さくら草の日記

日々のつれづれをつづります

「牛・丑」 「調理道具」

2020年06月30日 | 短歌

草原に寒波来たれば群れのなか仔牛はブルーのケープを纏ふ

松村正直選     題「牛・丑」

佳作



蒸し器の蓋開けたる刹那しわしわと蒸し饅頭の老いてしまへり

栗木京子選    テーマ「調理道具」

佳作


* * *

台風のような
雨と風のひどい一日だった

夕方になってようやく雨が上がり
庭に出てみたら
花が咲いていた

モントブレチア(別名:姫檜扇水仙)
昨年ウオーキングの途中の土手より失敬
鉢の中でたくさん増えた



盆花



オシロイバナは白一色



明日は晴れの予報
暑くなりそうです・・・。

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「中」

2020年06月01日 | 短歌


ラジオ文芸選評 5月30日

選者 永井裕さん    題「中」


永井裕選

水槽の目高のごとく生き生きと夫のネクタイ雨中に動く

仕事中の夫を詠んだ
雨の中、車を降りてネクタイを揺らしながら小走りに行く夫は
水を得た魚のように生き生きとしていた
仕事が大好きと本人もいつも言っているけれど
本当にそうなのだろうと思う



石井かおるアナウンサー選

口の中奥の奥まで見せて泣く伝ふる言葉を持たぬみどり児

まだ赤ちゃんの頃のマコ君を詠んだ
石井アナウンサーが共感してくださったことがうれしかった


2首取り上げてもらって
驚きとよろこびの週でした

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「鼠」

2020年05月29日 | 短歌


家猫の狩りのみやげの野鼠の小さくふくらかなるが飛びだす



松村正直選     テーマ「鼠・子」

佳作



飼い猫がまだ元気で野性味あふれていたころ
家の前の土手から
野ねずみをくわえて戻ったことがあった

居間に放したからさあ大変
ねずみを追いかけまわして
外に出したような・・・

その猫が亡くなって17年
6月4日の時の記念日に亡くなったから
忘れない

(追) 時の記念日は6月10日ですね! 6月4日は歯と口の健康週間でした 大丈夫かな~?



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「みどり」

2020年04月27日 | 短歌

ラジオ文芸選評(4月25日)は

選者 梅内美華子さん  ゲスト 女優の美村里江(ミムラ)さん
兼題 「緑」

そして 2度目のサプライズが!

みどり濃き双葉は抜かず残し置く草かも知れず花かも知れず

の歌を
美村さんが選んでくださった

そして
美村さんのすてきなお声で読んでくださった

本当に夢のような瞬間だった

でも たぶん もう
3度目のサプライズは起こらない

次回は 選者 木下龍也さん  テーマは「恋」
恋の歌は もう 詠めないな・・・

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サプライズ

2020年04月14日 | 短歌

NHKラジオ文芸選評は
4月から新しくなった

これまで
選者は篠弘先生 月に一回放送 投稿は葉書で3首まで

4月からは
俳句と短歌の隔週放送 投稿は番組ホームページの投稿フォームから
選者は 東直子さんと梅内美華子さん交互かな?

4月11日が第一回放送 題は「窓」で
何が何だかわからないまま投稿した

当日
昼食の用意をしながら
石井かおるアナウンサーと東直子さんと平野ノラさんのトークを
聞いていた

番組の終わりちかくに
「東さんが選ばれたそのほかの作品」というコーナーがあり

なんと
覚えのある歌が読み上げられるではありませんか
〇〇県  〇〇〇〇さん  70歳の作品
と年齢までしっかり公表されて

まさかのことで
もう
びっくり


東直子選   題「窓」

十センチの窓より洩るる朱き灯に部屋の内なる静寂見ゆる




ギリア きれいに咲きました

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花時計

2020年03月31日 | 短歌

花時計見たるのちにて詠まざれば春の一日われの負けなり


短歌de胸キュン   

テーマ「ライバル」        佐伯裕子選   

佳作



* * *


庭は

シラー・カンパニュラ


ギリア



何という名前だったかな・・・?



雨模様の肌寒い日
明日からはしばらく晴れるとのことで
桜草の小苗の整理をしよう

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短歌大会

2020年01月30日 | 短歌

21回NHK全国短歌大会の作品集が届いた

今回は自由題2首、題詠1首を投稿し
自由題は2首とも予選落ち
題詠のみ佳作に入った

掛け軸の「大」といふ字のひだりみぎ払ひうつくし生家にありて


題詠「大」

江戸雪  小池光  選

佳作

(生家 ・・・ 正確には夫の生家です)

 

* * *


1月末の庭は

ギリアの苗がこんなに大きくなり


貝母の芽が出て



桜草は大きくなり



ネモフィラもつぎつぎに咲きだして



昨年のガーデンシクラメンの種から芽が出た!



まあまあ暖かなこの頃
桜草の小さな苗をせっせと移植している

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ニューフェース

2020年01月24日 | 短歌


花の土ひょいと三袋(さんたい)積みくれしニューフェースなり細き腕にて



テーマ「店員」

佐伯裕子選    佳作



短歌de胸キュン12月のテーマ「店員」
ホームセンターで花の土を買った時のことを詠んだ

2か月没がつづき
佐伯先生に救っていただいた

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新年

2020年01月03日 | 短歌



霜月に蒔きたる菊菜のやはらかな薫り高きを雑煮に食ぶ




* * *


初ウオーキング

元日、2日、3日とおだやかな良い天気で
ウオーキングはいつもの堤防より少し足を延ばして牧場まで

ウオーキングシューズを新調

今回も
横幅の広い頑丈なシューズを選んだ





本年も
どうぞよろしくおねがいいたします

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「月の沙漠」

2019年10月29日 | 短歌


お別れに「月の沙漠」を歌ひたり五人姉妹のあねの葬儀に



江戸 雪選    題「砂」

佳作秀歌

 
童謡「つきのさばく」は
「月の砂漠」ではなく「月の沙漠」が正しいのですね
「砂漠」で投稿したら「沙漠」に訂正されて選んでいただきました

江戸先生、ありがとうございました


* * *

庭は

コスモスはまずピンクから



チョコレートコスモス



ミニ薔薇も元気になった



メランポジュームは昨年のこぼれ種から



そして 脱皮したバッタ君は
まだコスモスにいます



涼しくなりました~

室温 23.7度   湿度 56%  

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