「俳聖殿」、この日だけは拝観可…

2024-10-13 00:33:57 | つれづれ思うまま
芭蕉さんがお亡くなりになった旧暦10月12日。(新暦では11月24日になりますが)
時雨の時期であることから「時雨忌」とも言われております。
昭和22年(1947)からこの日に「俳聖殿」で芭蕉祭が開かれています。
俳聖殿はちなみに昭和17年に、川崎克氏が私財を投じて建設し、
平成22年(2010)には国指定重要文化財となっており、伊賀市民の宝物でございます。

さて、その俳聖殿の中に入ることが出来、中に収められている川崎克氏自ら焼かれた
伊賀焼の芭蕉さん坐像にお目に掛かれるのは「芭蕉祭」の日のみです。

昨年は残念ながら時すでに遅しで見ること叶わず、
今年こそ!と、式典中は所用があり出席できず、その後伺って参りました。
(出席されたblog友達のdawnさんから特選者のご挨拶を昨日のコメントにいただいております、ぜひ)

  

八角厨子の中の「伊賀焼の芭蕉坐像」でございます。
 
献花、献茶、献菓、そして献詠俳句も供えられております…

気になる聖殿の中を見上げます、
マジマジと見てました。
  「心柱」注目ですね…

  
過去の献詠俳句の特選者のみなさまの俳句がこうやって保管されています。
圧巻の屋根裏、中心に心柱、上方で傘状の梁に支えられる小屋組で、
振動を吸収する耐震構造になっており、法隆寺の夢殿を参考に…とのこと。

芭蕉翁記念館前の広場では
 
こちらは植物の芭蕉、生け花でございます。
木ではなく草の類になるそうな。
これもなかなか見るチャンスは少ないと思いますが、芭蕉さんへの想いを馳せます。

バショウ(ばしょう/芭蕉)のこと。

俳聖殿への入口には

俳聖殿は、
 ですよ。


芭蕉祭式典のころ、お城公園では「ニュートロ芭蕉祭」

各地からゆるキャラが集まって、にぎやかに過ごしていたようです。

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