「歴史ある祇園祭とともに息づく平田宿」、冊子で見つけて、平田宿にて後編。

2023-08-02 00:12:06 | 祭り
確かに、それを実感してきたわけです。
この歳で(誕生日を迎えれば古稀!?)、初めての「祇園祭」でした。
いつもこの時期には都会から戻ってくるそうで、
曳き手に参加するのは(同級生では)もう限界で、娘に頼んでるとか…
一番暑い時期の祭りですもの、ほんと大変だと思います。
準備や稽古の段階で酷暑を感じ、祭り当日の宵宮は深夜3時。
明けて翌日午後3時出立なんて、実際立ち会わせていただき目が眩んできましたもの💦
そんな酷にみえる祭りですが、みんなイキイキとしており、
子どもたちももちろん元気、超高齢者も通り(旧伊賀街道)まで出てきては、
花飾り(祇園花)や「金色の神輿のくねり」に拍手喝采、
「だんじりの囃子の音色」に涼しさを感じているようにみえました。


さて、この祭りに伺う前に古い冊子を見つけました。
なんと2004年のいわゆる〇4(マルヨン)事業(平成16年度)と言われた「芭蕉生誕360周年事業」の折のものです。
「伊賀びとのおもい実現委員会」が立ち上がっていて、
各種イベントや冊子編集、芭蕉関連事業や広報活動等々していた記憶があります。
その『伊賀の街道にまつわるお宝風景』から


最近大山田方面へはよく行くので、おおかたが見慣れた風景ですが、
それでも知らないところはまだまだ、ここで「煉瓦造りの建物」が気になり、
今も残っているのかしらん?と聞きました。
知人と一緒に探検に出かけた次第(笑)。

行列の最後を見送って、
植木神社での最後の〆の見せ場には行かず(ゴメン、来年こそ行きますから)、
「平田宿」ぶらぶら散策。

今だからこそ、昔の看板出ています!みたいな風景…
「車や」さん、


「せんこ屋」さん、


「鳳僊堂」さん、表具屋さん現役
   

昔の絵が残っていたとか…
「わたや」さん、旅人宿と


ミニひまわり、街道に咲く


電気屋さん横の路地道を入ると、なんと!
 
見つけました、残ってました!!
あの冊子に載っていた「煉瓦建物」、元「伊山(イザン)銀行本店跡」です。
いやぁ、歩いてみるもんですね、友は持つべきナンチャッテ、うれしいですね。
関西鉄道の鉄道遺産群を見てから「煉瓦の造形物」に惹かれるんんですよね、
残してくれてありがとう!

そこの奥へ進むと「明昌寺」と「百日紅」、
今年「百日紅」になかなか会えなかったのですが、ここで会えた
同級生曰く「子どものころはもっと小さかったような」
そりゃそうよ、ワタシタチ成長してるからね、と大笑いです。
 

その横辺りかな、屋根がずいぶん立派なこと、
ここにも「百日紅」、やっぱり真夏の花なんですね。


※参考「平田宿説明版」再掲。
 

こんなところを歩いてました、祭りの後の散策、楽しかったよ。
そして〆にはやっぱりコレ

つばや菓子舗さんの「背黒餅」(せえくろもち)。
帰宅して感謝しつつ、美味しくよばれました、とさ。


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