ついつい、ぶつかっていくような態度や物言いをすること、してしまうことというのは、ある
まあ誰でも思い当たることはあるだろう
比較的、そうなることがあるけれど、割とみんなに許されているのが この 武山尚史という男
わざとなのか照れなのか、はたまたダンディズムなのか、時に、つっけんどんな言い回しになったりして、人に誤解されること多々あり
しかしまあ、本人のかわいげを皆が知り尽くしているせいもあり? スルーされていたりする
器用なところはすごく器用で、不器用なところは半端なく不器用だ
演じることを楽しんでいて ここ数本は、名指しでいい感想をもらうことも多くなってきた
杉山・武山コンビは、「なにもおきない」に続いての黄金コンビとなりつつある
若い若いと思っていたら二人とも劇団十五年選手である
ありがたいことである
ぶつかっていってなんぼ、は、まあ私の芸風というか生き方でもあったのだ
そんな雑感の中、すすんでいく「憲法くん」なのである……
撮影・古元道広
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『憲法くん』舞台化、始動。
あの、松元ヒロさんの『憲法くん』が、ほんとうに、演劇になるのです。
11月29日(金)から、座・高円寺。伊丹、名古屋、岡山でも上演します。
こんにちは、憲法くんです。
わたしは、一九四七年五月三日に生まれました。
わたしは、国の力を制限するための、「国民から国への命令書」です。
へんなうわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか。
わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。
「現実にあわないからだよ」、というひとがいます。
でも、理想と現実が違っていたら、ふつうは、現実を理想に近づけるように、努力するものではありませんか。
でも、わたしをどうするかは、みなさんが決めることです。
わたしは、みなさんのわたし、なんですから。
わたしを、みなさんに、託しましたよ。
http://rinkogun.com/Kenpo-Kun_Tokyo.html