二月も駆け足で過ぎていく。
今年は平成最後の年だそうだが(平成三十一年と言うのはあるのだろうか?)どうも、そんな大ごととは思えない。
むしろ今日・明日食っていくのに必死だ。
なんとか一週間過ぎるとほっとする。
結構、ユーガにやっているだろう、という向きには分からないかもしれないが、台所事情は火の車だ。
今期も会社は赤字を避けられない。
どうしたものだろうか?
もう会社も畳もうと考えたことも何度もだ。
まったくアベノミクスの恩恵を受けていない。
本当に助けてよ、と言いたい!
日の光煙りにまぎれ二月かな 素閑
たゆたへど二月の月の尖りしか 素閑
朝日にも暖かさ増す二月かな 素閑
朝湯入り草のかほりや二月かな 素閑
骨のごと二月の枝に土ぼこり 素閑
かほりなし二月に花を待ちぬるも 素閑
大利根にこれ見る二月赤城かな 素閑
道祖神二月の陽にぞ染まりけむ 素閑
狼煙あぐ二月いにしへ合戦場 素閑
薪運び二月の馬車の里の路 素閑
石畳二月の雨のかすれ声 素閑