ポチの女房

専業主婦のつぶやき

カーネーション 第68回

2011-12-20 21:57:47 | カーネーション
辛い回になりました。小原家は、闇をしていないのに疑われます。食料事情が悪いことが、人々の心を荒ませることになるのですね。
今まで食料に困ったことがなかった糸子ですが、配給に行くことになります。それにしても、たくましい糸子です。本当に気持ちが強い人だなと思います。

(あーもうお父ちゃん、いてへんのやな。)という糸子の心のつぶやき、身につまされます。
妹たちが朝ご飯の仕度をしようとしたら、米も野菜もなくなっています。お米がないおかゆさんを家族で食べます。
縫子たちが、買い出しに出かけても、「売らん。」と言われて帰ってきます。
買い物は、隣町の市場へ。

《今回のオモロー》
「粉あるかいな。」とふしをつける千代母さん。
けっこう立ち直り早いです。

ハルの案で、すいとん作り。
(配給を遠慮して行けへんかったのは、ほんまや。うちのもんをあの列に並ばさんことで、うちは自分を特別やと思おうとしてた。)と配給に行かなかったことを反省する糸子。
木之元電キ店の奥さん・節子が「あんなうち行くさかい、糸ちゃんも一緒に行こや。」と配給に誘ってくれます。ジーンときてしまいました。節子って、最初はとっつきにくい愛想悪い人だと思っていましたが、人はみかけによりません。いい人です。
すいとんを食べるシーン。
節子が配給に行くのを誘いに来てくれます。木岡はきもの店の奥さんも。(うちを信じるこの人らは、お父ちゃんが残してくれた宝物です。)

カーネーション 第67回

2011-12-19 22:33:19 | カーネーション
善作のお葬式が描かれました。亡くなった直後より、その後の方がどんどん悲しみが深まることってあります。
善作が亡くなったことが現実だと実感して、悲しみが増したように思います。それにしても善作の存在感、大きいです。

善作がお骨になって帰宅。千代がお骨を取り去り号泣。
同行した商店街の面々に「お父ちゃんがお世話になりました。元はちゅうたら、うちのもたした酒や。うちの失敗や。」と頭を下げる糸子です。商店街の面々に文句を言ってもよいのですが、糸子は偉いです。

お葬式の日。

《今回のオモロー》
近所の人たちが、「なんでここだけ食べ物あんの。」と疑っているのを見て、木之元電キ店の奥さんがガンをつけるところ。

八重子さんが手伝いにきてるところ、嬉しいですね。
神宮司の娘が、お悔やみにやってきます。「小原のおっちゃんには、小さい頃からべっぴんさん言うてもろうちゃったんです。子供心にお世辞やわって思っとたかてなんやうれしゅうておっちゃんくるん、楽しみにしてました。」いい話です。
木岡の弟・靖からも、善作の世話になったので、困ったときは仕事をおろすと言ってくれます。
(お父ちゃんが、そんだけみんなに優しいしちゃったからのことやろな。おおきに、お父ちゃん。)
泣きながら眠る糸子。笑っている善作の写真。

神宮司の娘や、木岡の弟がこんなとこで再登場するとは、なんか嬉しいです。まさに連続テレビ小説だと思います。

時代に取り残されそう

2011-12-19 13:25:21 | 音楽
今年売れたCDシングルのランキングが発表されました

1.フライングゲット(AKB48) 2. Everyday、カチューシャ(AKB48) 3. 風は吹いている(AKB48) 4.上からマリコ (AKB48) 5.桜の木になろう(AKB48) 6.Lotus(嵐) 7.迷宮ラブソング(嵐) 8.マル・マル・モリ・モリ!(薫と友樹、たまにムック。) 9.パレオはエメラルド (SKE48) 10.Everybody Go (Kis-My-Ft2)

どの曲も聴いたことがあるのでしょうが、よくわかるのは、マル・マル・モリ・モリ!ぐらいです。
AKBの曲は、区別がつきません。嵐の曲もです。
SKE48やKis-My-Ft2に関しては、メンバーについて全く知りません。

笑いは元気の素

2011-12-18 22:08:12 | 日記
昨晩『THE MANZAI 2011』が、放送されました。
フジテレビ系19:00~23:10まで長いので、ライブでは見ず、追っかけ再生しながら、昨日と今日と二日にわけて視聴。
審査員の他に、一般の人たちのワラテンという制度が導入されました。
以下、結果を書いていますので、見たくない人は、あとで見て下さい。




私の個人的に好きだったのは、
Aグループ ナイツか磁石で、磁石
Bグループ テンダラーかスリムクラブで、テンダラー
Cグループ 博多華丸・大吉かパンクブーブーで、博多華丸・大吉
Dグループ ウーマンラッシュアワーか銀しゃりで、ウーマンラッシュアワー

実際の結果は、
Aグループ/ナイツ Bグループ/HI-HI Cグループ/パンクブーブー Dグループ/千鳥とことごとく私の感性とは離れた結果となりました。
最終的には、対抗におしたパンクブーブーが優勝したので、予想としては、まずまずの結果だとは思いますが。

ワラテンのシステム、どうなのかなと思いました。テンポが速い漫才が有利な気がします。
古い人間なので、昭和的な漫才が好きです。そういう意味では、博多華丸・大吉の漫才は、落ち着いて聞けるというか、漫才らしい漫才だと思います。しかし、児玉清さんが亡くなられた今、児玉さんの物まねがなかったのが残念でした。
ウーマンラッシュアワーは、いつものネタで面白かったのですが、何度も同じネタなので、ちょっとあきたかなという印象です。
パンクブーブー、面白かったですが、M-1で優勝したときの勢いはなかったかなと思います。

総合的にみて、M-1のときほどの盛り上がりはないように感じました。
時間が長すぎるのも、見る側として辛いです。
お笑い界は、もっと元気になって欲しいというのが私の願いです。
来年の2012は、今年の反省をふまえての大会にして欲しいです。

カーネーション 第66回

2011-12-17 19:24:27 | カーネーション
善作、亡くなってしまいました実在のモデルがあってのドラマなので、事実には忠実に描くしかないのですよね。事実をまげても長生きして欲しかったです。糸子にとって、とても大きな存在だった善作。大きな壁でもあったのでしょうが、それを乗り越えたとき、大きな壁がなくなってしまうというのは、きっと寂しいことでしょう。

昭和18年(1943)4月。
優子が小学生に。糸子は優子の制服をつくりますが、大きめです。すぐ大きくなるからですが、善作は気に入りません。優子の髪を切るのも反対。
(ちょっと元気になったから朝からガミガミ。寝とったぐらいが、おとなしゅうてちょうどよかったのに。)

善作は、木岡から石川県の温泉に誘われ、すっかり乗り気。
お守り代わりに国民服を縫う糸子。うれしそうな善作。

《今回のオモロー》
国民服の礼は言えなかったのに、糸子が用意してくれた「お父ちゃんの大好きなお米でできたお水」には、「おおきに。」と言う善作。きっと照れて言えなかったのでしょう。「うちが作った洋服より酒の方がうれしいんや。」

帳面に「オハラ洋裁店 店主小原糸子」と書かれていて、善作が糸子のことを認めてくれたとわかったとき、「ゼンサクキトク スグコイ」の電報が届きます。
善作の幻をみながら、「いかんといて。」
(昭和18年4月27日享年59でした。)

善作のいない「カーネーション」、何か物足りないでしょう。幽霊でもよいので再登場して欲しいです。

M-1に代わり

2011-12-17 10:17:17 | 日記
THE MANZAIが行われます。
昨今、お笑いブームが去り、漫才を見る番組がほとんどなくなってしまいました。
かつては、『エンタの神様』や『爆笑レッドカーペット』や『イロモネア』、コントで言えば『爆笑レッドシアター』など。毎週番組を見て笑っていました。

決勝進出組は、16組。4つのグループに分かれています。
A 囲碁将棋 チキチキジョニー ナイツ 磁石
B Hi-Hi テンダラー スリムクラブ ハマカーン
C 学天即 博多華丸・大吉 アルコ&ピース パンクブーブー
D エルシャラカーニ 千鳥 ウーマンラッシュアワー ワイルドカード勝者

優勝予想は難しいです。知らない漫才師の人たちも多いですし。
本命:博多華丸・大吉 対抗:パンクブーブー 穴:ウーマンラッシュアワー
かな???というか、個人的な趣味がたくさん入ってます。
皆さんの予想を募集中!

カーネーション 第65回

2011-12-16 21:45:14 | カーネーション
泰蔵の出征と善作の病気のこと、どちらも辛い話です。それでも、ラストは糸子と八重子の笑顔で終わったところが、良かったです。
泰蔵は無事に帰ってきて欲しいし、善作の病気は治って欲しいです。

泰蔵が出征する日。善作は泰蔵の出征を見送りに行くのに、リヤカーに乗らず歩いて行きます。
勘助のときは、戦争へ行く意味がわからず、みんなでバンザイ。玉枝と平吉だけが暗かったですね。
泰蔵の息子たちが、大きくなっています。時間の流れを感じます。
「安岡泰蔵君、バンザイ。」と言った善作は倒れてしまいます。
影で見送る奈津。(奈津と八重子さん、よけい辛いんはどっちやろな。まあどっちもやろな。)

木之元におんぶされて帰ってくる善作。「そやから言うたのに。」と大きな声をだす千代。
(やけどのときより今日の方が悪うなった気がしました。)「お母ちゃん泣かんといてよ、縁起でもない。」と大きな声をだす糸子。
善作は、疥癬という病気で心斎橋の皮膚科通い。
「自分からできること、どんどんせんかいな。」と大きな声で妹たちを怒る糸子。
今回は珍しく大きな声をだす千代や、2度も大きな声をだす糸子と、家族のいらだちが際立っています。
(看病、子供、家事、商売、どれもこれもこの先どないしたもんか。)

《今回のウレシー》
八重子が、かつての雑誌の切り抜きをもってきて訪ねてくれたこと。

(人は、こんな洋服を着れてたころが確かにあった。今では、もうよその国の話のようでした。)

カーネーション 第64回

2011-12-15 21:52:07 | カーネーション
ウルウルの回でした
八重子は、ええ人です。オハラ洋装店を訪ねるのにどんなに勇気がいったことでしょう。それだけでもウルウルものなのに、泰蔵の出征の見送りにきて欲しいと糸子に伝えるなんて。こんな優しさに糸子は救われて、自分の気持ちを正直に吐露できたのですよね。今回のラストは、名場面の一つになると思います。

昭和18年(1943)3月。
善作の病院通いは、商店街の人たちが持ち回りで手伝ってくれました。病院では、本当のことではなく、近所でたき火をしていたおばあさんが火の中にこけたのを助けたということに。

勝からハガキ。昌子に「子供らに読んじゃって。」

《今回のオモロー》
「先生が読んだら、声によけいな恨みがこもってしまうよな。」という昌子。昌子も、良いキャラになってきました。

勝のハガキを読んでもらっているときの優子と直子の表情が、またいい。

モンペ教室は繁盛。ちゃっかり入り込んでいる中村美津子さんではなくてヤス子。
八重子がモンペ教室にやってきます。
八重子が残り、昌子が気をきかせて、糸子と二人にしてくれます。
「今日はおおきに。」「こっちこそおおきに。」「泰蔵さんがあさって出征することになりました。一緒に見送ちゃってもらえませんでしょうか。」「ええの、勘助にあんなひどいことしてしもうたのに。八重子さんにあんなひどいこと言ってしもうたのに。」「糸ちゃん、ごめんな。」「なんで八重子さんがあやまるん。ごめんな八重子さん。」「おおきにな。糸ちゃん、あさって来てな。きっと来てな。よろしくお願いします。」
これでも二人の会話を端折りましたけど、どれも良い台詞で聞き入ってしまいました。