小次郎パパは、13歳半になります。
2009年、3歳ころの写真です。
今ではパパのシッポはほとんど巻いていませんけど、巻いています
三四郎という2000年生まれの先住犬がいたので、ちょっと神経を使っていたようです。
でも、病気一つせず、元気に暮らしていました。
ところが数ヶ月前、お腹を壊して、食べられない日々が続きました。
それから、お腹に負担がかからないように、ドッグフードもかえました。
食欲が増して、何でもよく食べるようになりました。
それなのに、数日前、背中に何か腫れ物のような突起が出現しました。
ちょうど巻いたシッポの先あたりです。
どんどん大きくなります
動物病院でみてもらったら、「真ん中が柔らかいので腫瘍ではなく、脂肪が集まっているのです。いまから5日後くらいに噴火するでしょう。また、一週間後に来てください。」
注射をして飲み薬をもらいました。
腫瘍でなくてよかった
『桐生老談記』に、天正6年10月黒川衆を攻めるため、桐生から出陣した由良勢は、塩原神明の森に陣取ったとあります。
塩原神明の森とはどこか?
塩原村の鎮守塩原神社かと思いましたけど、『大間々町の社寺』(大間々町誌基礎資料Ⅺ 平成9年)に、塩原には神明社がありました
地図もあって、場所も分かりました。
46が神明社、42が塩原神社です。
44が、紫陽花寺で円空仏の寺松源寺です。
真ん中に渡良瀬川(黒川)が流れます。
川の南には手振山(てぶりやま)があります。
福岡大橋を渡って、46の場所を目指します。
細い道ですけど、左折します。
あ、見たことある石造物です
でも、町誌にあった情趣のある建物はありません
壊れて崩れ落ちた建物と、崩れそうな建物があるだけです
少し位置を変えてみます。
もしかして、崩れそうなのは本殿?
崩れてしまったのは拝殿?
あの情趣いっぱいの建物は、今はこの残骸?
左の山に電波塔が見えます
手振山です。
大間々の名産品に「手振りうどん」というのがあります。
あの山から命名されたのですね
もしかしたら、2011年(平成23年)3月11日の東北大震災の時に倒壊したのかな?
ひめちゃんちの近くの諏訪神社も、その時一の鳥居が崩れ落ちました。
一の鳥居は再建されることなく、二の鳥居に諏訪神社の額がかかっています。
町誌資料では、『山田郡誌』にあったという興味深い話を掲載しています。
福岡村大字塩原の松島某昔伊勢神宮に於いて毎年五十鈴川の橋上より天照皇大神のご神体を流す例ありと聞いてそのご神体ほしさに遙々伊勢へ参りその事のあるを待ち居たり。然してご神体を奉載し帰国せんとしたるに、これを見附けられ追跡せられて塩原まで来れり。事の紛糾を案じ追跡者を塩原村の沿岸渡良瀬川の絶壁よりころがし落したりとのこと、今もその場所を伊勢ころがしいふ。今の神明宮のご神体はそれなりといふ。依りて明治初年迄は祭日または御遷宮等の節は厳かなる式典を挙行したりといふ。
そうだったのですか
あの朽ち果てようとしている本殿には、そんなすごい御神体があったのですか
道の向こう奥(画面左中央)には松源寺、その後ろが塩原神社です。
塩原神社にも参拝しました