寒い朝でした。
ひめちゃんとタバサねーちゃんは、岩神沼まで行きました。
寒いから、誰もいなそうだね。
あれ、どこからともなく、黒いカモさん登場です
やっぱり、この沼に住んでます。
後閑(ごか)の五輪塔を通って帰ります。
かなり大きいものです
ひめちゃんかタバちゃんが、一緒に映ってくれるといいんですけど。
姉妹は非協力的です
沢入駅の側に、めだたなく薬師堂です。
階段を登って、ご挨拶です。
登り切ると、お二方のお出迎えです。
「沢入薬師堂仏像調査」ですって
「天正八年(1580)9月吉日」と墨書があるんですね
『勢多郡東村誌・通史編』では、
土地では薬師如来として信仰されているが、手首の欠損のため釈迦・薬師・阿弥陀か決定できない。像は桧の寄木造りで、台座・蓮座なども同期の作。八角の框座や蓮弁の形状などにも中世の手法が残っている。
像は、膝前で寄木し、通肩の衣紋は宋風の名残のある翻りが見受けられ美しい。顔は下ふくらみのある節目につくられ、頭部の肉髻は低い螺髪であり、頭部が猪首状に肩に下がる。そのため肩張りが大きく、室町時代後期の特色を示している。
仕上げは、黒漆の上に金箔を貼ったあとが見受けられる。当初は輝きのある姿だったであろう。
室町時代後期というか、天正8年(1580)の作品なのですね。
光り輝く仏像だったのです
そのころ、このあたりはどんな情況だったのでしょう?
黒川郷で、黒川衆の地元ですけど。
天正6年に上杉謙信が没して、東上州は混乱していたでしょうね。
さて、薬師堂に参拝です。
ガラスの隙間から、失礼します
約450年前は、なんとなく光輝いていたイメージもあります
合掌
円空さんも、たぶん逢っていったことでしょう
いつまでも衆生をお守り下さいね
さて、帰りましょう。
わたらせ渓谷鉄道、渡良瀬川、目の前に見えます。
さようなら、合掌
沢入薬師堂、ちょっぴり円空さんの足跡を感じられました
駅に戻る途中、元気なシバくんに逢いました
正面を向いた写真がありませんでした。
残念
駅に戻って、静かに駅構内を眺めます。
いくつかの花の季節がありそうです
イルミネーションの用意もあります
沢入駅ですね
何時の日か、「わたらせ渓谷鉄道」で電車に乗って、訪れてみたい沢入駅です