夜間中学を推進している前川喜平・元文部科学事務次官の講演を聴く。
「義務教育完全無償化」についての講演であり、その話題が多い。
学ぶことは人間の「権利」であり、ワイマール憲法にもある。(アメリカの憲法にはにはないらしい)
勉強しなければならないのではなく、学習権がある。学習権は参政権に繋がる。無知の状態をそのままにしてはいけない。
「就学義務」はおかしい、憲法では学校に行かせなければならないのではない。「無償普通教育」と呼ぶのが正しい考え方。
人々が「義務教育」と呼ぶときは、国の義務でなければならない、というのは、聞いたことがある。
そして、「愛媛には夜間中学がありません。愛媛県にないのは獣医大学だけじゃないのです」というのが、どーんと受けた。
話術が巧みということではなく、一種の「ゆるキャラ」的佇まいが、今の時代には、魅力的に映る。
「面従腹背」というキーワードについては、ご自分でネタにされていた。
出会い系バーの話題は出ず。
きっとこの人にとって教育基本法改正や道徳の教科化は確かに「やりたくない仕事」だっただろう。
「あったものをなかったことにはできない」と言ってのけたこの人のように、全ての官僚が嘘をつかず、改竄もしなければ、それだけでいろんなことが解決するのにな、と思う。
「義務教育完全無償化」についての講演であり、その話題が多い。
学ぶことは人間の「権利」であり、ワイマール憲法にもある。(アメリカの憲法にはにはないらしい)
勉強しなければならないのではなく、学習権がある。学習権は参政権に繋がる。無知の状態をそのままにしてはいけない。
「就学義務」はおかしい、憲法では学校に行かせなければならないのではない。「無償普通教育」と呼ぶのが正しい考え方。
人々が「義務教育」と呼ぶときは、国の義務でなければならない、というのは、聞いたことがある。
そして、「愛媛には夜間中学がありません。愛媛県にないのは獣医大学だけじゃないのです」というのが、どーんと受けた。
話術が巧みということではなく、一種の「ゆるキャラ」的佇まいが、今の時代には、魅力的に映る。
「面従腹背」というキーワードについては、ご自分でネタにされていた。
出会い系バーの話題は出ず。
きっとこの人にとって教育基本法改正や道徳の教科化は確かに「やりたくない仕事」だっただろう。
「あったものをなかったことにはできない」と言ってのけたこの人のように、全ての官僚が嘘をつかず、改竄もしなければ、それだけでいろんなことが解決するのにな、と思う。