【愛間亭】(アイカンテイ)上野公園内
≪昭和3年(1928)、当時の上野町長であった田中善助は、
数寄屋造りの愛閑亭を建てました。
建物は、切妻造りの瓦葺で、畳の部屋三室があり、
天井は竿縁(サオブチ)天井の野根板(ノネイタ)※の重ね張り。
西側と北側の建具は、ふつう障子が貼られるところにガラスが入っており、
雨戸の無い部屋の防護と外の景色が見えるようになっています。
外側に、濡れ縁があり、縁側の柱は池の上に立っている。
張り出した庇は銅板葺き。(写真右側あたり)
玄関右横の腰張り部分には、田中善助の事業製品のテラコッタが使われている。≫
「テラコッタ」
※野根板(ノネイタ)―高知県東部の野根山産の木材を薄くはいだ長い板。
茶室などの天井板とする。
※資料/田中善助翁と「新しい時代の公」。(大超寺に眠る偉人達より)
幼い頃、家族に連れて行ってもらった記憶があるにはあるのですが、
当時からあまり変わっていない気がします。
何せ子どもの思い出、薄れゆくもの哉。
愛間亭の前で珍しい植物を見かけました、
google lensによると「イヌビワ」とのこと。
さて、ここから南へ下ると母校が二つ。(西小学校&上野高校)
「上野高校明治校舎」の修理修復耐震工事も終わったようなので、正門へ回ってみます。
以下の写真は、別の日(12/25)のものですが、
在校当時の思い出は、そのままだろうかと…
綺麗に蘇った「明治校舎」です。
離れ離れの同窓生たちに見てもらいたい思いに駆られます。
今日は、歴史に囲まれた気分だなぁと…
ではまた。
追記(2022/12/30)
三之町筋のテラコッタ装飾のある風景
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