『憲法くん』12月3日(火)19時の回、アフタートーク・ゲストは、憲法学者の木村草太さん。
なにしろ切れる人として有名である。緊張する。楽しみである。
彼と橋下徹の対談集「憲法問答」(徳間書店)は、今の諸問題と憲法について知るには、もってこいの本である。
橋下徹氏はいろいろと仕掛けてくるが、木村草太さんはうまくかわしたり、真正面から答えたり、なかなか噛み合わないときも、あきらめずつきあう。
私や木村氏は橋下氏とはかなり考えが違うからこそ、いい意味で問題の争点があぶり出されてくることに、意義のある本であった。
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『憲法くん』舞台化、始動。
あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になるのです。
11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。
こんにちは、憲法くんです。
わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。
わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。
へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。
わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。
「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。
でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。
でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。
わたしは、みなさんのわたし、なんですから。
わたしを、みなさんに、託しましたよ。
http://rinkogun.com/Kenpo-Kun_Tokyo.html