マタタビを出会ってかれこれ10年になる8年になります。金浦中で教頭をしていた時の夏休みの初日に廃校になった釜ヶ台中の使える教具を見るために林道を車で走っている時に気が付いたものです。白くなった葉を写真に撮って、当時は上司だった謎の科学者に写メを送って鑑定していただいて、マタタビと判明したのです。


今年も3、6リットル仕込みました。色々あって元気のない人にお分けする予定です。

それからというものマタタビの利活用について勉強して今に至っています。我が北日本では、マタタビはお茶として嗜まれており、飲むと血行がよくなるとして、「食べる温泉」とも言われている事が分かりました。

「動物や人間の細胞には、アレロケミカルを含め、さまざまな物質をキャッチするポケット、いわゆる受容体があります。構造が似ていると、この受容体がキャッチして身体に信号を送り、似たような作用を及ぼすことは十分にあり得ます。あくまでも私の想像で、まだ研究で明らかにはなっていませんが、『プロスタグランジン』と『マタタビラクトン』という物質の構造が似ているそうで、血行促進のほかにも鎮痛効果や強精効果、さらに疲労回復にも効果があるとされている。マタタビラクトンは水に溶けにくいため、摂取するにはマタタビに熱水を掛けて成分を抽出し、お茶として飲むといいといわれています。更にアルコールによってマタタビラクトンをしっかり抽出できる事も分かりました。
また旅に出たくなるほど元気になるところからマタタビと名付けられてそうで、元気になるので、強精作用もあるのだと思います。

今年も3、6リットル仕込みました。色々あって元気のない人にお分けする予定です。
あと、職場のI氏にマタタビの匂い袋をプレゼントしました。I氏の猫ちゃんは、反応するのだろうか?