状況判断(力)について…
以下は、先日の息子MAとバイト先の社員TIとのやり取りである。
場所―バイト先の居酒屋~
時刻―午後七時頃~
息子はホール担当で、料理出しと皿等の片付け・洗い。
社員は厨房で注文された料理つくり。
社員が厨房で料理しながら、
近くで作業中の息子に、
「MA!ここに塩を入れて…」と言った。
息子は「ハイ」と言って塩を補充して、
「KIさん!これ、ここに置いときますね。」と言った。
すると…社員は、
「MA君!君は状況判断力がないね!」と言った。
息子は、「……改善します…」。
社員は、「ないモノは無理ね!」
息子は、「……ハイ…そうですね…」
これを聞いた時、私は思った。
『判断力のない者はどっちだろう?』
更に詳しい事情を息子に聞いたら以下であった。
どこに置くか分からなかった…
元々KIさんが使っていた塩・入れ物なので、
それが、元あった場所を直ぐには
思い出せない・分からなかった。
聞こうとも思ったけど…
聞くと…KIさんだから面倒になると思ったし…
中断した作業も早く終えたかったし…
だから、近くの適当な所に置いた…
私は以下のように思った。
息子も社員も共に仕事中であり、
息子には息子のやっていた作業があり、
社員は、それを中断させて、塩入れをさせた、のである。
その塩入れは直ぐ終わったのでよいとして、
その後の戻し方が直ぐに分からず、
時間がかかりそうと判断して、
近くに置いた息子。
それら対して、自分の思った所ではない、
だから息子の判断は間違っていると判断した社員。
その判断から出た言葉が「(息子に)状況判断力がない」
であった。
この社員の思っている状況判断基準とは、
「物は、必ず元あった場所に戻す」だろうか…
それとも、
「忙しい社員為に協力するのは当然」だろうか…
しかし、ここでの状況とは、
客がいて、
息子は息子の作業をしていて、
社員は社員の作業をしている、
であった。
その息子の作業を中断させたのは、社員である。
ならば、息子が頼まれた事を終えたら、
直ぐに彼の作業を再開、こそ、正しい判断であろう。
それを
やれ「状況判断力がない」とか、
それ「無いもの改善できない」とか、
作業とは全く関係のない、
自分の感情の発露的発言は、
息子の作業も。社員・己の作業も中断させ続けている…
作業の再開・続行には、全く不要な発言であろう。
息子は言っていた。
僕が「ここに置くよ」と言って置いた場所が、
違っていたら、
KIさんは、「今度、ここに置いて」と言って、
正しい場所に置けば、それで終わりだったでしょう。
そうすれば、お互いに直ぐに仕事に戻れたのに…
では、
ここでは、正しくなかった社員の状況判断が正しい場合は?
それは、「料理見習い社員またはバイト」に対しであろうか…
その場合なら、料理見習いなら、
全ては料理長の思うが通りに一から十まで、
教育するのが正しい…のであろう…
以下は、先日の息子MAとバイト先の社員TIとのやり取りである。
場所―バイト先の居酒屋~
時刻―午後七時頃~
息子はホール担当で、料理出しと皿等の片付け・洗い。
社員は厨房で注文された料理つくり。
社員が厨房で料理しながら、
近くで作業中の息子に、
「MA!ここに塩を入れて…」と言った。
息子は「ハイ」と言って塩を補充して、
「KIさん!これ、ここに置いときますね。」と言った。
すると…社員は、
「MA君!君は状況判断力がないね!」と言った。
息子は、「……改善します…」。
社員は、「ないモノは無理ね!」
息子は、「……ハイ…そうですね…」
これを聞いた時、私は思った。
『判断力のない者はどっちだろう?』
更に詳しい事情を息子に聞いたら以下であった。
どこに置くか分からなかった…
元々KIさんが使っていた塩・入れ物なので、
それが、元あった場所を直ぐには
思い出せない・分からなかった。
聞こうとも思ったけど…
聞くと…KIさんだから面倒になると思ったし…
中断した作業も早く終えたかったし…
だから、近くの適当な所に置いた…
私は以下のように思った。
息子も社員も共に仕事中であり、
息子には息子のやっていた作業があり、
社員は、それを中断させて、塩入れをさせた、のである。
その塩入れは直ぐ終わったのでよいとして、
その後の戻し方が直ぐに分からず、
時間がかかりそうと判断して、
近くに置いた息子。
それら対して、自分の思った所ではない、
だから息子の判断は間違っていると判断した社員。
その判断から出た言葉が「(息子に)状況判断力がない」
であった。
この社員の思っている状況判断基準とは、
「物は、必ず元あった場所に戻す」だろうか…
それとも、
「忙しい社員為に協力するのは当然」だろうか…
しかし、ここでの状況とは、
客がいて、
息子は息子の作業をしていて、
社員は社員の作業をしている、
であった。
その息子の作業を中断させたのは、社員である。
ならば、息子が頼まれた事を終えたら、
直ぐに彼の作業を再開、こそ、正しい判断であろう。
それを
やれ「状況判断力がない」とか、
それ「無いもの改善できない」とか、
作業とは全く関係のない、
自分の感情の発露的発言は、
息子の作業も。社員・己の作業も中断させ続けている…
作業の再開・続行には、全く不要な発言であろう。
息子は言っていた。
僕が「ここに置くよ」と言って置いた場所が、
違っていたら、
KIさんは、「今度、ここに置いて」と言って、
正しい場所に置けば、それで終わりだったでしょう。
そうすれば、お互いに直ぐに仕事に戻れたのに…
では、
ここでは、正しくなかった社員の状況判断が正しい場合は?
それは、「料理見習い社員またはバイト」に対しであろうか…
その場合なら、料理見習いなら、
全ては料理長の思うが通りに一から十まで、
教育するのが正しい…のであろう…