黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

赤城山瀧沢不動尊・前編

2020-01-24 21:20:11 | 瀧沢不動尊への道

今朝、ひめちゃんは獅子丸と、元気に堀之内を北に出て、お散歩してきました。

彼らの視線の先には、出勤途中の外国人のおねーさんたちがいます。

彼女らは、北部にある工場を目指しています。

自転車で軽快に上って行きます。

 

 

 

前不動駐車場を下見した翌日(1月19日)、大猿キャンプ場の駐車場を目指します。

思ったより近かった

さて、道なりに西方にあるであろう前不動駐車場を目指します

 

道は山道ではあるけれど、それなりに整備されています。

ゆるやかなカーブで、ヘヤピンカーブはありません

登山口があり、それ用の駐車スペースもあります。

 

かなり行って、左側に車が止まってます

右側には道路がありますけど、通行止めです。

ナビにはその道はありません。

新しくできる道のようです。

ナビの画面には不動の滝も出ています

もしかしたら、不動の滝に行きやすくなるのかも?

 

まもなく昨日来た場所に出ました。

今日は先客がいます。

熊谷ナンバーのワゴン車です。

 

今日はスニーカー(ひめちゃんたちのお散歩に履いてるものですけど)履いて、リュックしょって手袋してきました

明るい参道入り口です

写真の記録時間は、10:29です。

昨日は雪になりそうな天気でしたけど。

 

「瀧沢の不動滝」の説明板を確認です。

瀧沢不動尊の説明が後半にあります。

「600年ほど前に奉納された、丈85cm、重量100kgの仏像で、右腕両足は切断され火炎も失われている」とあります

とにかく進むのみです

 

少し行くと、「瀧沢不動、瀧沢大滝→」の表示があります。

いよいよ霊山の中に入る雰囲気です。

 

歩くことは慣れているはずですけど、結構きつい

 

祠があります

延命猿水とあります。

赤いお猿さんの手から、水がしたたりそうです。

たっぷりの水が出るときもあるのでしょうね。

何となくホッとして、また頑張ります。

 

木漏れ日の山道です

でも、ゼイゼイ、ハアハア、ちょっと苦しい

 

そのうち、不動尊まで10分の表示があります

半分道中は来ました

ガンバ、ガンバ

 

何かあります。

「忠治の見張り岩」です。

どこから見張るのかな?

昔は展望がよかったのかな?

縁日毎月28日、大祭5月8日とあります

ここの道幅は、結構狭いです

 

さて、足取りも重いけど、ガンバガンバ

 

あ、瀧み所です

でも、みなさんが言うように不動の滝は見えません

ここにも、「縁日毎月28日、大祭5月8日」とあります。

 

まだまだ、ガンバです。

木橋があります。

昔々川に懸かっていたのは、こんな橋なのでしょうか?

 

滝があります。

「恵の瀧」です。

季節によっては、勢いよく大量の水が流れ落ちるのでしょうか?

 

さて、もう少しガンバ

建物が見えてきました

「不動大滝・忠治の岩屋は参門を通って左折してください」とあります。

左折したら、川になってしまいますけど?

 

この時、川(粕川)には、白衣を着て何かをしている人が3人見えました

うまく映りませんでしたけど、修験の修行でしょうか?

後でそのあたりには、幣束が3本ありました

 

参門前に、たくさんの石造物です。

不動明王が多いですけど、こんな方々もおいででした

如意輪観音かな?

御詠歌が彫ってあるようですけど、わかりません

こちらは両方とも聖観音です。

石像の方には、御詠歌がありそうですけど、よくわかりません

 

それでは参門をくぐります

参門の2階は宿坊という感じです。

写真の記録時間は10:54です。

 

瀧興寺の和尚が設置したという丁抗は、1本も見当たりませんでした。

晴れた日なので、明るく参拝できそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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瀧沢不動尊への道・その2(赤城温泉郷を通って)

2020-01-23 21:06:05 | 瀧沢不動尊への道

ひめちゃんは、2晩続けて腹痛を訴えました。

元気印のひめちゃんでも、これはお医者に行かなければなりません

お医者で、太い注射を2本して、お薬をもらいました。

夕方は、ひとりで気ままにお散歩となりました。

なぜか、たぶん行ったことのない中学校の方に歩きます

中学校が近づくと、姿は見えないけれど、子ども達の声が聞こえます

早足で進路変更して帰ります。

赤城山は、まるで雲海の中に浮かんでいるようです

 

 

 

空っ風街道の龍願寺のバス停近くに、橋がありました。

粕川ではなく、やがて粕川に合流する支流のようです。

橋の名は「ゆのくちはし」とあります。

温泉でも噴き出していたのかな?

 

空っ風街道を、スマホの経路案内に従って進みます。

おや、見たことある信号です。

三夜沢赤城神社の下の信号です

やはり、粕川の西側から登らせようとしています。

経路案内に従って、赤城神社の脇を登ります。

ちょっと寂しく不安な山道です

 

突然、前橋市宿の平駐車場が出現しました

ちょっと一休み

前橋市指定史跡宿の平城跡とあります

なにもなさそうですけど、宿の平城があったのですね

 

林道の向こう側に何かあります。

見張石とあります。

向こうの石宮には「信州伊那郡」の文字があります。

高遠石工の作品?それとも奉納?

何かありそうな山ですけど、探索はちょっと無理です。

 

駐車所にもどり、付近の案内図を確認です

隣は忠治温泉です

古民家のような建物を目指します。

泊まる予定はないので、ちょっと見で退散です

 

それにしてもこんな山奥にある城は、誰がいつ何のために築いたんだ?

前橋市指定史跡といいながら、前橋市HPには何もありません

「赤城温泉郷総本家館主のよもやま話」を参考にさせていただきました。

忠治館、もとは鼻毛石の赤城寺(せきじょうじ)があって、赤城塔も残っているそうです

見落としてきました

たぶん、建物の左にある白いポールかな?

宿の平城は、女渕衆(おなぶちしゅう)の北爪氏によって築かれたようです。

つまり、北条方の城ということになります。

 

鼻毛石の赤城寺(せきじょうじ)には、北爪将監(きたずめしょうげん)の供養塔があります。

北爪将監は、山上城攻防戦で活躍しました。

そのうちにその文書も確認します

 

この間も寄ったはずですけど写真が見つかりません

花の季節にでも、また行ってみましょう

 

さて、前不動駐車場を目指します。

道にもどり川を渡ります。

粕川です。

橋を渡るとすぐに、瀧沢館(瀧沢温泉)です。

ここは、車をうまく止められなくて、写真はなしです

ここを過ぎると、いちだんと険しく細い道になります。

気の抜けないヘヤピンカーブが続きます

そのうち、「目的地は左前方です」のアナウンスです

 

やっと着きました

他に車はありません。

道の向こうが、瀧沢不動尊への参道のようです

今日は左側の道を来ました

明日は右の道から来ます

今日はここまで、明日ちゃんと支度してきます

帰りもやはりヘヤピンカーブの道を下るしかありません

 

来た道を戻り、空っ風街道を東に走ります。

「乙女の滝」の矢印に誘われて左折、寄り道をします。

川に沿ってほぼまっすぐに北上です。

ヘヤピンカーブはありません

 

けれども、行けども行けども乙女の滝はありません

そろそろ諦めて帰ろうかと思ったとき、川の向こうに赤い鳥居が目に入りました

川を渡って、駐車場に入ります。

駐車場には、付近の案内図があります。

真ん中にある小さな赤い丸が現在地です。

この川・大猿川は、新里村と粕川村(前橋市)の境だったのです

 

少し付近を散策です

鳥居はあっても、社殿は見えません

ずーっと奥のようです。

それにしても、聞いた事のない神社です

 

幣束のあがっている木があります。

説明板によると、野口雨情ゆかりの木です

 

ここは、どうもキャンプ場のようです。

さて、捲土重来を期して帰りましょう

 

車をのりだすと、「前不動駐車場2.7km→」の表示が目に入りました

2.7kmは近いですよ

ここまでヘヤピンカーブはなかったし

 

今度はこの道で前不動駐車場に行きましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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瀧沢不動尊への道・その1(20年前に開山・龍願寺)

2020-01-21 21:14:59 | 瀧沢不動尊への道

今朝の赤城山は吹雪いていました。

ひめちゃんと獅子丸は、突き当たりを右折して岩神沼の方へ行きます。

葛塚城の堀切跡にも工事が入りそうです

沼には白い鳥と鴨(かも)が一羽がいます。

鴨さん、いつも一人、はぐれ鴨かも?

大きな白サギでした

まもなく、どこかに飛び去って行きました。

岩神沼にサギがいたのは、久しぶりです

 

 

白柴タバサちゃんと参拝した瀧興寺の門前には、瀧沢不動尊からの距離を示す丁抗がありました。

1丁は約109mだそうです。

終点の瀧興寺は、瀧沢不動尊からは76丁、つまり8km強ということになります。

そんなに遠くはありません。

もちろん歩いた最短距離で、実際今行くともう少し距離は伸びるでしょうけど。

行ってみようか

 

いろいろ検索すると、前不動駐車場に駐車して歩くようです。

まずは、前不動駐車場まで行ってみよう

 

前不動駐車場を、車のナビに入れます。

あれ、ない

スマホで経路案内が出ました

出発です

国道353号線から、新里町板橋で空っ風街道に入るように指示が出ます。

国道353号線のもう一本上の赤城南面を東西に走る道です。

信号も対向車もほとんどありません。

旧粕川村に入ってしばらくく行くと、赤い旗がにぎやかにはためいています

真言宗豊山派龍願寺とあります。

花の駅ともあります。

上の方にも旗めいています。

宗派を問わず墓地分譲とあります

お寺の墓地は、普通檀家でないと使えないものですけど

観音様が見えます

観音様にお参りします。

途中、双体道祖神があります

比較的新しいものですけど、ツツジが咲いていれば絵になります

牡丹が、いっぱいです。

花の季節でないのが残念

 

こんにちは

聖観音でしょうか?

寒空にホッと和みます

さすが花の駅、生花があがってます。

旗は、不動明王ばかりですけど。

 

ロウバイは、やはり里より遅いです。

 

そろそろ堂宇がありそうなんですけど、ありません

本堂の表示です。

え、普通のウチ

ここが、龍願寺の本堂です

 

御朱印をお願いしましょう

「こんにちは、御朱印をお願いします

出てきた人を見て、ビックリ

しっかり頭を丸めたおばあちゃんでした

そこら辺を散策しながら待ちます。

 

今月限定のお地蔵様の御朱印をいただきました。

ありがたや ゆくもかえるも とどまるも われと大師とふたりづれなり

 

「雪になりそうだね。五月に来ればシャッターチャンスがいっぱいあるよ。気をつけて帰ってね。」

「ありがとうございます。」

 

いただいた龍願寺が乗っている雑誌によれば、

赤城山の最高峰黒檜山中腹、からっ風街道沿いに立つ「赤城山不動院龍願寺」。養蚕農家の古民家を改修して約20年前に開山、奈良県長谷寺を本山とする真言宗の豊山派の寺だ。

 

20年前に開山された新しいお寺ですか

上の高台にも行ってみます。

牡丹園もありますけど、ここが分譲中の墓地です。

樹木葬の表示もあります。

 

駐車場に戻るとき、バス停がありました。

「ふるさとバス乗降場所中之沢龍願寺」

いいですね

バス停があるだけで、行政の優しさが感じられます。

ひめちゃんちの桐生市新里町には、バス停は一つもありません。

 

 

 

 

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いつも妙なる法のしら花(同聚院の大カヤ)

2020-01-20 21:49:10 | 群馬県・中毛

ある日、獅子丸は野球のボールを拾いました。

中学校の近くをお散歩していた時のことでした。

がんばって無理して、くわえたまま帰りました

よくぞアゴがはずれませんでした。

お部屋(サークル)でも、ずーとくわえようとしています。

こりゃ大変

すきをみて、ぬいぐるみのラグビーボールと取り替えました

気に入ったようです、良かった

最近は、ウエルカムダンスいも、もっぱらこれをくわえています

 

 

 

先日、高崎からの帰りに、伊勢崎の同聚院(どうじゅいん)に寄りました。

ここにも大榧(かや)があります

新しい山門、仁王様がいる仁王門です

「白華山」が山号なのですね

奥に見えるのが大榧でしょう

 

右手にもう一つ門があります。

こちらが、同聚院の武家門、伊勢崎藩主稲垣長茂の屋敷門と伝えられている門です。

 

門のそばの石造物も気になります。

この後ろの木は、もしかして榧の木?

 

さて、仁王様にご挨拶です。

 

木の感じがとっても懐かしい

周囲の風景と、何の違和感もなく混じり合います

 

さてさて、榧の木までどうやってたどり着きましょうか?

庫裏の向こうに、目指す木があります。

堂宇を迂回してたどり着くきゃない

本堂は鉄筋コンクリートです

大中黒(おおなかぐろ、新田氏の紋所)です

堂宇を通過します。

 

あれ、きれいな観音様です

 

墓地を向けて、やっと到着です

樹齢約600年とあります。

お茶室が開かれることもあるようです。

失礼します

今まで見たの中で、一番健康そうな榧(かや)です。

実が落ちていたので、この木も雌木です

 

庫裏に寄って御朱印をいただきます、

書き置きの御朱印でした。

はて、何と読む?

雪観音?正観音?聖観音?

 

みやま文庫『上州の観音札所』(平成3、内山信次)に上毛佐波郡観音霊場(伊勢崎佐波観音札所)があります。

  十七番 伊勢崎 同聚院 正観音

本堂は鉄筋コンクリート造り、広い境内には成田山不動尊や、秋葉山三尺坊の社殿がある。

  誰もみな願ひをかくる同聚院いつも妙なる法のしら花

 

白華同聚院聖観音(正観音)の御詠歌です

 

 

 

 

 

 

 

 

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角地蔵と深沢宿

2020-01-19 21:20:28 | 群馬県・東毛

昨日の夕方、ひめちゃんは久しぶりに一人散歩になりました。

「ケンくんちに行こう

足取りも軽く、いざケンくんちに

いるかな?

ちょっと絡んで、ひめちゃんは満足です

バイバイ、雪が降りそうだから帰るね

久しぶりだったので、ケンくんも名残惜しかったのでしょう。

しばらく、「もっと遊んでいけば」とケンくんの声が聞こえました。

結局、雪は降りませんでしたけど。

 

 

『桐生老談記』で、黒川衆と由良氏の戦いの場面を読んでいます。

そういえば、深沢の角地蔵はその時の戦没者の霊を慰めるためとかいう話でした。

では、ちょっと行ってみるか

国道122号線を北上します。

記憶に頼って左折すると、まもなく、到着です。

あれ、奪衣婆(だつえば)の帽子とオガケが新しい

相変わらず、たくさんの幟(のぼり)がはためいています

石造物のみなさん、お変わりないようです

 

あれ、角地蔵の説明板が曲がってる

天正7年に、由良氏と黒川衆の間で戦いがあって、その戦没者を葬った千人塚は、ここなのでしょう。

高山彦九郎日記の「お金がたりなくて、石工が逃げてしまった」というのが、案外ほんとうかも?

 

さて、角地蔵にお参りです。

今回は、角地蔵さんうまく映ってくれなかったので、18年9月の写真です。

本当に、お顔が四角です



さてさて、来た道を帰るのはつまらない。

この先に行ってみよう。

奪衣婆の前を奥に進みます。

少し行くと道は南にカーブしてます。

あれ、石造物群

正面から撮りたいけど、ネットがあって残念

あれ、神社がある

赤い鳥居には、「六合神社」とあります。

鳥居をくぐって、杉木立に誘われて、つい階段をのぼってしまいました

けっこうきつい

登り切ると、拝殿と本殿がありますけど、しっかり覆われて中をうかがえません。

神様が閉じ込められている感じです。


道に戻り、少しあるいてみます。

いろいろ有りそうです。

山奥の山村ではないようです

地区の集会所の近くに、「深沢宿」の説明板がありました。

この道は、銅山街道だったのです

足尾の銅を利根川に運ぶ道だったのです。

ここは、銅山街道の深沢宿だったのです



 

 

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