「伊賀上野語り部の会養成講座②」伊賀流忍者編

2023-01-22 00:15:30 | 「伊賀上野語り部の会」で勉強中
小雪ちらつく中、いつもの所からいつもの風景。
今日は北の山々さえ見えません…
この風景が見られること、その幸せも感じていただければ…
当たり前のようにある「お城」や「赤い屋根の駅舎」、そして伊賀鉄道の線路等々。
これらも先人たちのお陰でこの風景がある、と思うと、
感謝しつつ、伝えることは数限りなくあるような気がします。


2回目の「語り部養成講座」では、
『伊賀流忍者~その歴史と役割、現代に使える忍びの術~」と題して、
伊賀流忍者博物館学芸員の幸田知春さんの講演です。
 
座学ですが、興味深いお話だったので70分間はあっという間。
伊賀ってどんなとこ? 山に囲まれ、山麓は深い谷。
(プロジェクター画像ですが、ボヤっとしか見えない図(左)と、
あとで、忍者伝承館へ行った時に見つけた絵図(右))
 

②昔の都に近い(京都まで約70km、奈良まで約40km)=新しい情報を得やすい
③早くから民衆による自治組織がつくられる⇒伊賀惣国一揆等々

「忍者流忍者」の歴史は?
長くなりそうなのでリンク先などご参考に~~

「座学」終了後は実際に「伊賀流忍者博物館」へ移動。
  

見学の際の注意事項デス。

『ここから先は忍者屋敷、内部にかくされた「からくり」を探し出し体験してね。
忍者屋敷からくり体験の心得
一、からくりは危険な物である。必ず大人と体験すること。
二、決して乱暴に扱わないこと。
三、順番を守り、他の人と譲り合うこと。
四、からくりに触れる前に手を消毒すること。
五、屋敷で走ったり、刀を振り回さないこと。
六、混雑時は時間を守り、誘導に従うこと。
七、触ってはいけない物を触らないこと。
心得を守り忍者屋敷を楽しむべし。』

さて、実際に現場で説明を受け、先輩たちは静かに見守る。
時折、聞き逃している話に耳を傾けつつ…
裏庭の植物にも目をやりつつ、これは「アオキ」だそうな。
 

ここは「忍術体験館」、意外と知らない話が多いモノです、
学芸員幸田さんによる施設内説明。さすがとても勉強家でいらっしゃいます。
惹きこむお話と「語り部としてこういう話をされるといいですね」って、
ヒントまで頂けました。
 

最後に「忍者伝承館」、ここは藤堂藩永倉(元米蔵)を移築した建物。


外に出れば立派な「蔦紋」付きの門。
豊臣時代に焼失した伏見城の「門」だそうで、家康の命を受け我が高虎殿が修理修復し、
「桐紋」を「蔦紋」に変え、ここ伊賀の地に移設された「門」だとか。

どこにあるかぜひ見つけてくださいな。

この門のそばにもうひとつ、珍しいもの発見。

伊賀笹(イガザサ)」と言います。「クマザサ」ではないのです。
≪昭和6年に上野中学の黒川喬雄氏が発見。
 植物学者の牧野富太郎博士の鑑定で「新種と認定」される。
 葉の裏側がツルツルなのが特徴です。≫
見つけたら触ってみてください、ほんとにスベスベ、こんなお肌になりたい…
あちこち探してみると意外なところに生えていたりします、
上野公園のある丘陵地帯ってタカラモノがいっぱいかも。
※参考文献「伊賀の郷土史」より、黒川喬雄氏のこと掲載

そして「忍者博物館」の周りには「多羅葉(タラヨウ)」の木もいっぱいあります。
「国の史跡」なので植物など採ってはいけません!
但し、落ちているものはこれにあらず、ですが…
季節によってはなかなか葉は落ちてませんが、
時折落ちてることもあります、その時はチャンスです、運を祈ります。
またまた話が逸れてしまいましたが、
こうやって歩いているといろんなものが見えてくるもの、
教えてもらって初めての発見はとても大事だと思います。

では本日のお勉強会はここまで。
後半戦は「上野高校明治校舎耐震改修工事完了後の一般公開」へ。
コメント (7)
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三重県立上野高等学校「明治校舎」の耐震改修工事完成に伴う一般公開。

2023-01-19 14:31:35 | 上野高校明治校舎改修工事編
過去ログ(2022/12/30)、
「明治校舎」のことを書きました、一部再録させていただきます。

「上野高校明治校舎」の修理修復耐震工事も終わったようなので、正門へ回ってみます。
  

以下の写真は、別の日(12/25)のものですが、
在校当時の思い出は、そのままだろうかと…
 

 

綺麗に蘇った「明治校舎」です。
離れ離れの同窓生たちに見てもらいたい思いに駆られます。≫


さて、その「明治校舎」のことが三重県HPに掲載されています。
県立上野高等学校『明治校舎(旧三重県第三中学校校舎)』の
耐震改修工事完成に伴い記念式典および一般公開を行います
とのこと。

ついに出来上がりましたね、耐震工事中の見学にも行かせていただいたので、
ぜひ伺いたいところ、とても楽しみです。
その一般公開の部分のご案内です。

『県立上野高等学校「明治校舎(旧三重県第三中学校校舎)」の耐震改修工事が
 令和4年12月28日に完成しました。
 明治校舎は明治33(1900)年に建築された明治時代の学校建築様式を
 今に伝える重要な建物で、平成元(1989)年3月には、
 三重県指定有形文化財に指定されています。
 ついては、記念式典を行うとともに、広く県民の皆様に公開いたします。』

『一般公開について
(1)開催場所  県立上野高等学校明治校舎(伊賀市上野丸之内107)
(2)日  時  令和5年1月21日(土) 10時から16時まで
(3)参加方法  事前申込は不要です。(明治校舎内は、上記時間内で随時ご覧いただけます。)
         
なお、以下の時間帯で、工事概要や文化財的価値について
10分程度の説明会を開催します。
 第1回 10時から
 第2回 11時から
 第3回 13時から
 第4回 14時から
 第5回 15時から  いずれも約10分間
 ※説明会は明治校舎内のHAQUAホールで行います。
 ※説明会に参加を希望される方は、
  希望する時間帯の説明会が始まるまでにお集まりください。
 (参加希望者が多い場合、各時間帯の説明会後に、別途説明会を設けます。)
 ※上野高等学校に駐車することはできませんので、
  自家用車でお越しの際は、近隣の有料駐車場をご利用ください。
 ※今後の新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、
  中止させていただくことがあります。
 (中止する場合は1月20日(金)の17時までに上野高等学校HPに掲載します。)』

楽しみですね、ワタシもぜひ見学したいと思っています。
午前中の「語り部養成講座②」を終えたら行こうかな…と。

ではまた
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青空の「川上ダム」、放流に虹かかる…

2023-01-18 18:11:09 | ダム(おもに川上ダム)
朝から輝く日差しにハナアブの訪問を受け、
いい感じに「花とアブ」が撮れました、自己満足。
 
パンジーとビオラとハナアブちゃん。
googleさんには「フタホシヒラタアブ」と教えられましたけどどうでしょうか?

青い空を見ると、自己満足気分で出かけたくなって、
どうせ遅い朝食だったし、お昼は少々ずれても良い、
という自己判断で行っちゃいました。(訪問日:2023/1/17)

  
いつも通り「左岸天端の駐車場」へ

前日行った時は設置作業中だったので撮らなかった「〇〇装置」
さてなんだろう?

ダム湖側を覗くと「ボート」…
  
多分「湖上見回りのためのボート」かな、
湖面を見ていると、まだまだ貯まるんだろうなぁ…

晴天の日の「ダム湖の輝き」
 

堤頂部半ばまで進んで「天端橋梁プレート」、
ボルトがピッカピカ


  
相変わらず右に左に忙しい見学方式(落ち着きがない!と思う)
例のごとく、怖いもの見たさに下を覗く、
なんと小さいけど「虹!




令和5年1月18日(水)9:00時点(川上ダム公式HPより)
貯水位:266.75m  
貯水量:21,334 千m3  
貯水率:68.8%
総貯水容量:31,000千m3

あと11,000千m3弱まで迫りました…

ではまた
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川上ダム堤頂&天端広場一般開放、その3「右岸天端」へ

2023-01-17 11:33:23 | ダム(おもに川上ダム)
 再掲

さぁ、迫力の構図!かどうかは別にして、
実際にそこに立って覗くと、コワイです💦
「堤頂部」中央から「右岸天端」へ向かいます。
  

ここは「管理棟」のあるところ(普通はココから来る方が多いと思います)。
もちろん「駐車場」も完備。
 

「右岸天端広場」
 

芝生は全て養生中!
 

ここは、前深瀬川左岸下流側。
「下流側堤体」高さ84m。
 
「工事中」の同じ位置の写真

では「管理棟」のある広場の方へ、
ここからは、上流側の二つの川が合流した「ダム湖」で
⇒『あおやま川上湖』と命名されました。
水位計もあるし、「川上川」「前深瀬川」の上流への景色です。
  
「試験湛水前特別見学会」時の直上流ヤードからの写真①

  
川上ダム公式HP」より
令和5年1月16日(月)9:00時点
貯水位:266.68m  
貯水量:21,275 千m3  
貯水率:68.6%(毎日更新


「湛水前特別見学会」時の「堤体直上流ヤード」の写真②

戻ります…その前に振り返れば「元・観眺台」だった場所。
 
🚙を停めた「左岸天端広場」を後にして、
県道39号線(旧・県道青山美杉線)を前深瀬川の上流側へ進みます。

最後の工事をしていた1年間は、ほぼココから見ていたのです。
「堤体直上流ヤード」からの見学もしましたが、
今はもう水の中…
 

このまま進むと「猫また大橋」、
  

「前深瀬川」上流へ、
ひょっとしたら「親水公園」なり「広場」ができる予感がします。
  

このままこの道を進めば「種生・高尾」方面へ、
途中の橋を左折したら、「種生神社」や「博要地区」を抜け、
今度は「県道29号・松阪青山線」から、
再び「川上ダム右岸側」への回遊ルートです!
途中で出会ったこのコ、引き返してソッと近づき「よぉっ!」とご挨拶。
  

~~おしらせ~~
2023/1/18(水)は終日「堤頂部通行止め」だそうです。

ではまた
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川上ダム堤頂&天端広場一般開放、その2「左岸天端」辺り

2023-01-15 17:55:13 | ダム(おもに川上ダム)
「試験湛水」時の公募見学以来、ダムを間近には見られなかったのです。
どれ位貯まったかな?と見に行くのはいつもダムの対岸道路(県道39号青山美杉線)辺り。
※①川上ダム貯水池平面図(川上ダム公式HPより)

1/13から「一般開放」でいつでも見に行ける!ということなので、
「さぁ、(堂々と)どれくらい溜まったのかなぁ?」。
少しへそ曲がりなワタシは管理事務所のある「右岸」ではなく、
左岸天端広場』へ、県道39号線青山美杉線の途中から入ります。


まだまだ「芝生は養生中」なのでロープの中へは立ち入り禁止!
そんな諸注意さえ守ればバッチリ見学できます。
記念モニュメント(ダム建設に使用されたものなど)、
東屋、各種説明版など設置されています。
  

この「左岸天端」から堤頂部を少し歩いて「ダム湖」を見渡します。
 
googleさんが3枚の写真を組み合わせ「パノラマ」にしてくれました。
 (合成パノラマ写真)

「左岸天端」から「右岸」を見る図、
堤頂の長さ約334m
右へ左へとゆっくり見て渡っても10分少々。


「左岸天端広場」の反対側⇒前深瀬川(ダムを挟んで)になり、
その川は青山羽根辺りで「木津川」の流れになります。



思い起こせば、昨年の秋、
この長い階段降りて「左岸下流広場」まで行きました、
復路の上り階段291段はとてもしんどかったことを思い出す💦
 

思い出の「階段踏破認定書デス(笑)。

※②「2022/11/14 試験湛水前特別見学会時の案内図」再掲。


※③「試験湛水前特別見学会」時の工事中写真

いよいよ、ここから放流される日も来るんだろうなぁ…

覗いたものの、やっぱり足はすくみます 💦
「堤体」の高さ(堤高)約84m

真ん中辺りに近づいてきました、
もうすぐ「常用洪水吐き放流管部」と言われるところ。

ここで洪水調節が行われるのでしょう…

ではまた
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「伊賀上野語り部の会養成講座」スタートしました

2023-01-14 17:19:35 | 「伊賀上野語り部の会」で勉強中
まだ勉強中です、よろしくお願いします、とご挨拶したら、
「何言うてんの、一生勉強やで」と観光協会会長さんに励まされました…
違うなぁ、叱咤激励!かもしれない。

  
当日(2023/1/14)、来賓ご挨拶より
左・伊賀上野観光協会会長、右・伊賀市観光戦略課課長

気恥ずかしくて書けませんでしたが、
ボチボチに初心者マークを付けて初動するつもりで入会して以来、
早や1年経ってしまいました。
それでも次の方々が入会されるまでは「新人」なのです。
平均年齢もやや高くなってきたので、次世代なり同世代の方々に
引き継いでいきたいことはいっぱいあるわけです。
伊賀へ観光や修学旅行などで訪れた人に少しでもお役に立てれば嬉しいかな、
そんな気持ちからのスタートです、いかがでしょ?

コロナ禍もあって4年ぶりの開催だとか、
ワタシは「養成講座」を受けずに、知人推薦みたいな感じで
入会させていただきましたけど、勉強することは多いし、
知らないところへもたくさん行きました。
とっても勉強になってます、そんな新人たちの出番が今日だったわけです。


「養成講座の進め方」などの説明があって、
新人たちの新人たちによる「テーマ別講座」。
 
「伊賀上野城」斑の説明より、
「上野公園にお城は三つあったのです(3つ目は伊賀文化産業城)」
「この石垣は『算木積み』」・・・


全5回の養成講座中、4・5回目は「街中研修」となり、
伊賀上野城下町を東西のコースに分けて歩きます。

無事に第一日目を終わって会場(ハイトピア伊賀)を出たら、
5階のロビーからこの景色
ご褒美のような水墨画の世界…
 


赤い屋根の上野市駅(忍者市駅)は、
 ≪伊賀軌道の開業(大正6年・1917年)に伴い建設された三階建の駅舎。
 洋風の腰折屋根を十字方向に重ね(=マンサード屋根と言います)、
 二階に縦長窓を並べた特徴的な外観を持つ。
 外壁はモルタル塗で、腰を人造石洗出し仕上とした質実なつくり。
 市街地のランドマーク的存在として広く親しまれている。≫

東を見れば…
 
伊賀富士ともいわれる「南宮山(ナングウサン)」の頂上が見え隠れ、
見直せば隣の「岡山」と稜線が連なる姿、
後方には「霊山」、どれを見ても密かに歴史を抱えた姿です。

ほんと、伊賀はエエとこ(笑)。
無事に1回目終了、ワタシは知人と「忍者編」担当でした。
写真は撮れなかったです(笑)、ちょっと肩の荷が下りた…

ではまた
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川上ダム「あおやま川上湖」へ、堤頂見学OKなり、その1

2023-01-13 22:40:26 | ダム(おもに川上ダム)
1967年に予備調査が始まって半世紀以上経ち、
その間色々な経過をたどり、やっと運用されるとのこと。

話は少々ずれますが、
昭和5年生まれの今は亡き父が、現役の頃(かれこれ数十年前)「水資源公団」とやらに
出向していたこともあると聞き及んでいたので、
何かしら川上ダムの工事には「縁」を感じていました。
なので、特別な思いで工事中見学や湛水開始前の見学会など勇んで行ったものです。
カテゴリー「ダム(おもに川上ダムのこと)

昭和の時代後半(戦後というべきか)、高度成長期に道路や橋梁、ダムなど
どんどん勢いよく作られていた時代の「土木事務所系」の人たちは忙しかったはず。
ハハに聞けば「用地買収」に駆けずり回っていた時代もあったとか。
土木系のみなさんのおかげで便利に🚙であちこち出かけることができ、
有難いなぁ…と感謝していたものです。
ただそれらの道路に橋梁など、半世紀も経つとそこここで改修され、橋の架け替えも行われており、
風景がどんどん変わっていくのを感じる今日この頃です。

・・・・・・・・・・・・・・・

【川上ダム公式HP】では
1月12日(木)より堤頂及び左右岸天端広場を開放します!と。

また、新聞記事では、ダムの供用開始前に「堤頂を歩ける」、
天端広場(駐車場含む)が開放」され、「右岸に遊歩道」ができた、とのこと。
リンク写真は「記念公園」、まだ準備中かな)

 2023/1/13中日記事より

また情報Youでは、
川上ダム堤体一般開放

ダム湖名は『あおやま川上湖』

新しいダム湖の名前が決まったのは昨年(2022/12/6)のこと。
(私的入院中に付き気が付かなかった💦 追っかけ人間としては不覚であった )
また、「川上ダム内部施設見学会」も申込できず残念ですが、
一般開放されるということは、いつでも行けるということ、
とても嬉しい。

もう、ウズウズしてました(笑)。
午前中の所用を済ませて、昼食後いざ出発!

取り急ぎ「左岸天端(テンバ)広場」から『あおやま川上湖』の様子です…


ではまた、続きます。
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かわいい蕾、黄色やら紅色やら…

2023-01-12 14:33:31 | 上野森林公園
  
ここ(池の堰堤)で2、3個の花を見つけました。
ソシンロウバイ(素心蝋梅)
待ってたんですよ、真冬に咲く黄色い花。
蝋梅(ロウバイ)」は内側の花被片が濃い紫色に
「素心蝋梅(ソシンロウバイ)」は花被片全体が黄色くなる、とのこと。
仲良く二つずつ並んで付くことが多く、ややうつむき加減に花は開くのです。
あっちの方からこっちの方から撮ってみるのだけど、、、ムリでした
もう少し花が咲き揃うまで待つことにします。
きっといい香りがそこここから匂ってくると思います。

ポツっと色のついた蕾がよく見えたんですよ、
ここではこんな紅色のコ。

「風のとりで」の「紅梅」、毎年一番に紅い蕾がつきます、
と思って見ていたら、あわてんぼうな子が二つ三つ花開いてます。

別の「東屋」の傍でも膨らみ出しました…

もひとつ、赤い蕾たち
 
アカバナアセビ」(ツツジ科)かな、これも待ち遠しいです。


ツツジ科が出たところで、春になれば「ツツジ」も咲き出しますが、今はまだ冬芽。
この「モチツツジ」は、
 
秋の葉っぱが紅葉してまだ残ってます。
アップで見ると長短の毛だらけ、暖かそうに見えるのはワタシだけ?
ここまでは 1/9 撮影。

場所と日を変えて、久々の「くれは水辺公園」。( 1/12 撮影)
「ひぞっこ」の裏辺りから1㌔ほど川沿いに両岸を往復できますし、
芭蕉さんの句碑もたくさんあります。
「青空と紅梅」、数輪咲き出していたのでやっぱりウキウキしてました。
 

水辺なのでこんな子が枯草の中、何を見つめる?…
 

気持ちのいい青空でした。
週末がイマイチの天気らしいので、今のウチ!の散策でした。

ではまた
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退院一か月後検診、 名張市立病院へ

2023-01-11 00:29:23 | つれづれ思うまま

駐車場から見えたこの杉の木っぽいのは、
入院中ずっと見ていたもの。地上で見るとまた違って見えるものです。

 

 
一週間ずっと点滴生活で、退屈しのぎに窓から見える風景を撮っては知人に送ってました、
朝陽から夕陽までずっと見えるんだよ…って伝えたら、
沈む夕陽の絵を描いて送ってくれたのです、嬉しかったなぁ
話し相手というか言葉を送ったり、景色を見てもらったりして、
大人しくしてなきゃだめよ!と、ずっと励まされてた気がします。


2022-12-07 18:43:38に、
(この日のコメント欄に自分で投稿するという変な事態でしたが…
顛末としては、以下のようなこと出来事が起こっていたわけです。)

『私的なご報告になります。
昨日の夕刻、体に不調が表れたため、しばし入院となりました。
元気なつもりでも何が起こるかわからないものです。
諸検査の結果、導き出された答えが聞いてビックリの「たこつぼ型心筋症」ですと。
先生の話もさることながら、ネットで調べれば
*日本人に多く、しかも閉経後の女性
*平均年齢 68.5歳
*ストレス性であることが多い  等など

そんなわけで、「血液をサラサラにする治療をしばらく続けます」とのことで、
点滴付き安静加療に入りました。
退院はおそらく週明けの予定…』

『所要で出掛けたまま、突然の出来事で、
その足でかかりつけ医へ行き、先生の判断により🚑で救急当番病院(=名張市立病院)へ。
やはり、普段から診ていただいている先生の診立ては正しく、
極度のストレスに意外と弱いことも見抜かれており、
ここらで休みなさいという合図だと思いなさい、とのこと。

主婦をしていると案外詳しい健康診断など受けてなくて、
せいぜい市の無料の健診くらいでした。
やはり、年齢と共に自分の体を知ることの大切さを実感しているところ…』

少し話を遡って、思い出せる範囲の経過です。
出先で、突然何とも言えない胸の苦しみ、脂汗がずっと続く不安、
このまま家には帰れないなと判断、直にかかりつけ医に行った自分、
先生はいい判断でしたと言ってくれましたが、もう必死だった気がする。

X線やら心電図でハッキリと不調が出てた(らしい)ので、
研修医時代に心臓ばかり診ていたという先生の判断は、
「即、救急車を呼びます」ということでした。
この症状は「心カテーテル検査をして、造影剤を入れた検査をしないと正しい判断はできない」
「それで何もなければ1泊2日で帰れますから…」とのこと。
もしもの時は?
「予後が良ければ1週間くらい」と。
家に帰って入院準備とかは?
「ダメです、夕方のこの時間帯は、普通に🚙で行っていては
時間がかかりすぎます。救急車で行くのがベストです!」
電話をかけてもらったら、大山田から来てくれるとのこと。

たまたまその日の救急担当病院が「名張市立病院」。
「ここの病院は『循環器内科』が充実しています、安心して行ってください」とも言われました。
「実は『たこつぼ型心筋症』というのがあるんですが、(心電図の)波形がそれに似ています。
きちんとカテーテル検査しないとこれは判断できません
万が一、血の塊が脳に飛んだり、血管が塞がれると一大事では済みませんからね!」
脅しじゃないのはわかっているんですが、ワタシは腹をくくるしかない。

もうこれは先生の判断を信じ、救急車初体験をするしかない!と「まな板の上のコイ」状態です。
しばらくして救急車到着、隊員の方はとてもやさしく「今ここを走ってます、
もうすぐ着きます、気分は悪くないですか?」等々細やかな措置と言葉かけをしてくれます、
(お兄さんたちカッコいいなぁと、ワタシの心の声です。)

約35分くらいだったか、病院に到着。
病院には先生から事細かな連絡がいっており、あらましの話をして、
「危険な状態かどうかの検査をします」
要するに、循環器科担当医の説明では…(難しいのでネットで調べた)
 ≪心臓の血管(冠動脈)が急に閉塞する急性心筋梗塞に似た症状であるため、
 可能性のある複数の病気を比較し、合理的に特定することが必要になります。
 心筋梗塞と同じような心電図変化がみられ、心臓のポンプの働きも部分的に悪くなります。
 冠動脈の血流に問題ないことを確認することで、心筋梗塞ではなく、
 『たこつぼ型心筋症と診断できる。≫ということらしいです。

また、
 ≪収縮期の心臓の動きが局所的に悪くなり、その形態が「たこつぼ」に似ていることから
 「たこつぼ型心筋症」と名付けられています。
 心臓の収縮機能が低下するため、心不全を発症することもありますが、
 多くは時間経過とともに回復し、正常化します。≫

その判断のためには、
 ≪心電図や心エコーだけでは区別できないため、
 心臓カテーテル検査(左心室造影検査も含め)にて
 冠動脈の血流に問題がないことを確認して
 初めて『たこつぼ型心筋症』と診断できる≫とのこと。

結局1泊2日ではなく、しっかりと判断が下されたので、
「血液をサラサラにする点滴安静治療を1週間して、慎重に様子をみましょう」と。


退院1か月後の検診では、先に「心エコーと心電図」検査を受け、
順調な待ち時間で9時半過ぎには診察室へ。


先生に頼んで撮らせてもらった
(左)1/10(右)12/7(入院2日目)のエコー写真。


びっくりするほど「たこつぼ」に似てます。
まぁるくなってる部分はあまり動いていない?
 ≪本来左心室は円錐型をしていますが、
 たこつぼ型心筋症では先端の心尖部(しんせんぶ)が動かなくなり、
 逆に手前の心基部(しんきぶ)が過剰に収縮し、心尖部が膨らんだように見えて、
 収縮時にその名の通り左心室は“たこ漁”で使用される“たこつぼ”の様な形になります。≫

なるほどねぇ、こういうことだったのですね。
自分の心臓の図、初めて見ました(笑)。

同年代の女性(=発症率平均年齢が68.5歳)に多く、
なんらかのストレスを抱えていたり、ショックなことを経験したり、
女性ホルモンの減少であったり、要因は人によっていろいろ。
なので、自分は絶対大丈夫!なんてことはないので(現にワタシがそうであるように)、
何かおかしいなと感じたりした時は、悩まずお医者様に行ってください。
ということを伝えたかったので、長くなってしまいました。

減塩に少々気を付ける習慣もつき、禁酒も続いております。
担当医からは「二人に一人とは言わないけれど、3割~4割くらいの人に
再発の可能性はありますから、ほどほどの生活がいいですね」と。
一番難しい生活様式ですね

ではまた
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「風景写会~感性の赴くままに~」by 赤井家住宅、8日から

2023-01-08 13:53:11 | つれづれ思うまま
 

上野忍町の「赤井家住宅」で開催。
本日2023/1/8(sun)~1/22(sun)までです。
  
城下町の南北の通り=「中之立町通り」に面したところ。

先ず、赤井家住宅の簡単なご紹介から
『江戸末期に建てられた木造平屋建ての長屋門と土塀で囲われた武家屋敷です。
 塀を含め2010年に国の登録有形文化財になっています。』
エピソードはコチラ⇒「赤井秀和~戦国武将・ 赤井悪右衛門の謎 大阪・西成の心~
(
NHKファミリーヒストリーにて放送済み)

ワタシの日々のお散歩コースなので、
「風景写会」には平日に伺うことにして、
今日はこの住宅のお庭など…
 

奥へ(駐車場側)
 

窓が、ステントガラス風だし、ゆらゆらガラス※を使ったりで素敵!
どこの窓か探してみてくださいね…

※「ユラユラ(してるように見える)ガラス」。(上野高校耐震工事潜入ルポより)
 校舎が建てられた明治後期はガラスの加工技術もそれほど進んでおらず、
 バチっと平面だったわけではなく、何となくユラユラ揺れて見えるガラスも残っている」。

この「写会」は、
知人の親友の方たちのご出展なのでとても楽しみにしています、
よろしかったら城下町を散策しながら来て、見てくださいね。
写真家の写真を撮るなんてそんなおこがましいことできませんので、
家の周りを撮ってました(笑)。
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