黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

白柴タバサちゃんの彦九郎も訪れた東宮神社参拝記・その2

2022-05-24 20:26:40 | 黒川谷紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、久しぶりに岩神沼に到着です。

逆さ赤城がきれいに映ってます。

暑くなりそうだから、早く帰りましょう。

高輪の摩崖仏の後ろを通ります。

摩崖仏の大岩、後ろから補強したように見えます

アマビエさんの前を通って帰ります

シーサーも元気そうです

 

 

 

東宮(とうみや)橋から東宮神社に戻ります。

鳥居の前に、ウオーキングのおばさんです。

タバちゃんを見て、「かわいい 触って大丈夫かな?」

「どうぞ

タバちゃんは、なでなでしてもらいます。

 

藤井先生が、「新年の行事はやっているのですか?」

「やってません。コロナがでてからやってません。花桃祭もやってません。」

「そうですか 子どもの頃、肝試しで、先輩と真夜中にやってきたことがあります。本当に怖かった

「近所ですか?」

「まあ、近所です。」

話が弾んで、二人は史跡の寝釈迦や相輪塔に何度も行っていることが知れました。

 

わあ、行ってみたいなあ

 

二人は「もう今は現役引退だよ。」

「そんなこと言わずに、ぜひ案内してください

 

 

さて、村社・東宮神社に参拝です。

 

いただいた資料に寄れば、東宮神社の由来は三説在ります。

① 東宮神社の主神「経津主神」であり、由緒には、「当国一之宮と同神なり」とある。一之宮(貫前神社)の東方にあるので東宮神社という説

② 神社口碑には、光仁天皇の弟君が宝亀年間にあった蝦夷大乱鎮圧のために行軍された。しかし病により薨去され、この地に埋葬された。「以テ一村ノ鎮守ト尊祭シ、其ノ帝都ヨリ東ニ当タルヲ以テ東宮神と尊称セリト」いう説。

③ 阿久澤能登守十五騎の一人東宮左衛門がこの東宮地内にいたからという説。 

 

勤王思想の先駆け・高山彦九郎は、絶対に訪れます

 

鳥居をくぐります。

 

駒犬さんは、昭和の駒犬です

拝殿で2礼2泊1礼です

 

 

本殿が気になります。

ちょっと一回りしてきます

タバサちゃんは、先生と待っていてね

ちょっと、不安です

 

拝殿後ろの本殿、落ち着いたシンプルな社殿です。

おや、思ったより地味です

黒川谷の上州彫刻師集団の面影なしです

反対側から眺めても同じ印象です。

 

黒川谷の上州彫刻師集団の地元だから、きっとすばらしい木の彫刻があるとの期待は外れました。

でも、パワースポットです

 

 

タバちゃん、お待たせ

先生、今日はありがとうございました

またそのうちに、黒川谷の史跡、ご紹介くださいね

 

 

今回はタバサちゃんの登場が少なすぎです

タバサちゃんアーカイブで、ご容赦くださいませ

 

タバサねーちゃんは、2008年の7月に生まれました。

小太郎・ねね・タバサの3きょうだいでした。

みんなで、ミニドッグランで思いっきり遊びました。

 

こんな写真もあります。

意外なことに、キャベツ大好きだったのです

今でも嫌いではありませんけど、外側の葉っぱは残します。

こんな時期もあったんだ

タバサねーちゃん、この夏14歳になります。

元気で長生きしてね

 

 

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白柴タバサちゃんの彦九郎も訪れた東宮神社参拝記・その1

2022-05-23 20:18:14 | 黒川谷紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、諏訪神社の向こうの高台を目指します。

ひめちゃん、最近よく草を食べます。

お腹の調子を整えるのかな?

除草剤に注意しなくちゃね。

 

高台中央で、山上の薬師の道と反対の南に下ります。

あれ、向こうから黒柴がやって来ます。

男の子みたい。

ひめちゃんもタバサねーちゃんも、ちょっと身構えます。

突然、彼はUターンして行ってしまいました。

 

道の脇の畑には、ズッキーニです。

あれ、ここでは初めてかな?

 

ひめちゃんちのキウイフルーツ棚に住んでる鳥さん、今朝は動きません。

卵を温めているのかな?

驚かさないように網戸越の撮影です。

体の色は茶系ではなく、グレー系でした。

 

 

 

 

5月15日、大沢寺(みどり市東町)の後、東宮神社(とうみやじんじゃ)に向かいます。

まもなく到着です。

ひっそりとしすぎて、ちょっと不安でございます

ここは、郷土史家の藤井先生にご案内いただきます

 

まずは、少し歩いて渡良瀬川に架かる東宮橋の方へ行きます。

 

橋の上からの上流の景色です。

豊かすぎる水量です

 

左側に、なんとなく渦をまいているような感じの所があります

先生によると、「あの辺りが、天保2年(1782)に高山彦九郎がやって来た時に<おだまき>と感動したあたりだと思います 水位はもっとずっと低かったでしょうけど。」

 

高山彦九郎は、この時の沢入訪問を、『沢入道能記(そうりみちのき)』に残しています

 

いただいた資料で、このおだまきのあたりの記録(現代語訳)を確認です。

・・・・・・渡良瀬川の流れの中に瀬が連続し川は深く渦を巻いている。ここを「おだまき」という。両岸は高い白い岩(※御影石のためにこの表現)である。まことに絶景である。道ばたから川面まで石が連なり、白い筋が一すじあるようだ。対岸に渡って(昨日の)宿の方を見ると、同じ白い筋がずっと続いている。珍しい景色だ。(※白い御影石群が続いていることに驚いている。)もと来た道に戻り橋を渡り沢入の鎮守の森を通ると神社があった。

 

草木ダムができてから、水位が上がったり水没したりで、景色がかなり変化しているのです。

彦九郎が見た景色は、約240年前の景色です。

 

フムフム

でも、渦を巻いてるね

 

 

橋のたもとには大岩です。

「岩高くして」と彦九郎が記した名残かな?

 

東宮橋を、渡良瀬川右岸に戻ります。

鎮守の森の名残かな?

追記 (2023.03.18)

         『東村の銅街道』(平成10 勢多郡東村誌編纂室)の銅街道絵図によると、この道は銅街道です。

   神社前を現在の道より少し南を国道の方へ上っていきます。

 

さて、東宮神社参拝です

 

 

(つづく)

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白柴タバサちゃんの大沢寺(旧勢多東村)参拝記

2022-05-22 16:42:43 | 黒川谷紀行

午後は晴れました

小次郎パパも、お外の自分の部屋(サークル)で過ごします。

夕方早めにお散歩に出ましたけど、あまりの日射しの強さにすぐ戻ります。

もう少ししてから、また行きましょう。

キウイフルーツの棚で卵を温めている鳥さん、覗こうと動くと飛び去ってしまいます

キウイフルーツの実もできていますけど、雄木の花はまだまだ咲いてます

 

 

 

5月15日、タバサねーちゃんと一緒に、みどり市東町(旧勢多郡東村)の大沢寺(だいたくじ)を訪ねました。

国道122号線の脇の案内に従って、急坂を登ってきました。

登り切ると、左手に庚申堂です。

おや、開いてます

境内には、人も大勢います

 

坂を戻り、途中のお地蔵様にご挨拶です。

合掌

 

 

大沢寺の説明板です。

獅子丸家(獅子丸が7年間養子に行っていた家)開基の常広寺と同じに、前橋橋林寺(きょうりんじ)の末寺です

 

古来から相輪塔(沢入塔)と寝釈迦像を守護し管理してきたとされています。最初は龍峯山と称しましたが後に龍寳山と改称されました。

境内には庚申堂があり、祀られている庚申像は弘法大師が板倉川(押手川)からあげたものと伝えられています。元々は岩戸観音の岩窟に祀られていたものを明治維新の際境内に移したものです。現在では5月の第3日曜日に例祭が行われています。又、福禄寿が世代墓地の隣に安置され、参拝者を迎えています。

 

今日は5月の第3日曜でした

 

緊張してます

 

 

本堂がわずかに開いています。

ご本尊様の姿は拝めませんけど、合掌

 

 

庚申祭準備の邪魔にならないように気を付けて、庚申堂の周りを一周です。

下の国道122号線が広がるときに、付近の石造物をみんなここにあげたという事です。

大きな頭と大きな耳、福禄寿ですね。

 

どなたかな?

 

お首のない方、お首だけの方、違うお首の附いた方もいます。

 

 

緊張してます

 

 

崖下の国道反対側には、学校です

今は現役引退かな?

あれ、サーカスの文字が見えます

沢入(そおり)サーカス学校って、ここだったんだ

 

 

幟には、青面金剛です。

庚申堂ご本尊のご開帳は、もう少し時間がかかりそうです。

残念ですけど、部外者は早めに退散しましょう。

 

地方史研究家の藤井先生が、東宮神社(とうみやじんじゃ)を案内してくださるそうです。

タバちゃん、東宮神社に寄っていきましょう

 

(つづく)

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高山彦九郎家菩提寺・如意山教王寺

2022-05-21 15:39:28 | 群馬県・東毛

雨雲レーダーによれば、雨は35分後に降り出すはずでした。

大急ぎで、お散歩行ってこよう。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

まもなく、雨が降り始めました

土砂降りと言うほどではないけれど、諏訪神社を廻って帰りましょう。

鳥居をくぐります。

一の鳥居は、東日本大震災で倒壊したままです。

もう再建されることもなさそうです。

 

ひめちゃんちのキウイフルーツの棚に、何時の間にか巣ができました

体長は巣の2倍以上ある親鳥がいます。

なかなか、カメラでその姿が捉えられません。

でも、よくお世話しています

 

 

 

5月11日、高山彦九郎記家の菩提寺という、教王寺(太田市細谷町)を訪ねました。

ナビに従って、鬱蒼たる木々にかこまれた駐車場に到着です。

 

お寺の説明があります。

ご本尊は、如意輪観音菩薩です。

 

「納経所→」に従って進みます。

ちょうど和尚さんがいて、直書きをお願い出来ました

 

いただいた御朱印です。

霊場本尊の如意輪観音、霊場巡りによって違うようです。

 

寺務所の入り口にあった鬼瓦(?)です。

 

 

さて、境内の散策です。

これが、高山彦九郎の祖母が奉納したという半鐘かな?

 

 

大きな建物は2つです。

 

弘法大師がいます。

本堂のようです。

ご本尊の姿はうかがえませんけど、合掌

同行二人(どうぎょうににん)の意味があります。

お大師様と共に人生を歩むことを言います。

 

はい、覚えました

 

 

もう一つ大きな御堂があります。

木の芸術といった空間です

こちらも如意輪観音がおいでかな?

お姿は拝めないけれど、合掌

 

 

鐘楼堂です。

 

梵鐘・半鐘についての説明板です。

お寺についても、よくまとまってます。

如意輪山総持院教王寺は、高野山真言宗の寺である、徳川時代には新田・山田・勢多・足利の四郡の真言宗およそ百か寺の触頭の寺格を持ち、幕府から二十五石三斗あまりの朱印地を領した中本寺であり、冠稲荷の別当寺でもあった。

 

梵鐘は佐野天明の鋳物師の作で、彦九郎の祖父の寄進です。

 

梵鐘・半鐘ともに、高山彦九郎家の寄進という由緒で、戦時中の供出を免れたそうですね

 

 

鐘楼堂の前には、延命地蔵尊です。

合掌

 

 

マスクをした六地蔵さんもいます。

 

 

門から出てみます。

やはり正面のあの建物が本堂でしょう。

森の中の駐車場と同じに手書きの説明板があります。

 

 

さて、また境内を通って駐車場に戻ります。

彦九郎が旅立ちの挨拶をしたという冠稲荷神社も、またそのうちに行ってみましょう

 

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タバサねーちゃん、弾む足取りでお散歩です

2022-05-19 20:05:02 | 日記

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

タバサねーちゃん、弾む足取りです

今日は何かいいことあるかな

 

 

諏訪神社の向こうの高台を歩きます。

ふたりとも今朝はハンターに変身しません。

キジは出現してないようです。

 

 

タバサねーちゃんがリードして、突き当たりまで行って、南に下ります。

何か考えてるかな?

 

 

山上多重塔への表示がある交差点を、手前に下ります。

ここは隠れた信号のないの抜け道のようで、通勤の車がたくさん走ります

 

 

ポピーは、まだきれいに咲いています

ポピーの向こうが、山上城跡です。

 

 

山上城の方に、曲がります。

「山上城跡→」はありません。

ここの草むらの中には、道標があります。

かつては重要な交差点だったのです。

右への道、三の丸の南側を帰ります。

 

 

声がします

大勢で何かをしているようです

登校前の中学生です。

ショッキングピンクのシャクナゲ、まだまだ健在です

 

邪魔をしないように、静かに去ります。

ひそかに覗いてみると、先生が附いて、フィットネスとかヨガとかやってる感じです

部活の朝練(あされん)といったところかな?

 

 

蕨沢川を渡って帰ります。

 

 

弾む笑顔のタバサちゃんです

ひめちゃんも弾む足取りです

 

 

姉妹が向かった先は、ケンくんちでした。

 

おはよう

ケンくん、いました

ひめちゃん、おはよう

ンス越の対面だけど、アタチ幸せよ

 

後ろから、声がします。

アタチも、ご挨拶するのよ

タバサねーちゃんも、ご挨拶です。

アタチも幸せよ

朝から、ケンくんと逢えそうな予感がしていたの

 

ふたりとも、ケンくんが大好きです

バイバイ、また来るわね

弾む足取りでお散歩に出たタバサねーちゃん、いいことがありました

 

 

庚申塚古墳の双体道祖神を通って帰ります。

今朝は、いつにもまして、仲よさそうなお二人でした

 

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