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黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

桜の妙参寺沼

2022-04-11 16:24:41 | 石田川物語

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

諏訪神社の前を通って、西の沼を覗きます。

あれ、今朝はシラサギさん、いました

小さな沼で水も大分汚れています。

でも、エサになる小魚がいるのかな?

沼を廻って北に進路を取ります。

かつての山上の蓮田(蓮の花が咲いていた田んぼ)は、雑草の海です

今年は蓮の花はもう咲かない雰囲気です

蕨沢川を渡って帰ります。

途中で見かけたしだれ桜、きれいです

いいね

今度はしだれ桜も植えてみようか

 

 

 

4月1日、矢太神水源・ほたるの里公園から南に下ります。

石田川の最初の橋を、確認するためです

 

道なりに下ると、妙参寺親水公園です。

ちょっと寄って行きましょう

以前にもここまでは来た事があります。

でも、案内板が新しくなってるみたいです。

右のPが現在地です。

公園の散策は初めてです。

 

ちょうど桜が満開です

沼が見えてきました。

散策の人影もちらほら

水鳥の姿もあります

浮島もあります。

次回訪問したときは、向こう側のPに駐車して、浮島に行ってみましょう。

本来の目的を忘れてはいけません

いい雰囲気です

あれ、こんな看板も

カメラをもった小学生らしい姉弟とすれ違います。

「こんにちは

「こんにちは

明るく挨拶を交わします。

 

 

沼の西側に、立ち入り禁止のロープがありますけど、赤い新しい鳥居です。

水神様か、弁天様かな?

 

 

妙参寺沼があるのだから、近くに妙参寺があるはずです。

『ぐんまのお寺 曹洞宗Ⅰ』(上毛新聞社 平成14)に、ありました

妙参寺は、新田町大根字新屋敷にある妙参寺沼に東接して存在した曹洞宗の寺で、山号を円満山とする。妙参寺は上江田村の曹洞宗龍得寺の末で、慶安二年(1649)、僧楚俊によって開かれた寺であり、開基は伊野塚隼人である(『上野国郡村誌』)。本堂は明治二十年(1887)に焼失してしまった。再建された堂宇は、間口五間三尺、奥行き四間三尺であったというが(『綿打村郷土誌』)、現在は本堂・庫裏等は存在しない。

~中略~

この妙参寺については、次のような悲しい伝承が残されている。

昔、大根のある家へ、太田の東門といわれる家から嫁が来た。ある日、近所のおかみさんたちが、ご祝儀見舞いに来たので、嫁さんがお茶を出した。

それを聞いた姑は、「屁っ臭いお茶を、おあがりなんしょ」と言って座したという。近所のおかみさんたちは、姑の悪口と思っていたが、嫁さんは恥ずかしく思い、自殺してしまった。後悔した姑は、回心して、諸国を巡礼して回り、罪滅ぼしに嫁を供養するための寺を建てたという。

 

この次は、ぜひとも南側に駐車して、妙参寺の面影を探しましょう

 

 

 

駐車場に戻り、西側にある石田川最初の橋を確認です

 

橋の北側の流れです。

左のあぜ道の先に、矢太神沼があります。

 

橋の南の流れです。

石田川は、これから東南の方角に流れ流れて、やがて刀水橋付近(太田市古戸町)で利根川に合流するのです

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ちょっぴり寂しい桜の摩崖仏(高縄の摩崖仏)

2022-04-10 15:55:46 | 日記

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、童沢(どうざわ)貯水池を目指しました。

でも、今朝はとっても気温が高い。

道には、タンポポがたくさん咲き出しています。

タバサねーちゃん、動きが鈍ってます

じゃあ、少し近い岩神沼の方に行こう。

急遽、予定変更です

 

 

アマビエさんの前を通ります。

アマビエさん、風景に馴染んできました。

アマビエさんちの裏からの風景です。

高縄の摩崖仏のあたり、桜が満開みたいです

 

 

摩崖仏の裏の道を歩きます。

桜がきれいだね

表に回って寄って行きましょう

 

 

あれえ、今朝は厳重に通せんぼです

訪問を拒否されている雰囲気です

なんとか、すり抜けます

 

 

桐生市のHPには、市指定の重要文化財として、高縄の摩崖仏もあがってます。

高縄の岩沼から北へ約150メートルのところに、赤城山の泥流によって運ばれてきた大きな岩があります。最も大きなものは、高さ3.8メートル、幅は約4メートルもあります。その南面に阿弥陀如来(高さ56センチメートル)を中心に、脇侍として右に観世音菩薩(高さ50センチメートル)、左に勢至菩薩(高さ50センチメートル)が、半肉彫りされています。像が彫られた年代を明らかこする資料はなく、鎌倉時代頃と推定されています。岩の左側には、経文を納めた丸い穴が彫られています。 このように、阿弥陀如来を中心にした典型的な配置を、弥陀三尊像といいます。阿弥陀如来は、寿命無量(じゅみょうむりょう=はかり知れないほどの命)、光明無碍(こうみょうむげ=さえぎられることのない光)の仏で極楽浄土の中心仏で、奈良時代以前よりあつい信仰を受けています。

高縄の岩沼ですって

岩神沼(いわがみぬま)ですよね

摩崖仏=岩神さま、ということでの命名でしょう

 

 

摩崖仏さん、今朝ははっきりとお姿が拝めます

合掌

 

桜の花びらが少しハラハラと舞う、いい雰囲気です

 

ここには、庚申塔や馬頭観音など、たくさんの石造物があります。

かつては、多くの人々が集った場所のはずです。

 

桜吹雪(さくらふぶき)とまではいかないけど、いい雰囲気だね

 

 

南に下って、岩神沼を通って帰ります。

水面は静かで、誰もいません。

ちょっぴり寂しい岩神様(高縄の摩崖仏)の桜が見えます

 

 

ひめちゃちの先住犬たちのお墓も、花盛りです。

合掌

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桜の矢太神水源(石田川物語・第一章)

2022-04-09 16:40:26 | 石田川物語

ひめちゃんんとタバサねーちゃんは、堀之内を北に出て、菜の花の道を北上します。

高縄の集会所を廻って、桜の古木のあぜ道を帰ります。

満開です

獅子くんにも、見せたいね

 

振り返って赤城山です。

赤城山は春霞の向こうです。

獅子くんがいないのは寂しいけど、みんなの大切な春景色です

 

 

 

4月1日、矢太神水源脇の駐車スペースには、人影はないけれど、車が2台駐車しています。

仕方なく、矢太神ホタルの里公園の駐車場に駐車して、歩きます。

中央の通路を北上、矢太神沼に回り込みます。

公園の桜は満開です

 

水源にも、満開の桜です

 

説明板を確認です。

新田荘の開発に石田川の水が利用されたことがわかります。矢太神水源は、石田川の源流である事から、新田荘の開発に遊水池の水が利用されたことを証明する貴重な史跡です。

 

 

水源の一番奥です。

今までは、気にしたことはありませんでした。

ここがわが故郷の川、石田川の生誕地なのですね

 

桜の矢太神水源です

沼の西側のあぜ道を、石田川の出口まで歩いて見ましょう。

 

振り返って水源です。

 

滔々と水をたたえて、石田川は流れ始めます

 

矢太神池の出口が見えてきました。

石田川が流れ出してます

 

振り返って、桜の矢太神水源です。

 

ここから、一級河川・石田川が流れ出すのです。

ちょうど駐車場の真西辺りですけど、橋がない

飛び越えるには、ちょっと不安があります

逆回りで駐車場に戻ります。

 

駐車場に戻る途中、ふと見ると沼があって、シラサギがいます

人が訪れることに慣れているのかな?

足音にもカメラの音にも、無関心です

 

駐車場に戻り、さっきの沼を確認です。

千五郎池です。

少し下流にある第二の橋付近を、散策して帰りましょう

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ひめちゃんとタバサちゃんの桜吹雪を求めて諏訪神社

2022-04-08 15:48:06 | 日記

日射しは暖かいのに、風が冷たい朝です

でも、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、元気に堀之内を西に出ます。

赤城山には、まだ少し雪があるようです。

 

あまりの風の冷たさに、諏訪神社を廻って帰ろうか

桜も満開のようだし

 

枝を切られた桜の大木、花を咲かせています

桜って、案外生命力強いのかも

 

レンゲツツジのオレンジの芽も膨らんでます

 

タバサねーちゃん、階段を一気に登ります

怪我をしないように附いて行くのが大変

拝殿でペコリだよ

 

振り返ると、桜の花びらが一面に散ってます

桜の花びらのジュウタンだね

桜吹雪(さくらふぶき)が舞ったんだね

 

今はもう使われていない舞台があります。

ひめちゃんとおじさんは、舞台の向こうの桜の木の下に行きます。

桜吹雪が舞ってくれるかも知れないと、期待してのことです

残念ながら、桜吹雪は舞わなかったようです

 

拝殿脇の方々にも、ご挨拶です。

 

そろそろ、ご褒美下さいな

 

拝殿の横を北に出ます。

あれ、きれいになってます

ここには、宮城県沖地震の時に崩壊した、一の鳥居の残骸が無造作に転がされていたはずです

 

神社東の道を北上し、次のT字路を右折します。

いつのまにか太陽光発電のパネルだらけです

地面も緑色の遮光シートで覆われています

太陽光発電の下は農地扱いとか。

この状態もOKなのかな?

 

右折して、蕨沢川にかかる名前のない3番目の橋を渡ります。

まず看板から、きれいにして欲しいなあ

 

姉妹で元気に歩きます。

向こうに見える桜の道、獅子くんとよく歩いたね

 

花桃のむこうに、蕨沢川ぞいの石仏群が見えます。

先日は、後ろの川関にシラサギがいました。

川向こうの早咲きの桜、もう葉桜です。

 

たまには、ご近所廻りもいいもんだね

 

 

ひめちゃんの本名・衣通姫(そとおりひめ)と同じ名前の桜が満開です

衣から美しさがにじみ出ているようなイメージです

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美濃谷戸沼の水神様

2022-04-07 19:57:25 | 石田川物語

朝、サークルのドアを開けた途端、ひめちゃん大脱走です

でも、行った先はミニドッグランです

思いっきり走って、精悍そうないい顔してます

ずっと野生児という訳にもいかず、仕方なくハーネスを付けます

でも、タバサねーちゃんと元気にお散歩に出ます

東の牧場を通って上のタケイ沼を廻って帰ります。

サマンサ坂を通って帰ります

 

 

 

 

4月1日、久しぶりに、わが故郷の川・石田川の水源、矢太神水源(やだいじんすいげん)を尋ねます。

付近の地図を確認すると、一本上の道に神社のマークがあります

ちょっと寄って行きましょう

 

 

赤い元気な新しそうな鳥居です

鳥居の額は「水神様」です。

赤城山がよく見えます

「湧水池保全のため水位の観測をしています。新田環境みらいの会」ですって

 

「あぶない」の掲示は、文字が見えないほどに劣化しています。

古くからの湧水池で、でも近年は水位が下がってるのかな?

 

ガマか何かの水草が生えてきそうです。

中央に浮島かな?

赤城山と菜の花と湧水、いい雰囲気でコラボしています

 

湧玉という感じではないけれど、さざ波が立ってます。

湧いていそうです

 

桜咲く水神様に、2礼2拍1礼です。

もしかしたら、近年まで水神様の文字塔だけだったかな?

 

沼の出口、水がない

 

鳥居の裏に、たくさんの人名があります

「美濃谷戸沼保存会役員」の文字もあります。

ここは美濃谷戸沼ですね

「美濃谷戸沼水神様」の文字もあります。

ここに祀られているのは、美濃谷戸沼の水神様です

 

谷戸(やと、やつ)を検索すると、

谷間、湿地のこと。とくに武蔵と相模で多く使われている語。同様の語として鎌倉や下総での〈やつ(谷、谷津)〉、東北地方や北海道で非常にに多く使われている〈やち(谷地)〉がある。いずれもアイヌ語起源とされる。《常陸国風土記》には、谷戸を支配している蛇神の〈夜刀(やと)神〉が現れて、開発を妨害した話が収められている。古代以来、このような水湿の地は水田適地とされ、かっこうの開発対象となった。谷戸は湧水を用水とすることができ、小規模な開墾が可能であったから、とくに中世には、谷戸のような谷の開田が盛んに行われ、中世の代表的な耕地景観をつくりだした。

とあります。

 

ここは、新しくて古い神社というか、湧水、谷戸です

『新田町誌基礎資料第8号 村々の沿革と絵図』大根村(おおねむら)に、美濃谷戸があります

あれ、矢太神水源から流れ出る石田川に、合流しています

石田川物語番外編かと思いましたけど、石田川物語です

それでは、矢太神水源に向かいましょう

 

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