ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出て蕨沢川を渡ります。
橋には、やっぱり名前がありません
諏訪神社の向こうの高台を目指します。
ひめちゃん、ちょっと心配顔です。
大丈夫だよ、今日は学校お休みだから
ひめちゃんは、黄色い帽子の小学生の集団登校を警戒しているのです。
神社前を下ると、ため池があります。
獅子くん、立ち上がってます
何かいるのかな?
おかあさんには、わかりません。
高台からの赤城山です
高台からの赤城山と榛名山です
山水画のようにとまでは言えませんけど、いい雰囲気です
10月27日、境宿の織間本陣を確認した後、長光寺に向かいます。
長光寺・その南の弁天池・西の旧境高校あたりが、境城趾だという事です。
長光寺は、観音霊場になっていて、御朱印が出るようです。
細い路地を入って、長光寺です。
あれえ、駐車場が分からない
山門から境内に入るのは無理だし、後ろから車は来るし
捲土重来をきして、そのまま進んで右折し、弁天様のある境公園に駐車です。
向こうに学校が見えます。
旧境高校です。
今は、境特別支援学校だそうです。
南側から攻めます。
浮島に、彩色が残ってる弁財堂です
鳥居まである
背面は中国の物語かな?
側面はシッポと足の感じで、キツネかな?
蓮の季節は、花が咲くのかな?
真っ赤な鮮やかな橋が架かります。
むむ、通れない
危険ということで、通行禁止です。
かなり老朽化が進んでいるけど、他に参拝ルートはありません。
弁天島にある弁天様への弁天橋は、かたく閉ざされています
かつてはこの太鼓橋を渡って、多くの人が訪れたのでしょう。
蓮の葉っぱが残ってます
来年も花が咲くかな?
浮島も補強してある感じです
では、北側に廻って見ましょう。
こちらもキツネかな?
左右の側面にキツネということは、現世利益・商売繁盛の宿場の弁天様だったのかな?
劣化はしているけど、まだまだ見応え有りです
柳と弁天様、いいコンビなんですけど
案内板というか説明板というか、落ちかかってます。
なるべく正面で、参拝です
位置関係からすると、かつては真光寺の管轄だったのでしょう。
明治の神仏分離によって、お寺の手を離れて、こんなに寂しい弁天様になってしまったのかな?
後ろでは元気なお年寄りがゲートボールをしています
ひめちゃん達がよく通る諏訪神社でも、一時はお年寄りがゲートボールでにぎわってました。
いまは全くその姿を見ません。
公園なので、子供用の遊具もあります
子供の姿は全くありません
駐車場の向こうを、ちょっと覗きます。
あれが、有名な境高校のトウカエデですね
学校の校庭では、ここから眺めるほかありません。
ところで、トウカエデってどんな木なのでしょう?
検索すると、「トイカエデ」は、唐の楓の意味で、揚子江沿岸一帯を原産とする楓の仲間とあります。
紅葉や新緑が美しく、さらに丈夫なので街路樹としても多く植えられているということです。
さらに、享保9年(1724)に、中国から幕府に寄贈されたのが始まりともあります。
群馬県・林業試験場のHPに、このトウカエデの記事があります。
林業試験場で増殖した県指定天然記念物「境高校のトウカエデ」の後継樹が伊勢崎高校敷地内に植樹されました。「境高校のトウカエデ」は境高校の敷地内にあり、推定樹齢180年、樹高23m、幹周3.2mの大きさで、みごとな樹形を示し、平成4年に県指定天然記念物に指定されています。
200年前に伝わって、樹齢180年ですか
かなり早い時期の植樹です。
やはり例幣使街道境宿の繁栄の記憶でしょう
さて、次は近くにある飯福神社を目指します
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