ポチの女房

専業主婦のつぶやき

虎に翼 第68回

2024-07-03 22:58:19 | 虎に翼
昭和25年(1950)10月
寅子の仕事は、離婚調停。
双方、親権をもらいたくないという。
それは、子供がかわいそすぎます。せめて、母親が親権をもらいたいと言って欲しいと思います。

優未が、得意げに84点のテストを寅子にみせると。
「間違えたところは、きちんと勉強するのよ。そうすれば、次は、100点だから。」ひと言褒めてあげて欲しかったなあ。
おそらく、寅子は、100点しかとったことがないのでしょう。

月経のときは、体調を悪くする寅子。
気持ちは、よくわかります。
生理休暇って、今はどうか知りませんが、私が働いていた昭和55年頃も、とる人いませんでした。

竹もとにて、寅子と航一。
寅子は、つい愚痴を言ってしまいます。
航一は、「悩む必要あります?そのときの自分にしかできない役目があるかもしれないと言ってたでしょ。上手くいかなくて腹が立っても、意味はあります。」
なかなか良いことを言ってくれますね。
寅子自身、愚痴が言えると言うことは、心を許している証拠かもしれません。

昭和25年10月
尊属殺規定は、合憲。
反対意見を述べたのは、穂高ともう一人の二人だけ。

☆心に翼
寅子の「判例は残る。おかしいと声をあげた人の声は、消えない。」「あきらめるもんか、絶対に。」

尊属殺人の規定、今でもあるのでしたっけ?
私が大学生の時、教養で法律学をとっていたのですが、「尊属殺人は、合憲か?」というのが、テストに出ました。
懐かしいと思ったと同時に、今でもあるのか気になりました。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)


虎に翼 第67回(7/2)

2024-07-03 22:01:59 | 虎に翼
『日常生活と民法』
褒めちぎる寅子に対して、「なるほど。」と言う星航一。
寅子の「はて。」に比べられる「なるほど。」かな。
面白いですね。
休日返上で星長官のもとへ、足を運ぶ寅子。
3回目の作業に現れる星長官。
星長官、決して偉そうでない本当に偉い人なのだと思います。
航一が、妻を亡くしていることが判明。子供もいるようですが。

仕事抜きで法律に向き合える時間が、寅子は楽しくて仕方がありませんでした。
優未の悲しげな顔が気がかりです。
娘のことを任せっきりでいいの?寅子。

竹もとにて。
寅子と航一。
『日常生活と民法』の中に、寅子の名前が記載されています。
寅子は、優三が法律の本を出したかったと言っていたことを思い出します。
寅子が喜んでいる姿をみた航一は、「父さんも出がらし冥利につきます。」
出がらしという表現が良いですね。
星長官が穂高に、「出がらしだからできる役目や若いやつらに残せることがあるんじゃないかい。」と言っていたようで。
寅子の「そのときの自分にしかできない役目が確かにあるのかもしれないわ。」

☆心に翼
星長官が、竹もとで、序文を朗読するシーン。
素敵な序文ですね。
特に気に入った文章は、「民法は世間万人が知らねばならぬ法律であります。」
です。

星長官は、本の出版を前に亡くなりました。
予告で喪服姿があり、てっきり穂高が亡くなるのかと思ってました。
『日常生活と民法』を優三に捧げる寅子。

※次回への期待度○○○○○○○○○(8点)