Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

マルクスとマクベスを間違える

2019-11-15 | Weblog

「憲法くん」、沖縄の憲法くんという景があって、宮城康博氏に読んでいただく。

で、文中、私が一箇所「マルクス」を「マクベス」と書き間違えていると指摘される。

おー。と、すぐになおしたが、その後、頭の中を「マルクス」と「マクベス」がぐるぐるする。

「マルクス」と「マクベス」。

だからどうだということではないのだが、何かの符合だろうか。

頭に中から追い払うのに苦労する。

そんなこともある。

 

 

⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯

 

『憲法くん』舞台化、始動。

あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になるのです。

11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。

 

こんにちは、憲法くんです。

わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。

わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。

 

へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。

わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。

「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。

でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。

 

でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。

わたしは、みなさんのわたし、なんですから。

わたしを、みなさんに、託しましたよ。

 

http://rinkogun.com/Kenpo-Kun_Tokyo.html

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望月衣塑子 × 森達也監督「 i ―新聞記者ドキュメント―」。本日公開だけど続編すぐにクランクインしてください。

2019-11-15 | Weblog

望月衣塑子 × 森達也監督「 i ―新聞記者ドキュメント―」。本日公開だけど続編作った方が良いんじゃ? と、思います。できればすぐにクランクインしてください。

これだけ政治の世界が動いているので、菅官房長官も安倍総理も、どう出るのか。いまの揺らぎ状況を、しっかり撮っておくべきだと思います。

というか、これだけの状況で「逃げられないぞ」と王手をかけてゆくためにも、未来の子どもたちにこのトンデモ政権が崩壊していく末路を教訓として伝えるためにも、しっかり記録しておくべきだし、と思います。

 

このブログの写真は、今月頭のデモクラシータイムス、ウィークエンドニュース。左から、寺脇研さん、私、森監督。映画の感想はこの映像でも喋っているので見てください。森監督の魅力は、皆さんご存じの諸々に加え、どこかしらご本人自身がユーモアの人であるところ。オウムの死刑関連のさいにも思ったけど、ある意味、わきの甘さも個性。ドキュメンタリーでなく劇映画を撮るといいと思うし、今回の「 i ―新聞記者ドキュメント―」は、それを確信させる。

https://www.youtube.com/watch?v=8pr-YNhpoW8

 

この時、森監督に、もっと宣伝するように(!?)言われたのだが、我ながら、下記のブログでけっこう大絶賛しているじゃないの。
 
https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/s/新聞記者
 
 

 

※  ※  ※  ※  ※  ※

 

望月衣塑子 × 森達也監督「 i ―新聞記者ドキュメント―」

第32回東京国際映画祭で日本映画スプラッシュ部門作品賞に輝いた。

森達也監督が、官邸会見で菅官房長官と闘う東京新聞望月衣塑子記者を追いかけている。

アメリカ映画『バイス』に近いテイストの、しかし、ドキュメンタリーである。
実名であることがすごく自然で、しかも被写体の望月さんがあまりにも自覚的にふるまっていて、なぜか劇映画のように見えてしまう。
褒めているのですよ、もちろん。
とにかくこの秋、必見の映画です。
 
 

映画のWeb

https://i-shimbunkisha.jp

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