当無茶な無許可撮影だった。今なら大問題に発展するところ。


この辺りにマンションが建っていた

現在の航空写真にマンション位置を重ねる
続いてのロケは「仮面ライダー」の第10話『よみがえるコブラ男』最後の撮影シーンで藤岡弘氏がバイク事故を起こした鶴川団地東交差点。お化けマンションからは目と鼻の先に位置する。藤岡弘氏操るバイクが団地直線道路の坂道を下り三叉路交差点を右折した際に砂に乗り上げ電柱横に突っ込んだ。

制作/著作:東映・毎日放送

直線の坂を下って

三叉路交差点(左が直線坂道)

右折しようとして(反対からの景色)

電柱へ
この事故で仮面ライダー13話からは2号ライダーの佐々木剛氏へと出演がスイッチした。
最後に向かったロケ地は同じく「仮面ライダー」。1クールだけ設定された立花藤兵衛が経営するスナック「アミーゴ」。

制作/著作:東映・毎日放送


此処も鶴川団地に隣接する鶴川第四小学校の入口交差点にある。現在は空き店舗となっているが外観は当時のまま。アミーゴだけでなく鶴川いちょう通り住宅地にあるセントラル商店街もその大半はシャッターが閉ざされていた。唯一の救いは鶴川団地の中央広場に面した鶴川団地センター名店街。営業している店舗が多く買い物客もみられた。調べてみると都市再生機構に頼らない自治運営が機能しているとのこと。60年代後半から70年に開発された日本中の団地群は何処も住民の高齢化問題が重くのしかかる。

大規模修繕で綺麗になった団地とセンター名店街

A:お化けマンション B:転倒現場 C:アミーゴ

本日の走行距離 28.59km クロスバイク積算 11,009km
この短い春の日に何をやればいいのか

今は雑木林の公園だが70年代までは荒れた造成地に未完成のマンションが放置されていた。俗にいう「お化けマンション」のロケ地となる。

特撮ドラマ「仮面ライダー」「ゴレンジャー」「超人バロム1」をはじめ刑事ドラマなど70年代には盛んにこの廃墟マンションがロケ地になっていた。建設を放棄された骨組みだけの高層マンションでのアクションシーンには子供ながらにハラハラしたものだ。このロケの撮影では地主に撮影許可も取らず勝手に立ち入ってロハで撮影していたらしい。時にはセメント袋を仕込んだ発破までやっていた。相当無茶な無許可撮影だった。今なら大問題に発展するところ。



続いてのロケは「仮面ライダー」の第10話『よみがえるコブラ男』最後の撮影シーンで藤岡弘氏がバイク事故を起こした鶴川団地東交差点。お化けマンションからは目と鼻の先に位置する。藤岡弘氏操るバイクが団地直線道路の坂道を下り三叉路交差点を右折した際に砂に乗り上げ電柱横に突っ込んだ。





この事故で仮面ライダー13話からは2号ライダーの佐々木剛氏へと出演がスイッチした。
最後に向かったロケ地は同じく「仮面ライダー」。1クールだけ設定された立花藤兵衛が経営するスナック「アミーゴ」。



此処も鶴川団地に隣接する鶴川第四小学校の入口交差点にある。現在は空き店舗となっているが外観は当時のまま。アミーゴだけでなく鶴川いちょう通り住宅地にあるセントラル商店街もその大半はシャッターが閉ざされていた。唯一の救いは鶴川団地の中央広場に面した鶴川団地センター名店街。営業している店舗が多く買い物客もみられた。調べてみると都市再生機構に頼らない自治運営が機能しているとのこと。60年代後半から70年に開発された日本中の団地群は何処も住民の高齢化問題が重くのしかかる。



本日の走行距離 28.59km クロスバイク積算 11,009km
花粉舞い散る暖かな土曜日、ロードバイクで海を目指す。獲物はケムンパスXZ-1、久々の出動。数年間防湿庫で眠っていた個体。ネット情報をあたると10年落ちのこのカメラが密かに人気らしい。CCD素子で高速レンズのズイコー搭載、渾身の機種銘 XZ(Xtreme Zuiko)-1。今日のルートは鶴見川を下って小机からは横浜上麻生道路。東神奈川から国道1号で大黒埠頭へ。埠頭東端にある波止場食堂レストハウスで昼食。メニューの大半は500円前後。味云々は二の次、埠頭労働者とトラックドライバー向けの大衆食堂。


同じ大黒埠頭波止場食堂でも以前訪れたつばさ店のほうが少し品がありました。復路は国道15号を東にとり鶴見駅をパスして鶴見川を遡上、恩田川でホームグランドへ。本日の走行距離 61.36km ロードバイク積算17,963km 自転車積算 28,944km。いよいよ3万キロが見えてきた。



自宅玄関のシリンダー錠の動きが渋くなった。そこでボロン(窒化ホウ酸)のパウダーで処置するも改善されず。シリンダー錠本体には異状なく内部デッドボルトのリンクが固くなった模様。そこでドアからケースを一旦降ろして分解。古いグリスを拭って新しいグリスを注す。内部リンクを組み戻してケースパネルを閉めるも今度はラッチボルトの動きが渋い。再度分解して内部をよく観察してみる。ラッチボルトのスプリングガイドに2か所のツメがあり、これがケース正面の溝に嵌っていなかった。正しく組み戻して動きの確認。デッドボルト、ラッチボルト共に軽く動くようになった。やれば簡単作業だけれど鍵屋さんを呼ぶとなると出張作業工賃などお高いことになるのだろうな。

MIWA 85RA 正しいリンク配置
ケースのパネルを開けるとラッチボルトの内部スプリングが伸びてリンクがバラける



少し前には鮮やかなクロームイエローのクロッカスも咲いていた。鉢が奥まっていたので撮影を躊躇しているうちに機会を逃す。惜しいことをした。
普段使っているテスターのテスター棒先端に短絡防止のカラーが付いている。子供の頃からテスター棒はお箸にぎりを常としてきた身にはこのカラーが邪魔で仕方ない。我慢して使ってきたがそろそろ限界。弱電専門なので命の危険もそれほどない。ということでこれをば思い切ってカットしてしまう。これで使い勝手が良くなった。
河津桜の名所をあたると三浦海岸で桜まつりをやっているらしい。グーグルで撮影ポイントを下調べすると京急を背景に良さげな撮影ポイントを見つける。そこで運営委員会のサイトも確認する。目星をつけた撮影ポイントは撮影禁止エリアに指定されていた。苦労して遠路訪ねてもちょっと報われないかんじ。そこで住まいから10キロ圏内で河津桜を求めポタリング。果たして素晴らしいロケーションが見つかる。河津桜が寄せ植えされていて木の根元まで立ち入れる。人も少なく撮影し放題。季節になれば毎年訪れたいロケ。あまりに木が近いので魚眼レンズにステレオ写真と邪道撮影にはしってしまう。少しは王道の本気撮影もしておかねば。クロス走行距離 22.78km クロスバイク積算 10,973km 自転車積算 28,866km

画面に少し顔を近づけて寄り目にします。画面がぼやけて左右2つの画像中央にもう一つ3個目の画像が見えたらそのまま意識を中央画像に集中します。突如として中央画像は奥行のある超立体空間に変貌します。少し慣れればこの裸眼立体視は苦も無く見える様になります。視力回復効果もあり!
おまけ


YOUTUBEの東映シアター公式でドラマ「刑事くん」がお薦めに。勢いで第一話、第二話を観てしまう。本放送当時も月曜のブラザー劇場でこのドラマは欠かさず観ていた。ブラザー劇場では「刑事くん」「刑事犬カール」は記憶に残っている。改めて観返したこのドラマだが脚本がペラペラで何ともコメントに困る。公務をほっぽりだして父親殺しの犯人捜し。上司へ報告もせず指示を無視して好き放題。情緒不安定にもほどがある。何か疾患でもあるのかという破天荒さ。まあそれでも30分枠にしては撮影には金が掛かっている。ドラマ本編よりも50年前の都内の風景に目が行く。ゲームセンターに繁華街、個人商店に小汚い駅前広場など昭和コテコテの風景は懐かしい。そして刑事くんが勤務する城南警察署の屋上シーンが気になったので早速ロケーションの検証を始める。

遠景には日本火災海上ビル、トヨタの看板と屋上駐車場、建設途中の首都高速。結構な手がかりにはなるが特徴的な高層ビルなどは皆無。ドラマ撮影カメラのパンを何度か再生していて決定的な看板「池袋病院」を見つける。検索してみると「池袋病院」は今も健在。所在地をあたると道路配置などからロケの絞り込みが一気に進む。城南警察署の屋上ロケは都道435号(首都高5号池袋線)とサンシャイン60通りが交差するマルビル屋上(東京相互銀行 池袋支店)(現在、このビルには「東京レジャーランド」のゲーセンが入る)と判明。ドラマ遠景のNTT池袋(電電公社)なども合致した。




ドラマ撮影当時の1971年9月はサンシャイン60はまだ存在しない。建設予定地は東京拘置所があり同年3月に小菅に移転したばかり。因みにこの場所は元巣鴨プリズン。サンシャイン60の開業は1978年まで待たねばならない。


余談になるが、刑事くん(桜木健一)の同僚刑事である大丸四郎(沖雅美)とドラマオープニングで張り込みから逃げ出す犯人が同一人物に見えて仕方ない。まさかカメラテストで犯人役として出演したとも思えないが。