「ままならぬ玉」
視聴前、題名の意味がわからなかったので、観たらわかりました。
梶原景時亡き後、北条対比企が、くっきり。
義時の役目が重要になりました。
善児の二代目、トウ。いきなりこの場面は、将来の暗示でしょうか。
善児は、架空の人物らしいのですが。
鎌倉殿の13人が、11人に減り。
三浦義澄、安達盛長の二人が、病で亡くなり、9人に。
どんどん減ります。
頼家は、自分で好きにやらせてもらうと。
時政、国主就任。
つつじが、善哉を出産。乳母夫は、三浦義村。
こうなると、頼家の跡目争いの種ですね。
頼家の息子一幡の乳母が、比企氏、頼家の弟千幡の乳母が北条氏。
時政は、全成に、頼家に呪詛をかけるように頼みます。
孫なのに。
時政は、すっかり、りくの言いなりです。
時連が、良いこと言いました。
「いさめるだけでなく、わかって差し上げることも大事。」
人の心情を察することのできる人格者です。
せつが、政子のアドバイスを聞いて、頼家に本音をぶつけます。
せつも、いい人です。
せつの決意が、頼家に伝わるという良い流れです。
頼家は、征夷大将軍になります。
義時は、頼家に、「お父上をこえたいのなら、人を信じるところから始めては、いかがでしょう?」
頼家が、しゅうきくに逃げるのをやめると言い放つ場面は、良かったです。
平知康をからめてのコメディタッチのところは、癒やしとなりました。
それをみていた全成が、呪詛をやめる決心をしたのも良かったです。
でも、呪詛のためにつくった人形が、ひとつ残ってました。
嫌な予感しかありません。
玉=しゅうきくのことでした。
頼家が、少しずつ人間らしく、頼朝に近づいてると思います。