Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

第22回劇作家協会新人戯曲賞 選評 発表

2017-01-17 | Weblog
第22回劇作家協会新人戯曲賞の選考経過が協会HPで発表された。

最終候補作
 『もものみ。』   守田慎之介 (福岡県)
 『プラヌラ』    高石紗和子 (東京都)
 『触れただけ』   南出謙吾 (東京都⇒大阪府)
 『カミと蒟蒻』   長谷川源太 (京都府)
 『the Last Supper』 太田衣緒 (東京都)

最終選考委員
  川村 毅、鴻上尚史、坂手洋二、鈴江俊郎、佃 典彦、土田英生、マキノノゾミ
  (司会:瀬戸山美咲)

なんだか今回は 最終選考委員みんなが気合いを入れて書いている。みんな真面目である。
選考過程は瀬戸山美咲が書いている。

ふと気づいたが、審査員が若い。みんな六十歳以下である。

南出謙吾 『触れただけ』が受賞作だが、必ずしも絶賛されていないのは、毎年のことではある。
南出謙吾さんは、劇作家協会戯曲セミナー研修課での私が担当している生徒なのだが、ふだんの言動も面白い人材なので、これから多方面に大いに羽ばたいてほしい。
まあ、賞というものは、とってしまったらとってしまったで、これからがたいへんだ。
「追う者より追われる者の方が弱いんじゃ」と、『仁義なき戦い』の台詞にもあるように、追いかけ、乗り越えようと、噛みついている側の方が強いのは、当然なのである。


協会HP該当欄は、以下。



http://www.jpwa.org/main/drama-award/prize/22th-senpyo#senpyou
コメント
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