コカ・コーラ イースト ジャパン多摩工場の見学に行ってきた。
清涼飲料水はめったに飲まないが、母は無類のコーラ好きである。パーティー当日には必ずビッグサイズのボトルを用意しておくのが常だ。コーラの作り方にはかなり興味があった。
「ようこそ、お越しくださいました」
通された大部屋で、早速コーラの瓶が配られる。
2度まで冷やした瓶コーラが一番美味しく感じるのだとか。子どもの頃は、ペットボトルがなかったから、もっぱらこれだった。固いキャップを外すため、栓抜きは必需品だったが、今はまったく存在感がない。
まずは映像学習から。この工場では、ペットボトル、缶、瓶飲料の生産をしているが、思わず「へえ~」と感心する内容も多い。
たとえば、ペットボトルは赤ちゃんのまま運ばれてくる。
左側の「コレ」と書かれたチビちゃんならば、運搬に必要なトラックが少なくてすむから、排気ガスやガソリンなどを抑えることができる。この赤ちゃんを工場内で100度の熱と風を加えて膨らませ、「ソレ」にするのだ。あとは、飲み物を入れてフタをし、ラベルを着せれば商品のでき上がり、でき上がり。
映像が終わると室内での自由時間がある。
コカ・コーラ営業担当者のユニフォームを着ることができるが、半分仕事だったので遠慮しておいた。
反対側には工場のユニフォームも用意されている。
工場の方にはポケットがない。これは、ポケットから製品に異物が混入することを防ぐためらしい。
コーラの中身もわかりやすく説明されている。
あの褐色の色は、カラメルがなせる業だったのか。
この日は、アクエリアスとジンジャーエールを生産していると書いてあった。
「はい、それでは工場内の見学に参ります。みなさま、ロビーまでお進みください」
自由時間が終わると、実際に稼働している機械を見に行くのだが、ここからは撮影禁止なので写真はない。
工場の生産は自動化されているから、ものすごい速さでアクエリアスが続々と完成していく。完成品は段ボールに詰め込まれ、これまた自動で封がされる。おびただしい数の商品に仰天し、「あと1年くらいは作らなくていいんじゃないかしら」という気がした。
缶飲料の機械は稼働していなかったが、映像で生産の様子を見せてくれる。こちらはさらに生産性が高く、1分間に1500缶もの数量を作ることができるという。
「てことは、1時間に9万缶、8時間で72万缶……」
うーん、気が遠くなりそうだ。
最後に、瓶飲料の機械を見た。こちらは1本1本にキャップを打刻する手間がかかるが、それでも1分間に600本生産できるという。キャップの向きを揃えるのも、一つずつ瓶に打ち込むのも、すべて自動でできる。近未来をイメージさせる技術に、ただただ唸るばかりだった。
「本日はありがとうございました」
「ありがとうございました」
係のお姉さんと挨拶を交わし、工場をあとにする。
この日はたくさんの小学生や未就学児が、保護者たちと来ていた。
子どもたちにこそ見てほしい。普段、何気なく飲んでいる飲料が、高い技術力を持った機械から作られていることを。
大人になったとき、もっと進んだ技術を発明する子がいるかもしれないし。
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
清涼飲料水はめったに飲まないが、母は無類のコーラ好きである。パーティー当日には必ずビッグサイズのボトルを用意しておくのが常だ。コーラの作り方にはかなり興味があった。
「ようこそ、お越しくださいました」
通された大部屋で、早速コーラの瓶が配られる。
2度まで冷やした瓶コーラが一番美味しく感じるのだとか。子どもの頃は、ペットボトルがなかったから、もっぱらこれだった。固いキャップを外すため、栓抜きは必需品だったが、今はまったく存在感がない。
まずは映像学習から。この工場では、ペットボトル、缶、瓶飲料の生産をしているが、思わず「へえ~」と感心する内容も多い。
たとえば、ペットボトルは赤ちゃんのまま運ばれてくる。
左側の「コレ」と書かれたチビちゃんならば、運搬に必要なトラックが少なくてすむから、排気ガスやガソリンなどを抑えることができる。この赤ちゃんを工場内で100度の熱と風を加えて膨らませ、「ソレ」にするのだ。あとは、飲み物を入れてフタをし、ラベルを着せれば商品のでき上がり、でき上がり。
映像が終わると室内での自由時間がある。
コカ・コーラ営業担当者のユニフォームを着ることができるが、半分仕事だったので遠慮しておいた。
反対側には工場のユニフォームも用意されている。
工場の方にはポケットがない。これは、ポケットから製品に異物が混入することを防ぐためらしい。
コーラの中身もわかりやすく説明されている。
あの褐色の色は、カラメルがなせる業だったのか。
この日は、アクエリアスとジンジャーエールを生産していると書いてあった。
「はい、それでは工場内の見学に参ります。みなさま、ロビーまでお進みください」
自由時間が終わると、実際に稼働している機械を見に行くのだが、ここからは撮影禁止なので写真はない。
工場の生産は自動化されているから、ものすごい速さでアクエリアスが続々と完成していく。完成品は段ボールに詰め込まれ、これまた自動で封がされる。おびただしい数の商品に仰天し、「あと1年くらいは作らなくていいんじゃないかしら」という気がした。
缶飲料の機械は稼働していなかったが、映像で生産の様子を見せてくれる。こちらはさらに生産性が高く、1分間に1500缶もの数量を作ることができるという。
「てことは、1時間に9万缶、8時間で72万缶……」
うーん、気が遠くなりそうだ。
最後に、瓶飲料の機械を見た。こちらは1本1本にキャップを打刻する手間がかかるが、それでも1分間に600本生産できるという。キャップの向きを揃えるのも、一つずつ瓶に打ち込むのも、すべて自動でできる。近未来をイメージさせる技術に、ただただ唸るばかりだった。
「本日はありがとうございました」
「ありがとうございました」
係のお姉さんと挨拶を交わし、工場をあとにする。
この日はたくさんの小学生や未就学児が、保護者たちと来ていた。
子どもたちにこそ見てほしい。普段、何気なく飲んでいる飲料が、高い技術力を持った機械から作られていることを。
大人になったとき、もっと進んだ技術を発明する子がいるかもしれないし。
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