黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

日本七仏薬師と小野小町の墓

2020-07-19 21:39:29 | 下野国

ひめちゃんは、昨日ワクチン接種に行ってきました。

車の中では、そわそわ落ち着きませんでしたけど、動物病院ではこの笑顔です

動物病院は、病気を治してくれる所だと認識しているらしいです。

先日の腹痛も治してもらって、記憶に新しいようです。

順番を待っている間も、よい子で待ってます

順番が来て名前を呼ばれて、診察台の上に上がります。

先生にあちこちチェックしてもらいます。

「お腹のグルグルもなくなってますそれでは、注射しましょう

よい子で注射できました

 

 

 

大慈寺には、小野小町ゆかりの七仏薬師堂が在ります。

 

 

説明板もあります。

薬師様と和歌のやりとりをした後、病気が治ったので、ここに住み着いたとあります

 

そばに、その時やりとりした歌が刻まれています。

       小野小町

南無薬師衆病悉除の願たてて身より仏の名こそ惜しけれ

  かへし  薬師如来

むらさめはただ一通り降るものをおのがみのかさそこに脱ぎおけ

「ちっとも治らないじゃないの

「直してあげるよ

みたいな感じかな?

 

「小町の最期は、諏訪ヶ岳の北東に位置する断崖絶壁に登り、眼前に薬師如来の浄瑠璃浄土の世界を見て、そこに身を投げました。」とあります

諏訪ヶ岳は、大慈寺北方の山ですね。

都の貴婦人が、断崖絶壁にのぼって、身を投げたのです

その遺体を村人が、丁寧に葬ったのが小町の墓という事です。

 

死後の物語は、生きた物語ですね

「小町の黒髪がやがて小野寺のイグサとなり、そのイグサを用いた畳の家では、必ず子宝に恵まれると言われました。」

小野寺は、イグサの産地だったのですか

 

 

では、小町の墓に参拝です。

 

細い道を50m行きます。

 

説明板があります。

小野寺の七仏薬師は行基の作だったのですか

「小町の黒髪が藺草(いぐさ)となり、小野寺蓙(おのでらござ)と名付けられて、この里の特産になった」とあります

 

ところで、どれが小町の墓石でしょう?

観音様の後ろに小町墓の文字があります

墓石の後ろの石造物も、なかなかりっぱです。

小野小町は、小野寺にとって必要な人だったのです

合掌

 

 

さて、帰りましょう。

犬伏を通って、67号線を帰りましょう。

大慈寺の山門を右に見て帰ります。

 

 

まもなく、あれ史跡だ

「藤原の秀郷が腰掛けて、大黒様と縁を結んだ大黒石」ということです。

 

 

道なりに南下して犬伏薬師堂の脇を通ります。

真田ブームが去って、もう何年でしょう?

ここは、関ヶ原の合戦の時、真田親子が一家の生き残りをかけて、西軍と東軍に別れる話し合いの場だったといいます。

久しぶりに、ちょっと寄り道です。

薬師堂は開いています

もしかしたら、週末だけかも知れないけど、よかった

 

お札も置いてあります

お賽銭を入れていただきます。

あれ、ここの薬師様は大慈寺と同じ行基菩薩の作です

 

 

 

コメント
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