昨日は思いがけず、ある酒蔵の話を聞きました。
『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』東京公演、本日よりチケット発売開始いたしました。
お電話やWebフォームによる「当日精算」でのご予約の他、ご自身でお席を選んで発券して頂ける「燐光群オンラインチケット」もございます。
http://rinkogun.com/Seattle_Tokyo.html
11月19日(金)に座・高円寺(東京)で幕をあけ、岡山市立市民文化ホール、愛知県芸術劇場(名古屋)、AI・HALL(伊丹)でのツアーも行います。
そして、琉球新報によれば、31日投開票の衆院選で、沖縄4区に立候補する自民前職で沖縄担当相の西銘恒三郎氏(67)、立民新人で元那覇市議会議長の金城徹氏(68)の2氏が紙上討論会で何やら言っている。宮古島含む先島への陸上自衛隊配備計画を巡り、西銘氏が必要性を強調したのに対して、金城氏は住民合意のない配備は容認できないとし、立場に違いがみられた、そうな。
しかし所詮は立憲、金城氏は住宅地の近くに弾薬庫が設置されるなど、離島の住民に不安が広がっていることを指摘し「政府はしっかり説明責任を果たすべきだ」と訴えるのみで、正式に反対表明はしない。これがオール沖縄の腰砕けのやり方。玉城デニーも山本太郎も「住民への説明責任」以上の言葉がなく、正式に自衛隊配備に反対してくれていない。太郎のれいわだけは、先の「みんなの未来を選ぶためのチェックリスト 衆議院選挙2021」で、正式に自衛隊配備反対を表明はしてくれた。だけど聞かれたことに「○」をつけるだけでなく、きちんと自分の言葉で言ってくれないとな。同じ問いへの立憲民主党の回答は、「南西地域の島しょ防衛の強化は必要です。自衛隊の配備については不断の見直しを行います」というひどいものだった。なので以前から言っているように私は立憲は認めません。
石嶺香織さんが補選で通る前の、男性議員しかいない宮古島市議会を何度も傍聴してうんざりさせられた身としては、きょうの宮古島市議会選挙の結果は、実に嬉しい。だが同時にこれはスタートに過ぎないのであって、これから先に何をどう積み上げていくか。具体的に攻めていかなくてはいけないはずだ。
これはもう四年半前の、宮古島の市長選・市議補選の応援に行ったときの、写真。あの後、自衛隊基地は建造されてしまっているが、いま現在は遠くから見守ることしかできないものの、平和を求める人間の可能性と意志を、私は信じたい。必ず覆せる。
期日前投票。やってきました。
迷いようがない、東京8区。
比例は、入れたい人がいるところに。
最高裁の裁判官は、
「夫婦別姓ほ否定していないみたい」だからといって信用しないし、
就任したばかりで一度も最高裁での判決に関わっていない人には、チャンスを与えたいという気持ちもわからないではないが、
日弁連副会長経験者は信用してもいいのかなと思ってしまうがじっさいにその人を知っているわけではないし。
まあ、判断しがたいが、厳しめにはなる。
投票は、国民の務め、とは思うが、もちろん、義務じゃないよ。
ただ、投票くらいはしてから、文句を言いたいね。
『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』東京公演、本日よりチケット発売開始いたしました。
お電話やWebフォームによる「当日精算」でのご予約の他、ご自身でお席を選んで発券して頂ける「燐光群オンラインチケット」もございます。
http://rinkogun.com/Seattle_Tokyo.html
本作のタイトル「シアトルのフクシマ・サケ(仮)」の「(仮)」は、正式名タイトルです。「シアトルのフクシマ・サケ カッコカダイカッコトジル」と読みます。
なぜ「(仮)」を最後まで外せなかったかは、本作を御覧になってお確かめください。
燐光群は今年、2月『草の家』、6・7月『別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました』、7〜9月『悪魔をやっつけろ〜COVIDモノローグ〜』全国ツアーと、上演を続けてまいりました。コロナ禍下でありながらも劇場に足をお運びいただき、また、活動をご応援いただき、心より感謝申し上げます。
この秋には、坂手洋二の書き下ろし・演出『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』を上演いたします。11月19日(金)に座・高円寺(東京)で幕をあけ、岡山市立市民文化ホール、愛知県芸術劇場(名古屋)、AI・HALL(伊丹)でのツアーも行います。
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「私は間違いなく、アメリカはシアトルを舞台に、福島で震災と原発事故の被害に遭い、移転を余儀なくされた酒蔵の人たちの、移住後の奮闘について書こうとしていた。ところが、コロナ禍下ゆえ、予定していたアメリカへの取材が果たせなかった。私たちの世界はなぜこのような状況にあるのか、私は今どこにいるのか、そのことそのままを、芝居にしようと思う。 演劇は、現実に負けない。それを証明しよう」(坂手洋二)
2011年3月、東日本大震災後、福島第一原発から数キロ以内に住んでいて避難した人たち。帰還困難区域となってしまった酒蔵を捨て、三百年の歴史を誇る地酒の復活を目指しシアトルに移住、新酒蔵を建造しようと動き出した家族たち。もともとシアトルに移住していた沖縄出身の人たちは、慣れぬ土地で戸惑いながらも生きてゆく彼らを出迎え、見守る。そして、やはり自分たちの酒蔵に戻れず、日本に残された者たち。彼らは国内であがき苦しみながら、自分たちの現実を乗り越えるため、行動する。
メルヴィルの世界と、震災後の福島・高野病院、原発宣伝広告アーチ撤去等の現実を交錯させ、国際的な話題作となった『バートルビーズ』に続き、燐光群が「震災後の時間」を取り戻そうとする「不可能性の物語」から、私たちの現実を照射する。
そして本作は、「日本酒」の魅惑、その歴史と製造のディティールの魅力も描きだす。
飯舘村の元酪農家・長谷川健一さんの訃報にうなだれる。森住卓さんのFB投稿で知る。
震災直後は牛の苦しさを救うため、どこにも出せない牛乳を搾り続けた。最近は農地を荒れさせないために、出荷できないそば粉を造り続けていたという。
農業の人だった。地元を、作物を、愛していた。
下北沢でお会いした。日本酒がお好きで、私が薦めた「ふるさと」のおにぎりを、うまいと言ってくれた。
そのときの、仲間思いの発言が印象に残る。
最近の記事では「飯舘村では若い人が胃がんで立て続けに亡くなっている」と言っておられたようだが、どう考えても、ご本人も、お亡くなりになるには早すぎるという気がする。
「衆議院で会いましょう!」〜山本太郎代表、吉田はるみ候補が「東京8区」で共同街宣、というお知らせだが。
だったら太郎は、ほんの2週間前に「東京8区」から出馬宣言したさい、事前に吉田さんとじかに話しているべきだった、太郎の出馬宣言は、そのとき、吉田さんと並んでいるべきだった。と、以前から私はそう言っている。杉並区の話なのに、野党共闘のはすばなのに、互いに直接、何の連絡も取り合ってなかったんじゃないか。
そのことへの本気の反省と、ご本人が主張していたはずの「枝野の裏切り」への言及がないと、この共同街宣じたいに、素人っぽい、嘘くさい印象しかない。
申し訳ないのだが。
もちろん「東京8区」選出議員は、石原氏以外の人に変わるべきだと思っている。
安倍元首相は昨日、横浜市中区の街頭演説で「立憲民主党が政権を握れば、日米同盟は終わる」と吹いたそうだ。
「日米同盟は廃止、そして自衛隊は憲法違反、これが共産党の基本的な政策だ。その共産党の力を借りて、立憲民主党が政権を握れば、日米同盟の信頼関係は失われてしまうのは間違いない。もっとも立憲民主党は、安倍政権でつくった(集団的自衛権行使を一部容認した)平和安全法制を廃止をするといっている。この平和安全法制によって、日米は強い同盟になった。それを廃止してしまっては、せっかく助け合えるようになったのに、助け合えない同盟になってしまう。そうなれば、日米同盟はその瞬間に終わりを迎えてしまう。方向はむしろ逆だ。北朝鮮が新たなミサイルを開発し脅威が増している。あるいは中国が軍事力を背景に、尖閣や台湾、南シナ海で一方的な現状変更の試みをするなかにおいては、日米同盟を強化していくことが求められている。ですから、私たちは絶対に負けるわけにはいかない。」ということらしい。朝日新聞の報道より。
自民党近辺から最近、あらためて共産党を否定し、野党連合として共産党と繋がっているから立憲中心の野党勢力は否定すべし、という詭弁が喧しい。心配しなくても立憲民主はあんたたち寄りだよ、わかってる癖に。
日米同盟を持ち出して、依存心の強い国民を脅しているわけだが、憲法を正しく守る人たちは、戦争が解決の道という洗脳工作には乗らないよ。
それにしても「絶対に負けるわけにはいかない」って嫌なフレーズだな。「こんな人たちに負けるわけにはいかない」以来の言い回し。勝つも負けるもない。あんたたちは間違っている。
写真は、沖縄・高江。8月。
もちろん野生のヤンバルクイナに、そう簡単に身近に会えるわけはないのである。
何日か前に紹介したが、この写真に登場しているのは、沖縄県国頭村安田(あだ)にあるヤンバルクイナ生態展示学習施設「クイナの森」で育てられている「クー太」である。
閉じ込められて生きていて、かわいそうだと思うが、その姿を見にきてしまう私たち人間は何なのだろう、とも思う。
やんばるの森の一部は世界自然遺産になったわけだが、米軍基地による汚染、むやみに造られる林道によって、本来の自然が保たれているとは言いがたい。