ポチの女房

専業主婦のつぶやき

光る君へ 第26回 いけにえの姫

2024-07-06 21:44:03 | ドラマ
いけにえという題名がなんとも言えず、心地悪いです。
誰かと言えば、道長の娘・彰子のことですよね。
道長が、権力を維持するために、娘たちを天皇の后とし、娘たちが御子を産み、その御子たちが、天皇となり、外祖父となったと歴史では習いました。
真相はいかに。

長徳(998)年10月
日食と自身が同日、都を襲います。

安倍晴明が帝に、天文密奏をもってきます。
どうやら、帝の心の乱れが、世の乱れとなっていると当時は、思われていたのでしょう。
帝のお心を正しい道へと導くために、道長の娘・彰子を入内させるようにと安倍晴明が言います。
安倍晴明の言うことは、絶対だったのでしょうね。
道長が、望んで、娘を入内させたわけではなかったということでしょうか。

道長は、姉・詮子のアドバイスにより、彰子を入内することを決意。
倫子に相談します。倫子は、大反対。
倫子は、母に相談すると、「入内したら不幸せになるとは限らない。」「何がどうなるかよくわからない。」という答えが返ってきます。
確かに、世の中、万事塞翁が馬ですからね。

道長は、彰子に、入内の話をしますが、「仰せのままに。」しか言いません。
果たして彰子の心中は、いかに。
わかっていて諦めているとしたら、なんとも不憫に思えます。

まひろの膝枕で眠る宣孝。
仲睦まじいのかと思いきや、宣孝の浮気性の虫が騒ぐようです。
といっても、まひろは、わかっていたはずでしょうに。
いざとなると面白くないでしょうね。

帝は譲位をのぞみ、中宮と一緒に暮らしたいと。
そこまでご執心なのは、中宮にそれなりの女性としての魅力があったからでしょう。

長保元(999)年
帝は中宮を内裏に呼び寄せ、中宮は懐妊。
安倍晴明によれば、皇子が生まれると。
道長は、彰子の入内を中宮の出産時期にぶつけることにします。
彰子はいけにえの姫であり、内裏も帝も清めることができると、道長は倫子に言います。
帝も、道長の申し入れに逆らうことはできず。彰子の入内が正式に決まります。
かわいそうなのは、彰子です。本人の意向は全く無視され、周りがすべて決めてしまうという。
はっきり物を言わないのを利用された格好です。

まひろは、宣孝が、自分の送った文を他の人に見せびらかしていることに怒り、これまでに送った文を返すようにと。
二人の仲は、こじれてしまいます。
心配したいとが、「殿様にも、逃げ場をつくって差し上げないと。」「夫婦とは、想いをいただくばかり、己を貫くばかりでは、誰とも寄り添えません。」
そうだと思います。
自分の気持ちを通すばかりではダメだと思います。少しずつお互いに歩み寄っていく気持ちが大事だと思います。

まひろは、宣孝からの文をみて、石山寺にいくことにします。
石山寺に、道長が現れます。
続きが気になります。


映画 屍人荘の殺人

2024-07-06 21:14:45 | 映画
U-nextで、視聴しました。
2019年12月公開映画です。
予告を映画館で観たとき、観に行きたいなあと思っていました。
主演は、神木隆之介さん。
共演者は、浜辺美波さん。神木さんと何度も共演していたのですね。私が観たので、年代的には一番古いですが。
 
合宿で殺人事件と言えば、『ある閉ざされた雪の山荘で』を思い出しました。
似ている雰囲気はありました。
神木さん演じる葉村と中村倫也さん演じる明智が事件を解決していくのかと思ってました。
浜辺さん演じる剣先は、怪しいなと。
最初から、サスペンスらしからぬコメディタッチでした。
サスペンスとコメディのコラボって、とても珍しいと思います。
それを、主な出演者の三人、神木さん、中村さん、浜辺さんが、上手く演じていました。
途中で、ゾンビが登場。唖然としてしまいました。
ゾンビ設定いりますか?
純然たる推理映画でよかった気がします。
原作とだいぶ変えてあるのかもしれません。
ゾンビを利用した殺人事件ではありましたが。
謎解きの場面は、納得できるように描かれていて良かったと思います。
最後、助けるヘリが到着しましたが、誰が連絡をしたのでしょう?
電話は通じないと言ってましたよね。
住民たちかな。全然出てきた気配はないけれど。
ゾンビなので、明るくなったら、退散すると思い込んでいました。
ハッピーエンドで良かったです。死者は大勢出ましたけどね。

映画の評価 70点