「後発白内障」でした、白内障術後確率20%、選ばれし。

2023-09-12 15:15:22 | つれづれ思うまま
最近、といってもいつの頃からかわからないのですが、
車を運転していても、新聞やスマホを見ていても、
テレビやパソコンを見ても、なんだかなぁ見にくいなぁ と。
老齢化による単なる視力の低下かと、眼鏡屋さんへいくことにしました。

このままでは「免許の更新」(更新は2027年だけど)に不安を感じたし、
会議の折のプロジェクター投影の文字が読めないし、
手持ちの資料も(いっそのことなら)眼鏡を取った方が読みやすいかも…
なんて具合で、何をどう見てもツライ!と訴えました。
遠くが見えて、手元も見え、目の前の人の顔をちゃんと見たい」。
「おまけに花の写真をアップで撮りたい」、なんて欲深なことか💦

視力検査をし、レンズを合わせてもらい、眼鏡を作り直してもらい、
一旦家に帰ってしばし過ごしてみたが、より不安を感じる始末。
ごめんやけど、眼鏡屋さんを変えて再度視力検査に挑戦。
同じような検査をするも「眼鏡だけではこれ以上視力が出ませんね …」
ハッと驚く私に、やさしく「一度眼科へ行かれた方がいいですよ
「眼鏡の調整よりも視力の出ない何らかの原因があるのでは?」とのこと。
ご親切に紹介状まで書いていただき(眼鏡屋さんと眼科は持ちつ持たれつではあるとは思いますが)、
眼鏡を売ればいい、という姿勢ではないこのアドバイスは大いなる励ましとなったことは事実。

「眼鏡」に見え方のすべてを賭けるのではなく、自分の「眼」そのものを見直した方がよいと。
ワタシは、眼鏡は必須だとしても、まだもう少し明快にモノを見たいし、運転もしたい、
パソコンもスマホも眺めていたいと思ったので、
数日後(所用が立て込んでいたので遅れた)、とある眼科へ。
初診でもWeb予約ができるので大変有難かったです。

9/8、金曜日、初診。
*左目、2019年11月に白内障手術済であること。
*眼鏡をかけてもかなり見づらい状況等々を説明。

眼科特有のもろもろの検査の末、
左目は「後発白内障」である、と。
*右目も白内障ではないが水晶体裏の方に薄い影がある。
 これが視力低下の原因かもしれない…

もう一度、9/11の月曜日に来てください、そこで治療方針を決めましょうと。

9/11、月曜日、2回目の受診。「にんまるバス/外回り循環東コース」で。
再検査と診察の結果「左目/後発白内障LAGレーザー嚢切開術」を受けることに。
瞳孔を開く散瞳剤を受けて、看護師さんから諸説明を受け、同意書にサインし、

先生によるレーザー照射を待つその間に調べました。

後発白内障』って
≪白内障の手術後、数ヶ月から数年が経過すると、
後嚢(眼内レンズが入っている袋の後ろ側の部分)が混濁してくることがあります。
後嚢の混濁により光が目の奥に届きにくくなります。
これを後発白内障といいます。
後発白内障は白内障術後5年で約20%の人に生じるとされており
ぶどう膜炎や強度近視、糖尿病などの基礎疾患を持つ方は発生頻度が増加します。
後発白内障により、視力低下、霧視(かすんで見える)、羞明(まぶしく見える)といった症状を自覚します。≫

先生から説明も受けましたが、聞くだけではなかなか理解が追い付かないので、
じっくり読むことで納得がいきました、まさにワタシはこれなのね!
但し、ワタシの場合、眼内レンズは事情により表面への縫い付け型です。

説明書と同意書から
「(前略) 放置すれば徐々に視力障害が進行します。
現在あなたの眼には後発白内障が認められ、手術療法を選択できる状態であると考えます。
他に有効な治療法はありません。
YAGレーザー嚢切開術を行っても、
眼や脳などに他の異常がある場合には視力の改善は得られ ないこともあり、
ひきつづきその病気に対する治療が必要な場合もあります。
後発白内障によっ て眼の奥の詳しい状態がわかりづらいことも多く、
手術後に異常が見つかることもあります。
<手術の説明>
濁った糞に YAGレーザーで穴を開け、 再び眼の奥に光が入るようにします。
通常入院は必要なく、外来で可能です。」

痛みも何もなく、粛々と行われた「レーザー治療」。
しばらく目の中に浮遊物らしきものが見えますが、さして気にならず。
この日(昨日)はめちゃくちゃお天気が悪く、太陽も見えなくてそれが却って幸いで、
日常生活を送っている間に、左目にスッキリ感!
モノってこんなにクッキリ見えるのか!?
もちろん視力が良くなったというのではないのですが、
「霞やくもりなく明瞭に見える」という、まるで別世界を見ているような感覚です。

9/12、火曜日、3回目受診。自家用車で行く。
先生への第一声報告「世の中こんなに綺麗に見えるとはおもいませんでしたっ」と。
先生笑ってらっしゃいましたけど「良かったですね、予後も大丈夫ですよ。」
「あとは右目、11月に手術しましょう」と。

人間、見えにくいと諦めてはいけない、
高齢化をそのまま仕方がないと受け入れるのではなく、
少しでもより良い方向へ進みたいと願うことは大事なことだと、悟りました。

なので、万が一「どうせこんなもんだろう、年も取ってきたことだし…」とあきらめる前に、
やるべきことはあるのではないかなと、何かのヒントになればと思い記録しておくことに。
今の気分は爽快、この景色のように爽やか(笑)。



もひとつ別の初体験記「にんまるバスで『外回り循環東コース』乗ってみた。
散瞳剤を点眼するので自家用車では来ないようにと注意を受けていたので、
「しらさぎバス運行表」を調べたら、なかなかナイスな時間に運行があることがわかり、
『向島町バス停』9:48に乗れば、アピタ着10:02。
治療時間と買い物含め帰りもバッチリ、
『アピタ』12:32発、ハイトピア伊賀着12:41。
合計乗車時間約23分、運賃1回200円×2乗車分。
凄く効率良く「にんまる」を利用できてラッキーでした。
走るにんまるを見て、中からはどんな風に見えるのだろう?って…

まさに見てきましたよ、
   
窓の近くだったのでドットのような〇がいっぱいですが、
景色はちゃんと見えることがわかりました(笑)。
しかもICOCAカードも使えます

何年か先、免許証返納の折にはこのバスを利用させていただきます。
お買い物に利用の方は多かったです。

では、長くなりましたが、あっという間に「視界明瞭」の妙、
そして「にんまる初乗車」体験記でした。

ではまた



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2 コメント

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手術結果が (dawn)
2023-09-12 16:10:41
良好でよろしかったですね。景色がちゃんと見えるのは何よりです。
私も時折どちらかの目がくもるようなことがあるので、参考にさせていただきます。
kuro&hanaさんはもう目は万全とのことでしょうが、当面はお大事にしてください。
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dawnさま、目は大事です (kuro&hana)
2023-09-12 16:24:55
分かり切ったことですが、放っておいても良くはならないように思います。
若い時ならともかく、年とともにどこもかしこも階段を滑り落ちるように加速していきますねぇ💦

耳の次は目で、体は至る所ガチガチで(笑)、
右目は「日帰り手術」ですが、11月まで予約が取れないほどです。眼科は内科より多いかもしれませんが、予約の取れるところをおススメします。
検査に時間がかかります、目の霞みやぼやけは要注意なのでお早目の受診を・・・

ご心配かけました、dawnさんいつもコメントありがとうございます。
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