昨日は、大内地区の市指定の文化財を調査した。
とりあえず、近くに車を置いて階段を登った階段は木材で土止めされたもので草が生えていて整備されていません。
切通稲荷神社へ向かう。
切通稲荷神社は長坂稲荷神社の事です。
最近毎日のように大内地区での熊情報が出されているので少々びびっていました。
さて場所は長坂集落の後ろの山にあって全く駐車スペースがありません。集落の中で鳥居があるので場所はわかりましたが、道路はすれ違いできない狭さです。
とりあえず、近くに車を置いて階段を登った階段は木材で土止めされたもので草が生えていて整備されていません。
結構なのぼりで、神社周辺は鬱蒼とした森の中です。
切通稲荷神社は慶長5年(1600)京都伏見稲荷の分神を伊藤氏が加賀より移住の際伝えたのが始まりとされています。
五穀豊穣、商売繁盛の神様としても周辺住民から広く信仰されています。現在の社殿は明治17年(1887)に再建されたもので、幕末から明治に掛けての由利本荘周辺の建築に見られる華麗な造りになっています。
特に向拝の彫刻が凝っており、様々(龍、鳳凰、獅子、象、鯉、兎、力士、亀など)な縁起物が掘り込まれています。
これは見事なものです。
由利本荘市(旧大内町)指定文化財に指定されています。
狛犬に狐様が寄り添っています。
ただビビったのは、ドサという音で、社殿からカモシカ降りてきました。。一瞬熊かと思いましたがカモシカでよかったです。
この神社では、天明年間から始まったと云われる長坂梵天祭が有名です。旧暦2月の初午に、五穀豊穣・商売繁盛・交通安全などを祈願し、梵天奉納が行われます。喧嘩梵天と言われる凄いみたいです。
これは由利本荘市指定無形民俗文化財に指定されています。
これは岩城氏入部400年と絡める事ができそうです。